わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

(記事はリンクフリー)

世界平和の祈り ②

2021-11-07 07:40:28 | 癒し
      (前日からの続き)
日本というのは特に宗教の国ですけどね、
霊(ひ)の本(もと)という位で。

本にも書きましたけど、要するに、霊的に指導者の
立場にならないといけないのが日本人だけれども、
それは気負いたってなるんじゃないんです。
いつの間にか染みわたるように、本心の流れが皆の
中に染みわたるようにね、そういう風に導いていく。

そういう役割を日本人がもってる訳です。
日本人がもってるの。
だから、その流れに逆らった時にはね、つまり、
強制したりするようになった時には、せっかく
このものすごい光明真言である祈りが、
その大光明が発揮できなくなっちゃう。

こっちの光の流れは止まらないんですよ。
全然遮(さえぎ)られないけれども、それを
受ける人の想いに何かわくが出来て、そうして、
受け入れられないという拒否の想いがきた時には、
その光がすっと降りていけなくなるんですね。

だから、その人の立場、年齢、経験、その人の家の
宗教、何をその人が信じてきたか、信じて
こなかったか、そういうものまでずっと心を配って、
その上で伝えていくということがないとですねえ。

私なんか、まず話を聞きますよ。
もちろん祈りが一番大事だけれども、祈りを
しましょうかとか言うより前にね、祈り心
でもって、その人の悩み苦しみというものを
ずっと聞いていくんです。

すると、聞いてもらうと、人間というのはねえ、
静か心というものが生まれて来て、そうして、
ああ良かったなあ、聞いてもらえて
落ち着いたなあという気持ちになって
くるんです。
そういうやさしさといいますかねえ、労わりが
ないと、宗教というものはね、じわじわ
染み込んでいかないんですよ。
             (つづく)