花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

自然のまま

2021年02月05日 09時30分16秒 | 日記
今朝は冷たくて霜柱で土が固いのです
それなのに花は春を感知するのでしょう
少しずつ芽を出してきています



チューリップの可愛い芽です



センダイハギの芽はまるで真横に芽を出しているのです
やがて真っ直ぐに伸びて可愛く膨らんだ花を咲かせます



にょきにょきと芽を出しています 何でしょう



先日友人からの電話で前歯を抜かれて義歯になったけど
慣れなくて食事の度に義歯を外しているそうで
私には体験がなくて感じも掴めないけれど
どちらにしても口のなかに大きな異物ですもの

ふと思い出したのです 
むかし野上弥生子著の随筆“一隅の記”の一部に
歯がぐらついてきたので大学病院の歯科に受診されたところ
“歯を一本ずつ抜いて義歯にしましょう”といわれたので
“このままにしておくとどうなりますか”と野上弥生子氏が尋ねられると
歯科医師は“やがて木の葉が散るように一本ずつ抜けていくでしょう”と
そこで野上弥生子氏はそれならこのままにしましょう
といった風な記述があったのです(原文の通りではなく)

友人も食事の度に嘆くよりも自然のままのほうがよかったのかしら
自然のままがよかったと思うことこれまでにも
いろいろあった気がするのです