花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

しょうがない命なんてない

2018年05月23日 10時51分32秒 | 日記
遠方に住む知人の女性が言ったのです
「わたし 生きていてもしょうがない」
電話で聞いた声が耳に残っています
随分以前にご主人を亡くされ昨年には一人娘さんと死別されて
どんなにか辛い日々だったことでしょう
「生きていてしょうがない命なんてない」と私は必死で言ったけど
もし逆に立場が変わって私だったらどう生きて行くだろう
重い課題だと考えてしまいます 私にも辛いことです
抱えきれない苦悩に出会ったときその人にとって心の安らぎと
なれるものは何なのか共に考えたいと思いますのに

今朝は小雨 どんよりと重い空
こんな日には一層彼女はたまらない気持で過ごしているでしょうに
せめて爽やかな心地よい五月の風が彼女の住む空に
吹いてくれればいいものを

外出用の可愛い袋ものを買って来たけど気持ちを明るくできる
対策にはなんら役立たないかも
無力にも手紙も書けないでいます




風鈴草だってやがて咲きます