VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

芝浦アイランドの高級賃貸

2007年02月26日 | 住宅業界
分譲マンションのケープタワーが先行していた芝浦アイランドに、賃貸マンション『Air Tower』が完成、この3月島のグランド・オープンも控えプレス内覧会があった。
JR田町から歩8分。左がAirTower、右が分譲マンションのグローブタワー。
[Air Tower]総871戸  37.15㎡~225.03㎡(賃料13.5万~160万円、管理費込み)

 
欧米の邸宅マンションのようなエントランスが賃貸棟の共有施設というスゴイ設え。独立した棟で中のエスカレーターでTowerにつながっている。
今日のガイドは“ピンクパンサー”と案内があり、“Pink Intelligence”テーマカラーのピンクで外観照明も統一。
  
Pink Pantherと2Shotでご機嫌のVivien研究員。呼び鈴にも・・・マカロンにも・・・
後で振舞われたチョコケーキもPinkPantherだ!

本題の住居棟に入る前にワクワクしてしまったが、次々と驚きのあるイベントである。
まず、“貸しワインセラー”に案内され(小型7500円/月)そこで利きワイン。10万円のワインを3つの中からあてる。
当てた人の中から抽選でボトルをプレゼント!私は当てたが抽選にハズレた。

やっと住戸内に・・・いきなり48階ペントハウス(3LDK・120万円/月)へ!エレベーターで耳がおかしくなる。
 
東京タワーを見下ろす夜景、キッチンには米VIKING社のレンジやドイツAEG社のオーブンなどの輸入設備。
そしてこのリビングに設置された舞台で、アルゼンチンタンゴShowを見せてくれた!(天井高は4m)
迫力!住宅業界こんなプレスレビューは珍しい・・・・

次に見た住戸は40階の3LDK・85万円/月のミドル仕様。
 
こちらのリビングからはレインボーブリッジが眼下に。バスにはガラスドア、ミーレ社の洗濯乾燥機。

更に下へ降りて、25階我々サイズの住戸に到着。ワンルーム(40㎡弱・15-17万円/月)だが都会的なデザインで気に入った!
  
ガラス張りのバスルームで空間に広がりを出したり、木製のスクリーンで緩やかに仕切ったり・・・バスは狭いが夜景も眺められる。

ちなみに、最高家賃の160万円/月のお部屋は外資系企業が借りたという事。
そしてAirTowerのキッチンレンジはガス。金持ちの外人にはガスの方が支持されるからだろうか?
またPet連れ専用エントランスやエレベータにPet同乗サインがあったり、ソフトサービスも工夫されていて心が動く。

現在客付け40%ほど埋まっているようで、やはり安い住戸は早かったようだ。
プロジェクトマネージャーという位置づけで三井不動産ケン・コーポレーション新日鉄都市開発オリックス・リアルエステート4社のJVでこのAirTower事業は運営されている「Air Tower」。土地は東京都の70年定借。

芝浦アイランド全体では約4000戸の住宅が生まれ、商業施設(大丸ピーコックなど)も続々オープンするようで、
遊歩道や桟橋も完成すれば、意外と憩いのある生活シーンがイメージできた。
(というのも以前ケープタワー界隈を通った時「ここには住みたくないなぁ」と思った)
それほど今日のレビューが巧かったという事かもしれない・・・