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171205 九博、環境部会館外研修その2、武雄物産館から筑紫野の福岡共同公文書館へ!

2017年12月05日 | ボランティア

 昼食会場の武雄温泉物産館へのバス移動の途中、車中から武雄図書館、歴史資料館の外観をみて、12時前、武雄温泉物産館に到着。

 2Fの食事会場へ移動、着席。他の団体さん3~4か所、広い食堂。メニューは豆乳豆腐や釜飯など。談笑しながらの食事、その後は物産館での買い物。しょうがのお菓子や茎わかめ、シイタケの煮物などわが妻への安上がりのお土産。レジのおばさんに「旦那さん、一桁うえのお土産はこちらにありますよ」と言われてしまう。今までお土産を買って妻に喜ばれたという経験が少ないし、あまり買い物が上手とは言えないのでほどほどにしておく。

 13時10分、筑紫野にむけ出発。武雄北方ICに入って筑紫野ICへ。途中金立SAでトイレ休憩。

代表のUさんの提案で座席の席替え。往路とは違うメンバーと談笑、情報交換しながら15時前、筑紫野市の福岡共同公文書館に到着。とりあえず記念撮影、午前中欠席だったTさんも合流。ここでの集合写真は35名、ばっちりでした。

 

 筑紫野市図書館や生涯学習センターなどはよくでかけるが市警察に隣接する公文書館は敷居が高いというか普段から意識外の存在だった。

 今、国会でモリカケ問題で与野党の大論戦中だが、9億円の国有土地がどういうプロセスで8億円も値引きして1億円の払い下げ価格になってしまったのか。本来このプロセスがきっちり残ってないとダメ。いかなる論拠で誰が起案して誰が承認したかの行政のプロセスが公文書として残され、国民にも開示され、会計検査院の年度検査にも提供されなければならない。そんな重要な公文書が財務省の一担当レベルで廃棄されるなど考えられない暴挙で首相夫妻の関与が疑わても仕方がない。

 2Fの大会議室で副館長から公文書とはどういうものか、公文書館とは、開館して5年になる福岡共同公文書館がどんな経緯でどんな目的をもって作られたのかなどをパワーポイントの資料をつかって説明いただく。

 公文書には保管期限が決まっているが保存期間満了の公文書を評価選別基準に従って重要とされるものをこちらの共同公文書館で預かり永久保存するとのこと。1964年のオリンピック東京大会関連の公文書など、まさか半世紀後に2回目の東京オリンピックが開かれるなど行政担当者は思ってもみなかったらしい。とくにこちらでは昭和30年以前の公文書などを特に重要視して永久保存しているとのこと。

 開館5周年を記念して特別展「公文書で巡る鉄道の旅」が1月28日まで開催されている。明治から昭和初期の公文書や写真パネルでいかに鉄道網がひかれていったか興味深く展示されている。琴奨菊出身の柳川は昔はサンズイの河だったようだ。

 全体説明のあとバックヤードを案内いただく。3Fの建物中で書架延長は26Km、収蔵能力は約80万冊、30年分とか、すごいですね。歴史公文書などの有害生物対策は業者に委託して化学的な燻蒸(酸化エチレン)をしているとのこと。九博はIPM思想でやっているがここでは陣容的にも難しいようだ。

 17時、アンケートに記入して17時20分、朝出発したところで解散。今回は展示解説、英語案内、中国語案内、イベント、フィールド、サポート、教育普及など他の部会10名の参加を得て、充実した館外研修でありました。


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