日本一周軽キャン車旅31日目、北海道にはいって13日、5月19日。雪は降っていないが寒い。知床峠凍結前に羅臼からやってきたという男性と話す。濃霧でこわごわここまで来れた、観光船に乗りたいと天候回復を待っているという。待つかあきらめて方向転換するか?今回想するに1日はここで滞在して様子を見るべきだったかもしれないね。
モーニングコーヒーを終えて7時半、知床五湖に向かう。道路サイドにエゾシカの姿がちらほら。知床自然センターにむかう。両サイドに雪が残っており雪解け水が道路に流れ出している。「ヒグマがいます、あなたは大丈夫ですか」というでかい看板がたっている。センターにはいる、結構観光客がきている。ヒグマの糞なども展示され注意をうながしている。係員に知床峠の通行止め解除見通しを聞く。あと4~5日で解除されればいいほうでしょうという。雪が凍って解けないという。知床の四季という映画をみる。やはり世界自然遺産にしていされるだけの秘境だね。
知床五湖にむかう。駐車場まできたがスタッフ数人が雪を除いている。まだ五湖にはいけませんという。羅臼岳の上空にめずらしい雲がでていた。刻々と空の様子もかわってゆく。かえりキタキツネに遭遇、観光客が車をとめていた。あのように餌をやるから動物が人間に近づいてくるのにね。知床半島の雪の景観をカメラにおさめながら戻る。途中荒れるウトロ沖にたわむれるカモメの群れ飛ぶのを撮影。
斜里にもどり、そこからR244で半島を横断して根室に向かうことにする。オシンコシンの滝に今一度たちより撮影、斜里のセブンイレブンで弁当、昼食、ブログを投稿、セブンはありがたい。13時、山間部の国道244号線、両サイドに1Mちかい雪の壁ができている。ひとり、窓をあけて走っていると空気と光と風と車が一体化、宙に浮いているような感覚になる。一直線の道路の先が蜃気楼のように青や赤みがかっている
斜里岳をバックに苗が植えられた広大な畑、緑の縞模様がきれい。根室への44号線にでる。ここから2時間、羅臼にむかうか、このまま根室にむかうか、ナビは道の駅スワン44ねむろに設定してある。羅臼の気象状況はあまりかわらないだろうと思い、そのまま根室にむかう。知床旅情への郷愁はあったけどね。2時前、渚100選に選ばれている野付半島にむけ左折。猛禽類もみれるらしい。鳥名が?だが鷲の仲間らしきのを撮影。3時前、北方領土返還要求の町おだいとうの道の駅に着く。
迫力のある青銅像がたっていた。展望台から国後島などみえる。4時半スワン44根室につく。レストランなし。スタッフが教えてくれたレストラン「レイクサンセット」にいく。根室名物の「エスカロップ」をオーダー。6時過ぎ、風連湖に夕日がおちてくる。そこにスワンが1羽やってきた。ラッキー。シルエットにして湖の夕景をワンショット。今日は230キロ走りました。温泉はありません。明日は釧路湿原から阿寒に入る予定です。
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