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S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

150318 免許更新にさきがけ教習所で高齢者講習受講、夜間視力の低下認識

2015年03月18日 | アフターセブンティ

 5月の免許更新にさきがけ公安委員会からDSで高齢者講習を受講するよう案内がきて、3か月前に現役時代、縁があったN自動車教習所に申込み、本日実施の運びとなった。動体視力のチェックや運転適性チェックの診断機器が高価だったり研修担当者の人員の加減でN社も午前午後各回6名づつ、1日12名がリミットらしい。ということで今申し込んでも3か月先の講習。だから半年前の案内にすぐ申込みされたしとあった背景はそういうことだ。

講習は3時間。合否を判定する講習ではない。高年者への啓もう教育ということ。自分は運転がうまいと思っている高齢者でも運転能力の低下はひたひたと進行している。それをきずかせる役割だ。

 最初の30分はテキストやビデオでの座学。福岡での交通事故死者はH26年147人、25年比2名増、日本でワースト8位、全国死者は4113人(260人減)。福岡の死者の55%は65歳以上、またその半分は歩行中の事故死らしい。横断歩道などで私自身が加害者になるかもしれないし被害者になるかもしれないということだ。要するに不注意と操作不適が原因。

座学のあとは二組に分かれて一組は動体視力、夜間視力、視野の検査、あと一組は運転手シュミレーション機械による運転適正検査、運転反応の速さ、性格さ、ムラを診断するもの。動体視力は年相応だったがまぶしい光の中での視力はやや劣る、視力回復時間は61秒でふつう。若者は10秒で戻るらしい。視野検査は172度で年の割には良い結果。要するに夜はできるだけ運転はせずに、安全速度を守れということ。

アクセルやブレーキ操作の運転適性は正確さ、はやさ、ムラなどで5段階で4評価。しかし交差点では左折、右折ともに安全を十分確認して運転せよとの診断。右折時、ライトで先に行けの合図をだしてくれても、バイクがすり抜けてこないか、横断歩道に人がいないかをチェック、要するに急がず確認して右折せよということ。もちろん左折時のミラー死角部分のバイクや自転車に要注意ということだ。

最後の1時間は教習所内のコースを実地運転、教官が運転危険度をチェックする。乗った3人の受講生の共通点は交差点での一時停止不足。まず停止してから安全確認をして左折。確認しながら突っ込んでしまうと出会いがしらの事故につながりやすいということ。

17時、高齢者講習終了証明書を受領、これをもって更新にでかければ免許交付所での講習は不要、時短につながるというわけ。まあ5800円の出費を強いられたが仕方ないね。帰り、キタムラで写真展の全紙作品を受け取って18時前帰宅。今日の夕食はオムライスとタコの煮付けたもの。結構でした。


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