ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

200105 太宰府天満宮初詣と正月の宴。癌と戦いながら魂の映像を残す保山耕一さんに感銘!

2020年01月04日 | アフターセブンティ

今、筑紫野の九州最古の仏跡、椿崋山武蔵寺での初写経から帰ってきました。本殿での澄み切った空気の中での写経浄行会は気持ちよく、鐘や木魚宇の響きは昨夜のアルコールの残りもかき消してくれる。昨夜はブログを書くつもりが酔いがのこり書けず今に持ちこした次第。

 正月は天満宮への道路は大渋滞する。毎年のこと。わかっておりながら家を出たのは8時半。すっと行きそうだと思っていたのもつかの間、パーキング少し手前の交差点で渋滞、やれやれ。少し先に右手に抜け道があり、よくよく標識を読むと9時まで進入可とある。妻が先に見つけた。うまい具合に駐車場も2台ほど空きがあった。ラッキー。人でいっぱいの参道をさけて光明禅寺側から大鳥居、太鼓橋をわたり本堂へ。

長蛇の列。横サイドから早々と参詣をすます。飛梅をまだ咲いていない。

  

破魔矢やお守りをゲットして、裏手にある道真公の墓所にお参り。おみくじを引く。「吉」。毎年恒例の500円くじ。これも吉で商品は欲しかった日めくりカレンダー。

参道にでて梅が枝餅を買う。外人客の増大に対応して商店街の店構えもだいぶ変わった。うえは和傘の店の店頭演出。帰りの道はすいすい。天満宮への道の渋滞は何kmへも伸びている。10時前帰宅。妻は昼からやってくる子供たちを迎える宴の準備。

 私はチェックしていたNHK、Eテレの心の時代の再放送を1時から視聴。フェイスブックで友達になっている癌闘病中の映像作家、保山耕一さんが出演している「古都奈良の風景に命の輝きを映す」という番組。保山さんは現役時代、情熱大陸などをてがけた花形影像作家だったのが平成25年に末期の直腸がん、余命2か月を宣告され絶望のどん底に突き落とされた。全摘手術はしたものの抗がん剤治療がつづく、壮絶な闘病生活。そんな中で生きる喜びをいかに見出し、世の中の人々から心待ちされる映像をSNSに公開し続けている実像をあきらかにするドキュメンタリー番組。大変感銘しました。

   

フェイスブックではあるがままを保山さんは公開しているが直腸のない生活ってどんなものか、1週間の便秘か、ノンコントロールの失禁地獄か。尋常でない状況下で日が昇る前に起床して、空をみて今日は奈良のどこに行くかを決めて、電車、バス、徒歩などで現場に行く。

   

人がきずかない奈良の素晴らしい365日の風景を、神が与えてくれたと思うしかない絶妙の色や空気感の空や花や水の景色を撮る、いや撮らさせていただくという気持ちで撮っているという。それが余命2か月と言われながらも5~6年も生かされている根本だと。一度、春日大社に行ってみたい気分にさせられますね。ユーチューブで見れますが「奈良、時の雫」を見てください。

おおいなる撮影のヒントを頂き、感動に浸っていた時、

 

 ワイワイガヤガヤ、元気な子供たちの声がして4日、はじめてにぎやかな正月の宴をさせていただいたという次第。まあ世の中いろいろ、人生いろいろではあります。元気な孫たちの将来、何が待ちうけているかわかりませんし。その親たちの明日もどう展開してゆくか、わかりませんからね。酒を飲めるのが娘の婿と私だけ。ついつい差しす差されつで仕事の話にもなってゆく。男40代、ゴールデンエイジだが職場では大変な時期でもある。子育てや食事の世話で大変な妻たちがどれほど男の世界を理解しうるか、まあこんなことも永遠の課題ではあるのですがね

 

夕闇迫る中、娘の運転で子供たちは帰っていきました・・令和2年が動き始めます!!!


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