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S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

160702 「日経OFF」の哲学特集!上機嫌療法、荘子療法!!再認識しました。

2016年07月02日 | アフターセブンティ

 昨日のボーリング、2週間ぶりにやったせいか3G目の終わりに腰の違和感、また来たかなと思ってベルトをぎゅっと締めなおして4G目をなげた。医者がボーリングをやるのはいいがコルセットをしてやったほうがいいとだいぶ前に言っていた。しばしOKだったので油断があったのかもしれない。帰宅してシャワーをあびて、夕食をすませて、ドクターからもらっていた湿布薬をはって寝た。翌朝、まあ腰をまげて顔もあらえるし湿布薬が効いたのかもね。朝食のあと念のため整形外科にいきリハビリ。時間待ちのあいだ日経OFFがおいてあったので読む。いつも待ち時間はこれ。哲学特集3回目。あらためて目を通す。「上機嫌療法」という文字に目が行く。

 以前にも紹介したことがあるアランの幸福論からの抜粋。いつも上機嫌で気分よく生きていたければ温泉にいくのもいいが金も時間も必要。この療法なら金も時間も遠くへも行く必要がない。要するに不快なこと、イラッとすること、罵倒したいとおもうことなどに遭遇するたびに無理やり上機嫌にふるまうこと。これをくりかえしているといつしか自然に上機嫌でいられるようになるし周りを明るくもでき皆から慕われる。

 そとにでかけてこんなことがあったよと妻に何気なく不満げにしゃべってはいけない。単なる体験事例と思ってはダメ。すべてがマイナスにはたらいてしまうというわけ。正義感ぶってあれこれ言ってもダメというわけ。元コンサルとしてはこれをやりがちだね。小さな不満やイライラを吐き出すことは愚痴を言ってるのとまったく同じこと。うれしかったことを口に出し満足をはっきり表すことが家庭を世の中を温めるというわけ。

 そして荘子さんのおっしゃていること。「不測にたちて 無有に遊ぶ」 これはまさに未来を憂えない生活の指針。先々のことをあれこれ思い悩んだり、たてた計画に現実を近づけようと腐心したりするのではなく現実をうけいれ、今を楽しめばいいじゃないかという荘子の教えを最もよくあらわした言葉。何を気楽なことを言ってるのかと叱られそうだが今、目の前にあることを楽しむ精神だね。いらだつということは要するに自分の思うようにいかないことへの感情、だから期待しないことが気楽に生きられるキモということ。たまには哲学もいいもんだ!

 

 


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