今年最後の九博でのグループ活動が終了。6日の日曜日、朝8時45分出発、17時半帰宅、少々疲れましたが、楽しいワークショップでした。講師はアート作家、榊涼夏先生、高校の美術教師でもある。九博の杜の樹木の葉や枝を利用してのレリーフづくり。レリーフとは平面上に形を盛り上げるようにして肉付けする彫刻の一種、美術の技法。今回はアルミ箔をつかってメタリックに草木を表現しようとするもの。
午前、午後の20名定員、2部制。キャンセルがでたので私も参加させてもらった。先生はまだ28歳の若さだが各種美術展入賞の実力派。参加者の親子ずれに親しみやすく、わかりやすく指導をいただいた。私など硬い頭でできあ上がりのイメージがつかめてなかったのでいまいちのできだった。
しかし、子供たちの理解力、感性はすごいね。なんとなく絵の具をぬっているようだがなかなかの出来上がりを見せてくれたのには驚いた。
手順は東屋そばの植物集め、形の面白そうなのを集め、配置しながら構図を決める。決まったら剥離紙をはがしてパネルに植物を張ってゆく。つぎにアルミ箔をはりつけて、葉の形状が出るように指でこすりつけてゆき、次に絵の具をローラーやスポンジでトントンと軽くたたくようにのせてゆく。どう色を重ねてゆくがキモになりそう。後でわかりました。その後ドライヤーで乾燥させ、スポンジ軽く水を含ませて植物の形を出したところをくるくるこすり上げてゆき完成というわけ。
われわれ準備するボランティアは7名、足元の汚れ防止の養生シート張りや絵具その他の準備で大変だったが熱心にとりくんでくれた参加者がありがとうといいつつ笑顔で帰ってくれて、楽しい時間でした。テーブルやいすの搬出搬入など、博物館の来館者がいない状態での作業故、時間がかかり、夕方には少々ばてました。
通常のボランティア活動とこれらワークショップ、九博での活動は残すところ4~5か月、寂しくなりますね。
それに追い打ちをかけるように今日、レンタル農園にでかけると、ハウス内の掲示板に張り紙。小耳には挟んではいたが平成19年から耕作放棄地再生活動用ということでやってこられたレンタル農園が地主さんとの関係などで今期限りで閉園になるのが決まったらしい。
さてさて「今日行くところ」が一挙に来春なくなる、どうしましょうかね?諸行無常といいますが同じことが、同じ状況がずっと続くことはないという真理・・・・・・・・・・