時節ははや3月、冬の間に蓄えていら命の息吹が外へ現れ始める頃とある。
(もみじの枝に雨滴が白い花のようできれいだ)
一雨ごとに春らしくなってゆく。
裏のサンシュの樹が黄色い小さな花を枝にいっぱいつけはじめきれいだ。
マクロレンズをひっぱりだし黄色い可憐な花に迫る。こんな花をめでている時は心がやわらぐが常時、心静かとはいかない。
眼にゴミが入った時は顔をゆがめて、むやみと騒ぐのではなくじっとしていれば涙がでてきてごみを洗い出してくれるとか聞いたことがある。白内障などで視界がぼやけるだけならいいのだが、眼がころころしたり、おもかったりでつい表情がしかめっ面になる。そんな顔をみたくないと妻が言う。このうっとおしい気分を誰もわかることはできないとつい妻に当たってしまう。
先日、県市民税の申告用紙をもらいに市庁舎まででかけたら窓口の若い男性が早口で何を言ってるのかよくわからない。私も現役時代、早口で「先生、もっとゆっくり話してください」と苦言をろうされたことがる。
その若い男性に「私も早口だったがあなたももう少しゆっくり噛んで含めるように話すようにしないとこれから年寄りも増える時代に市民から苦言をていされるかもしれないよ」と言わずもがなのことを言ってしまう。コンサルタントの職業病みたいなもので問題を発見するとついつい指摘したくなってしまう。まわりからみるとあの人は文句ばかり言ってるねと思われるようになるのかもしれない。
まあ目の奥でどんなことが起こっていようとじっと唇の両端をあげて泰然としている努力をする必要がありそう。「腹がたったらいったん唾をのみこんで一呼吸おくこと」などとパワハラ防止法の本などに紹介されていたが、まあそんな感じですかね。あおり運転をやらかす人間の心理は馬鹿にされたと思って制御がきかなくなるのだろう。
県市民税の申告に出かけた時、なんと苦言を呈したあの若い青年が私の申告受付窓口。やあ先日は失礼しましたとあいさつを交わし申告書のチェック開始。しかし、あいかわらず早口で途中、何を言わんとしているのか?で、ついこちらも声を荒げそうになったがぐっとおさえる場面があった。いやはや困ったもんです。今回は医療費が増えたが保険から入院保障があったりで控除申請をしなかった。還付はないと思っていたが源泉徴収オーバーで1万円ほど還付されることに。
年金収入だけの人は医療費控除などしなければ県市民税の申告はしなくてもよいとガイドには書いてあったが生命保険や地震保険など控除申請しなければそれだけ税金が高くなってしまうのでやったほうがいいことはいい。とにかく申請書作成努力のみかえりで孫たちと回転寿司で腹いっぱい食べれる資金が捻出できた。
まあ、いずれにしても周囲から愛されるかわいい年寄りを目指しますかね、ご同輩!!
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