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S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

191128 吉永小百合、「最高の人生の見つけ方」鑑賞、よかった!かえり二日市神社イチョウ、武蔵寺紅葉!

2019年11月28日 | アフターセブンティ

 今年2回目の劇場映画、イオン筑紫野。数年前、息子の優績者家族招待でアメリカ西海岸に出かけた時、機内で行き帰り2回観た映画が原作ジャスティンザッカムの「最高の人生の見つけ方」、世界的にヒットした映画らしい。ジャックニコルソンが大富豪の経営者、黒人俳優モーガンフリーマンが自動車整備工、ともに余命宣告を受けた同じ病室の二人。残る人生をやりたいことをやって過ごそうと世界をまわるがそれぞれ家庭の問題をかかえ結局、人生の幸せとは何かを考えさせる映画。さて日本版は吉永小百合、同世代。S20年3月生まれ。私は5月。サユリストというわけでもないが共感を覚える女優。

 その日本版、リメイク映画が吉永小百合が専業主婦、天海祐希がセレブの女性経営者、脚本家が女性の生き方にリメイクして犬童監督がメガフォンをとった。昨日パソコンでチェックしてみるとなんと今日が最終放映日。パソコンでチケット購入して9時前出かける。9時15分開場、なんと私一人。貸し切りかなと思っていたら映画が始まった時には7人の観客だった。10月初めに劇場公開され順調な観客動員とかでていたが、締めてどうだったんだろうね。

 家事、育児は何もしないしょぼい男に40年もつきあってきた専業主婦。ひきこもりのゲームおたくの息子、娘は仕事一途で家庭をかえりみない。70歳になって癌宣告をうけ、いったい私の人生なんだったのかと疑問? 不動産ディベロッパーで大成功、女性ホテル王と言われて資産数十億のセレブ女性、癌が末期、余命宣告、不倫している女をつれて見舞いに来る若い夫。小さい頃、母に死に別れ、父親は借金まみれ家庭放棄。そんな女たちの役を吉永小百合と天海祐希が演じ、社長秘書役でムロツヨシ、主婦の夫役で前川清、娘役で満島ひかりが脇を占めている。

 病院で重病の12歳の女の子と出会い、死ぬまでやりたいことをつづったノートを手に入れる。一時帰宅した主婦が私は何をしたかったのか、したいのか考えるが出てこない。女の子が残したノートに書いてあったことをやろうと思い立ち、セレブ経営者もそれに同調。

 場面は一転、ロスアンゼルスでのスカイダイビング、エジプト砂漠ツアー、日本にもどってモモクロのライブにいって舞台で踊り歌う。京都に出かけ巨大パフェをたべ女学生が喜ぶ姿に喜びを覚える。そのあと主婦は経営者を老人ホームにはいっている毛嫌いしていた父親とあわせる。旅先でたおれた主婦に夫がかけつけ、妻の癌をしる。最後の旅ということで長崎にでかけ、女の子の夢にあったウエディングドレスをきて教会にいく。そこで娘たちが演出した再出発のセレモニー。夫が妻にあやまり一緒にいてほしいと懇願。家庭に戻り、引きこもりの息子に後の事を頼み息子もわかってくれる。息子に懇願する時、ドアをたたく吉永小百合の小指が震えていた。母親の心情への没入演技。

 女性経営者は会社に戻り、夫と離縁、副社長を解任し、M&Aで会社を売る。その後がんで死去、遺言を残し、200億円の使途を主婦にゆだねる。経営者の最後の手紙に「あなたとの出会いが私に人生の喜び、何が大事かを教えてくれた」。要するに人生をには出会いが大事でそれを日々誠実に育ててゆくことが重要というメッセージ。

 200億円は宇宙開発に投資され、12歳の子供の最後の夢、宇宙旅行をしたいにチェックマークをいれて映画はエンド。というのがおおまかなストーリーですがね。まとめるのがしんどくなってきたのでこれくらいに。まあまあ、おもしろかったですよ。モモクロのライブに出てみたい気分。

吉永小百合についてエグゼブティブプロデューサー談話。何とも言えずチャーミングで、演技への取り組みはシャープで、廻りには誠実で親切。誰も持ちえないすばらしさをすべて持っている稀有の大女優であると・・・

帰途、二日市神社のイチョウと武蔵寺の紅葉を撮って帰宅しました。半年ぶりの映画鑑賞、結構でした・・・


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