24節気では「清明」せいめい。すべてのものが清らかで生き生きとする頃。沖縄では立派な墓の前でシーミー祭りが行われ一族郎党が集まって先祖供養をする。去年の11月冬眠にはいったわが家のペット、クサガメのカメコちゃんが冬眠から無事目覚めました。
2004年8月、私が59歳、前職の大阪本社勤務時、息子が神戸で製薬会社のMRをしていた。アウディを購入した息子に驚いたものだがその夏、車で四国、四万十川経由で福岡に帰った。その時、息子が購入していた5センチほどのクサガメを四万十川の清流で泳がし、翌日福岡につき、自宅周辺の龍岩青少年の家そばの宝満川で泳がせた。カメコちゃんと命名したそのクサガメが生後ほぼ20年、しっかり冬眠のリズムを体得して無事、お目覚めになった。
思わず「よく頑張ったね」と声をかけてしまったが変温動物で外気温がさがってくると細胞活動が減衰し食事なしで、えら呼吸から皮膚呼吸に転換して4か月余り冬眠する。自然の脅威ですね。すばらしい。
春爛漫、百花繚乱の庭の空気を感じ取り、目覚めるのだろう!!!
今日、私の所属する写真クラブ、4月度の例会があった。なんとなく平均80歳の面々が生き生きしている感じ。市の広報誌、見開きA4一面にわがクラブが紹介され、面々の集合写真がのっている。やはり人間と言うのはなんやかや言いながら己の存在価値を認めてもらいたいというのが本質だろう。現役時代は部長や常務といわれちやほやされていたのがリタイヤすればただの人。女房子供からも尊敬されず、座っている場所もない。冷暖房節約で図書館にいりびたったり、イオンあたりの店内ベンチでボケーッとすわっているような中高年をよくみかける。
写真クラブもマンネリ気味で60代の意欲行動力はない。そんなところに市政50周年フォトコンテストで入賞者を多数だして市の広報課から注目され、インタビューをうけ、それが記事になった。6~7万世帯に月一配布される広報誌に掲載されたというわけ。世間も3年のマスク生活からとりあえず解放され、桜のしたで酒を飲めるようになった。
マスクなしでWBCに熱狂し、今日もトラウト、大谷のトラウタニホーマーがでた、育成上がりのソフトバンク千賀投手がニューヨークメッツに移籍、驚異のフォークボールで初勝利を挙げた。アメリカンドリームですね。ウクライナのことは口ではどうでもいえるが結局こういうことなのかもしれないですね。SNSで言いたいことを言い合い、共感しあう。人間はどうも一人でいるのが怖いようだ、どこかで皆とつながっていたい。ということではないでしょうか・・・・・
なにはともあれ元気になることはいいことだ。下をむかず、前をむいて、あまり人とは比較せず、やっていきましょう!!!!