ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

151120 宝満山に浮雲飛行船!瀬戸内寂聴さんの「死に支度」読了

2015年11月20日 | 趣味と交遊

 整形外科でのリハビリマッサージの帰り、久しぶりにボーリング場にたちよる。いつものメンバーが元気にボールを投げていた。いつ再開できるか定かではないが少々時間はかかりそう。帰宅途中、飛行船のような面白い雲が宝満山の横に浮いていたので道路わきに車をとめ、積んであったFZ200で撮影。

4~5分で形はくづれていった。おもしろいものだね自然は・・・

先日、図書館からかりてきた瀬戸内寂聴さんの「死に支度」を読み終えた。同世代の友人がなくなったりすると「死」というのが身近な感覚の言葉になってくる。

 1922年生まれだからもう93歳になられる。88歳で圧迫骨折で長期入院、めっきり体力が落ちたとのことだが東日本大震災やその後の都知事選での細川候補の応援演説、平和憲法への思い入れなど思うだけでなく行動であらわすパワーはまさに怪物。すごい。文筆力も衰えを知らない感じだ。この本は文芸雑誌「群像」に1年連載されたのがハードカバーの小説になったものだ

 京都嵐山の寂庵を舞台に秘書兼お手伝いさんの女性スタッフたちとのやり取りを軸におもしろおかしく展開されるが、いつ死んでも良いように身辺の整理や墓をつくったり遺言を書いたりなど世間一般でいわれる死に支度など心優しき怪物、寂聴さんにはどうも関係なさそうだ。人間、おもうままに自由に生き抜くのが一番幸せだよと言ってるようだ。まあ無様な往生際の悪い死に方はしたくはないができるだけスマートにスウーット逝けるようやはり身辺整理はしておいたほうがよいだろうね。22日、日曜日夜9時、NHKスペシャルで寂聴さんを追っかけた500日ドキュメントが放映されるとか。みてみるかね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする