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VOICE [ヴォイス] -命なき者の声- レビュー #001

2009-01-16 | 国内ドラマ
VOICE [ヴォイス] -命なき者の声-

#001『失われた命を救う医学

この国では死因の分からないまま 葬られる人々がまだたくさんいる

日本における変死体の数は,毎年およそ15万人

犯罪性が疑われるものは 大学の法医学教室へと運ばれる

そこには 残された遺体から声を聞こうとする者たちがいる


人は死んだらおしまいだ.僕らはそう思っていた.
医学とは消えゆく命を救うため,死を少しでも先延ばしにするために,存在するのだと.
そう思っていた

医大に入って4年目の冬,僕らは失われた命を救う医学と出会った.


ドクターヘリに続いて,フジテレビの仕掛ける新しい医療ドラマのテーマは「法医学」

法医学をテーマにしたドラマはこれまでにもありましたね.
科学捜査という点ではテレ朝の「科捜研の女」とか,フジで言えば「きらきらひかる」ですか.
どっちも好きなドラマです.

で,今回の舞台は大学の法医学研究室.
そこに配属された5人の学生を中心に法医学のあり方について切り込んでいくというのが今回のドラマですかね.

来ますねぇ,来ますよこれ.

コード・ブルーも楽しめましたが,VOICEも楽しめそうです.

では


司法解剖として研究室に届けられた遺体は,男性・市原,工事現場の脇で発見され,額に陥没骨折があることから犯人によって頭上から凶器(およそ30kg)を落とされ死亡した模様.
凶器は発見されておらず,また現場付近にそれらしき形跡は全く残っていない.

額の陥没骨折の他に,鼻骨、鎖骨、頚椎、尺骨にも骨折があり,発見された時には花壇に向かって祈るような格好をしていた.

また,被害者は過去に離婚しており,元妻との息子をベランダからの転落事故により亡くしている.

大己は現場に置かれた花束の中に,摘んできた花で作ったらしいものを見つける.
そこから被害者が飛び降り自殺を使用としていた小学生を助けようとして死亡したと推測する.

一方,司法解剖の結果,被害者の衣服と花壇に付着していた頭髪は被害者の者ではなく,小学生ぐらいの男児のものと判明する.


「え!?」という感じでした.

科学捜査から頭髪が小学生のものだと判明,付近の調査の結果自殺を図った少年がいる,それを助けた被害者は花壇に額を打って死亡した.

というストーリーなら「そうきたか,なるほど」な事件になりましたが,大己たちの真実へのアプローチはどうなのかと.
やっぱり,初回は「法医学に大切なのは,確かな技術と経験,真実を見抜く客観的な視点,そしてイマジネーション」だということが言いたかったんですかね.

最後はイマジネーション以外の何者でもなく,真実がハッキリしないまま被害者の別れた奥さんにそのことを伝えてしまうという.なんという

あと一つ,自分ああいう高さから飛び降りたこと無いので分からないですが,いや,バンジージャンプとか飛び込みとか,あの建物の屋上から花壇って結構離れているように見えますし,建物のだいたい3分の2の高さの工事現場の壁があったと思うんですが,小学生でもというより人間って飛び降りるときそんなに遠くに落ちるものなんですかね?遠くにジャンプしようとしてもそんなに遠くに落ちるのかな.

次回は感電死.
感電といえば「きらきらひかる」で酔っぱらったサラリーマンが地下鉄のホームで感電してそのまま線路に落っこちて死亡したって事件がありましたが,あれで初めて地下鉄にサードレールがあると知りました.

医大に入って4年目の冬,僕らは失われた命を救う医学と出会った.


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