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演劇集団キャラメルボックス 『嵐になるまで待って』 レビュー

2008-08-16 | 演劇集団キャラメルボックス
演劇集団キャラメルボックス
2008サマーツアー
『嵐になるまで待って』

原作:成井豊『あたしの嫌いな私の声』
脚本・演出:成井豊

STORY
声優志望のユーリは、テレビアニメのオーディションで見事、合格! その顔合わせで、作曲家の波多野、その姉の雪絵と出会う。波多野は、雪絵に乱暴をしようとした俳優・高杉に対し、「やめろ!」と叫ぶ。その時、ユーリの耳には、もう一つの声が聞こえた。「死んでしまえ!」という声が。翌日、高杉は行方不明になる。まさか、本当に死んでしまったのか……。その夜、波多野から電話がかかってくる。イルカのペンダントを拾ったので、取りに来てくれと。それは、元・家庭教師の幸吉にもらったものだった……。


8月12日の19時半の回です.

4回目の再演,今回はユーリに渡邊安理,波多野に細見大輔,雪絵に温井摩耶,ゲストでコーキチくんに土屋裕一(*pnish*),滝島に久松信美を加えての公演.

2002年再演版しか観てませんので(CBTV),そんな感じのレビューになります.

正直面白かった.
キャラメルのサスペンスとしてテレビで観ると,もう「終わった作品」として安心してみていました.が,生で観るとラストのアクションシーンはハラハラドキドキです.
あれメチャクチャ危ない.傘とがってる.刺さったら死ぬ.痛い.やめて欲しい.てなかんじになります.

波多野は岡田達也のほうが好きかな.キレた後はホントに怖かったです.
細見さんの波多野はあの状況を楽しんでいる(悪い意味で)みたいでした.
劇中曲はすべて波多野の作曲という設定はかっこいいですね.

ユーリは前の岡内さんより渡邊安理ですかね.
冒頭のオーディションシーンでセリフをかんだところは,こいつ緊張してるわ感が出てましたし,うれしいときにうれしそうで,悲しいときに悲しそうでした.
これってユーリの感想じゃなくて,渡邊さんの感想ですね.

西川さんの広瀬教授.
知っている側としては面白いですが,知らないとあのテンションは何だろうみたいにならないのかな.
考えてることも,やることも基本的には超まじめなんだけど,いつもは超ふざけてる.ああいう人がかっこいい.

石原さんの高杉.
こわいですねえ.何でしょうかあの冷酷なしゃべり方.ぞくぞくします.

幸吉くん.
オリンピック期間中なので日替わりでアドリブだとか.
電話しながらジャケット(かな?)を脱ぐシーンは誰かが後ろから引っ張っている演技だと思ってました.

温井さんの雪絵.
セリフが手話でもやっぱり,温井さんだなという芝居でした.


ソニー協力でそのまま映画化もされるみたいで,ちょっと楽しみです.

サンシャイン劇場も新しくなってシックな感じで良かったです.
ポニョ水族館は観てません.ポニョがいるの?

クリスマスツアーは新作,客演.
とりあえずまだ詳細は伏せておくべきなのかな?


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