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スターゲイト SG-1 レビュー S10#197

2008-11-03 | スターゲイト SG-1
SG1 S10#197『ペガサス合同作戦』The Pegasus Project

アトランティスに向かったSG-1。挨拶もそこそこに、ミッチェルとカーターはオデッセイにマッケイを乗せ、ブラックホールのある座標へと向かう。一方、ダニエルとヴァーラはマーリンの武器の手がかりを探し、アトランティスでデータベースの検索に取り掛かる。
(引用AXN)


待ちに待った本格クロスオーバー.

前回,ヴァゴンブレイにてモーガン・ル・フェイがマーリンの武器と関係している可能性を見つけたSG-1はアトランティス・データベースを調べるためにオデッセイでアトランティスに向かう.

いや,アトランティスってこんなにきれいだったっけ?と思うぐらい壮観でした.

今回のSG-1アトランティス出向の目的は大きく2つ.

・マーリンの武器を探すため,アトランティス・データベースでサハーラとカスティアーナの情報を手に入れる.

・天の川銀河からダイアルすることのできないスーパーゲイトをペガサス銀河からダイアルしてオーライの銀河侵入を食い止める.


・マーリンの武器
エンシェントのデータベースということで難航するかと思ったがあっさりと解決.
いとも簡単にサハーラ(Valos Cor)とカスティアーナ(Taoth Vaclarush)のアドレスを手に入れてしまいました.

が,ダニエルはホログラムの女性に疑問を抱く.
古代英語はランシャンがアトランティスを離れて8千年後に話されていた言語.それを翻訳できるデータベースには何か裏がある.

アトランティスを去ったランシャンの映像記録を確認するとマーリンの映像が現れる.マーリンの名前はモロク.アトランティスを去ったメンバーの1人だった.
聞くと,彼らがアトランティスを去った後に初めて足を踏み入れた人類(First human)はウィアーだという.
ダニエルは高みの存在はどうかと問い詰めると彼女は「答えを得ている」と言い残し消えてしまう.

データベースの電源使用量を調べると灯り以外はゼロ.
彼女がホログラムではないという証拠をつかんだ.
すると彼女は何が起こったのかを話し始めた.


ランシャンたちがアトランティスを去り地球に来たころ,地球は荒廃していた.
ランシャンとして地球に溶け込むか,新しい社会を立て直すかの選択をして,彼らは多くの世界に散っていった.
ランシャンの一部はいくつかの種族をつくり,一部は南極にゲイトを運び,隠居し,高みへ昇った.
モーガンとマーリンは後者を選んだ.

数千年後,オーライが脅威だと気づいたマーリンは実体化して対抗武器の開発を始める.アザーズはマーリンの意図を恐れ彼を止めた.
マーリンはキャメロットをつくり,アーサー王にその秘密を託した.


ダニエルは彼女に戦いに参加するように頼む.彼女がマーリンの武器について述べようとしたとき,アザーズによって引き戻されてしまう.


・スーパーゲイト
オーライの残したスーパーゲイトを調べたところ,天の川銀河からはダイアルできない仕組みになっているらしいことが判明する.
そこで過去の経験からブラックホールのエネルギーを利用してペガサス銀河から直接天の川銀河にダイアル.それを核弾頭による衝撃でスーパーゲイトにジャンプさせるという作戦を実行することに.

二回の実験は失敗.
ちょうどその頃,スーパーゲイト付近で待機していたティルクの乗る貨物船にオーライ船艦が近づく.
さらにブラックホール近くのオデッセイにもハイブシップが接近する.

ハイブを沈めるためにブラックホールによるスイングバイでハイブをブラックホールに近づかせ,核を転送するという作戦に.
ハイブに核を転送したタイミングが抜群だったためか,ゲイトを通じてエネルギーがスーパーゲイトにジャンプ.オーライ艦もろとも沈めることに成功する.


わくわくしました.
よくよく考えるとブラックホールが見えている時点でかなりやばいところまで来ていると思うのですが,そこはあれですかね.アスガードテクノロジーなら通信の間延びと多少のシステム障害のみで対処できると言うことでしょうか.

アザーズはこの戦争に手を貸してくれない.
唯一の望みに見えたモーガンにはもう二度と会えないかもしれない.
どうなるオーライ戦争?

それより,ダニエル.高みの存在の内にかなりいろいろなことをやっていたのね.
アザーズにとってアトランティスという存在は周知の事実であり,いつか人類が足を踏み入れたときに警戒する対象となるわけですね.

ダニエルが初めて高みに昇ったのは4年前ですか.おそらくその一年でアトランティスに関する知識も得ていたのかもしれません.オーライという脅威が存在し,その武器をマーリンがつくったことも.

そうすると,彼らがダニエルを人間に戻した,それもオーマによって完全に記憶を消されずに戻ってきたわけですから,この戦争を解決させるためのある種の保険のようなものだったのかもしれません.

とすると,レプリケーター戦争によるダニエルの死はアヌビスの脅威という事実を合わせても想定外だったのかもしれませんね.

結局あの出来事によってルールを破ってまで人類に関与していたオーマを失ったわけですから,そうするともうのこりはダニエルとモーガンになってしまったというわけですか.

で,ギリギリまでモーガンにアトランティス遠征隊を監視させ,ダニエルをふたたび人間に戻したと.

なんと勝手な!

今回みたいに大きな展開の中にこれまでの疑問を解決してくれる部分があるとうれしいですね.こういうエピ大好きです.


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