去る11月7日(土)石巻市の旧河北町尾ノ崎地域の震災復興を願い、おこなってきました支援活動は今年で4回目を迎えました
尾ノ崎地域は津波の被害により、生産基盤の水田がまだ復旧しておりません。漁協の牡蠣処理場はいち早く整備され、長面浦を漁場とする牡蠣の養殖が行われています。地域の方々の活動の拠点となる番屋が昨年秋に建設され、今年4月には、はまなすカフェが開店し地域の女性達が中心になって運営しています。
ハマナス会の方々は、市内の仮設住宅に住んでおり、新たな居住地に集団移転する予定になっています。移転は3年後になるとのことで、実現が待ち望まれています。
復旧のため、大型ダンプトラックが行き交う中、4台の自家用車を連ね、会場のはまなすカフェへ向かいました。尾ノ崎地域の復興を応援する方々も迎え、野菜料理や鮭を使った料理を食べながら、楽しい交流会をおこなってきました
参集者 石巻市尾ノ崎ハマナス会 5人
石巻地域生活研究グループ 9人
石巻市尾ノ崎地域の方々 6人
野菜ソムリエ食育部会 6人
合計26人
サフランライス作り・庄子さん
サフランは9月にハマナス会の坂下さん(農漁家レストランのんびり村)と庄子・阿部・三原3名と交流会の打ち合わせをした際に球根を植え収穫したものと、ソムリエ農園で収穫したサフランを使い、これ以上の真っ黄色はない程の黄色いサフランライスが完成しました。
こちらはマイカレースパイス作り
マイカレースパイス作りが初めての方も多くいて楽しく学びマイスパイスを作りカレースパイスにヨーグルトを入れ煮込んで鮭のカレーと里芋のスープカレーの出来上がりです
屋外では、ハマナス会の皆さんで鮭のちゃんちゃん焼きです
調理場では鮭のアラ汁も準備していました。
食育部会員や生活研究グループ員が持参した料理も盛りつけし食事が始まりました。
交流会の開会のあいさつはハマナス会 濱畑千代子会長
食育部会からは、部会員の自己紹介と持参した料理の紹介を庄子さん
キヌアの和風サラダ、かぼちゃの春巻き、小公女と春菊の和え物、彩り野菜ピクルス、白菜の漬け物、鶏手羽先の料理、ガイヤーン、金時芋と由香里のデザートテリーヌ、もって菊の酢の物、塩レモン蒸し鶏、むべ果
参加者の紹介~交流会の様子です
キッズ野菜ソムリエ陽太君の野菜クイズ
スプラウト3種のクイズには参加者から回答。参加者は「知らないスプラウトがあり、勉強になりました」と感想を述べていました。
美味しい食事に楽しいお話、楽しい時間はあっという間に過ぎて行きました
閉会の挨拶は食育部会 阿部恵里子部会長です
帰宅時は、朝採りのムール貝・殻付きのかき・鮭のあらのお土産を戴き、朝よりも荷物が増えていました。夕飯に早速ムール貝と牡蠣の鉄板焼きと鮭のアラ汁を戴き、はまなす会の磯の香りは一日中続き、改めて一日も早い復興を思い願わずにはいられない一日となりました
ご協力・ご参加頂いた石巻市尾ノ崎ハマナス会・石巻地域生活研究グループ・石巻市尾ノ崎地域の方々に感謝申し上げます。有難うございました。
記・庄子・三原
写真・管原・三原