


8月2日、どんな怪我や病気にかかろうともいつも



結局、猫一匹見つけられず帰ってきた


8月3日(早朝)
お腹を空かせているはずのジロー兄貴がまだ帰らない。
ジロー兄貴を溺愛しているママさんも

午前10時頃、



早朝から



我が家で暮らしている猫だと知っているのでママさんに
お隣さん :

そう言って知らせに来てくれたのだ

ジロー兄貴の安否が心配だったママさんは


ママさんがジロー兄貴を

ママさん :









■ 腎臓が通常の3倍ほど肥大
■ 癌(ガン)が身体の数か所でみられる・気道付近にも癌がみられ、気道が押し上げられ圧迫されている
■ 血液検査の数値もどれも驚くほど悪い( 腎臓・肝臓など猫エイズもあって免疫もなくなっている )
■ 数日前日まで動けて

病院の先生 :

ジロー兄貴は病院嫌いで家族の者以外は狂暴となり、心身ともにかなりのストレスを与えることになる。
病院の先生 :

ママさん : あ、あと一週間…そんな…。


入院させてストレス抱えて家族も居ないまま、もしも逝ってしまうような事があるなら、たとえ家ではないどこかの場所で看取れず逝ったとしても最期の時まで自由にいつも通りに過ごさせてやりたい


すべては


ジローを連れたママさんが病院から肩を落とし帰ってきた。
病院から帰ってきたジロー兄貴は昨日から何も食べていなかったので

その後、斜め向かいの

斜め向かいに歩こうとするジローをオイラは必至で止める








それでもどこからそんな動ける力が湧いてくるのだ!? と思えるほど、オイラの腕を全力で振りほどこうとしたのでオイラも諦め行かせた

そんな身体引きずってでも行くところ、行きたいところがあるんやな。



オイラはすぐさまジロー兄貴が少しでも食べやすいモノを求め、ホームセンターへ


余命宣告されても、それは目安に過ぎずそれ以上にずっと長生きする人も動物もいる。
一週間・お盆までもたないと言われても、もっと長生きするかもしれない( 今までも命が危険な時があったて、何度も「 もたない 」と言われたがいつもそれ以上に生きてきたから




病院から帰ってきたママさんがオイラにポツリ…
ママさん :


共に一緒に生きたいと願っても、いざ数字や期限を示されると急に現実を帯びて限りがあると知らされる。
その気持ちがわかる分、ポツリとつぶやいたママさんの言葉にオイラは『 うん 』としか言えんかった。