LED照明、車試乗インプレッション、真空管アンプ、ミニ盆栽など

物作り、写真、車、自転車、漫画、アニメ、音楽など何でも興味があり、手を出しています。

【盆栽日記】遅い春に、1年越しの自動給水用盆棚 製作しました!!

2012-03-25 22:13:39 | 盆栽

今年は何時までも寒く、さっぱり庭いじりをする気になれませんでした。

ところが、先週くらいから急に暖かくなりつつあり(今日は霜が降りましたが)、去年から製作を中断していた「自動給水用盆棚」を作ることにしました。

その前に、「エゾムラサキツツジ」がようやく咲き始めました。

咲き始めは、昨年と同じ日でしたが、一昨年の記録は残ってませんが、3/22には桜が咲いてましたから、きっと早かったのでしょう。

さて、今回製作する盆棚ですが、ミニ盆栽用の自動給水可能にすることを最終目標にしています。まずは設置場所ですが、お隣さんとの境で水が飛ばないように透明タキロンを張ります。すでに置き場所の4隅にはレンガを水平になるように置いてあり、前回に反省の元、下には大量の石灰を蒔いて、シロアリ対策としています。

一人で組み立てたので、まず昨年作ってあった横枠を立てながら垂直に作り上げる必要があります。ここはクランプと垂直計と更に下の写真のようにプラスティックトレイを使うため、その位置関係を微調したのですが、けっこう時間がかかりました。

 

取りあえず4本の柱が垂直に立ったところで、一人で移動できるうちに設置場所に移動させます。

 

 

ここからも結構大変で、縦の梁はプラスティックトレイの下を支える横板を支える物で、高さが1mm以内の誤差である必要があります。二人だと簡単なのでしょうが、一人だとこの作業も苦労しました。

充電式ドリルはすぐに電池がダメになるので、AC電源のドリルとインパクトドライバを使用して、片方で下穴を開け、片方でねじを回すようにし、効率を図っています。

一番下は、鉢などを置いておく棚にしています。

 

これが全体組み上がった状態です。

 

こんな風に使います。

 

まだトレイに水抜きの穴などは空けてませんが、取りあえず行き場の失ったミニ鉢を入れておくことにしました。

 

このトレイ、自動給水に丁度いいのが無くてずいぶん探しました。

これは底面給水用のトレーで、1個¥399と格安です。

2号鉢が30個くらい入りそうです。

下記にありますので、便利ですのでよろしければどうぞ。

 

 

さて、この後はミニ盆栽用に上下段の高さを狭くしたので、真ん中の鉢用にLED照明を製作しようと思っています。


【盆栽日記】冬の準備に大忙し、ドングリの網伏せなど

2011-11-27 22:08:52 | 盆栽
最近、車ばっかりいじっていたので、秋に採ってきたヤマグリ、ミズナラ、カラコギカエデの実は、ずっと冷蔵していました。
やっと昨日、重い腰を上げて、網伏せを行いました。
コナラの実は、例年、近所で採り放題だったのに、今年は全くなっていません。1個もです。
やっと先日、会社の庭にあるコナラの木の下に20個ほどあるのを見つけました。

そんな中、長野で2005年に採取した、多分山ツツジでしょうか、今年も綺麗に紅葉してくれました。



うれしいことに、今年こそはどうやら花芽らしき物が2個付いています。



さて、冬の準備として、ウチョウランの球根を植替えました。
5~6年前、いろんな色のを買いましたが、結局”白”が残りました。
でもその後、土にひと味加えることで、球根が増えていきます。

これが球根で、左が"白”、右が今年購入した”紅”です。



土は、山野草のほぼ軽石をベースにした物に、段ボールを細かく切って混ぜ込みます。



この段ボールを使うのは、種から発芽率を良くするために使用されますが、成球でも効果があることが解りました。
そして、冬はこんな風にして、



玄関の隅に置いておきます。
完全に乾くと枯れてしまうので、冬でも月1回くらいは水を与えておきます。

それにしても、庭の手入れがちっともできておらず、種は蒔かねばならないし、置く場所は無しという状態で、さらに追い打ちをかけるように仕事が忙しく、土日のどちらかは出勤している状態で、何か面倒くさくなってきてしまいました。

【盆栽日記】ヤマグリ、ミズナラの種を取りに長野まで

2011-10-10 21:58:41 | 盆栽
新たに買った、34年前の車に乗り、この3連休は長野に出かけた。
34年前の車が往復440kmを耐えられる物か解らなかったが、不思議と壊れない気がした。
しかも今回は、1人での旅行だ。
考えられる工具を積んで、万全を期して出発した。

車の方は意外と順調で、一応GTの冠が付いているだけあって、高速走行は至って快適だった(エンジン音を別にすれば)。

さて、いつもの山に出かけていろんな実を採取するのが今回の目的の一つであるが、一番のお目当ては「ヤマグリ(シバグリ)」である。
近所にも取れるところはあるし、玉川上水沿いにも生えているが、いかんせん人がぽつぽつ取ってしまうので、一度に手に入れられる量は少ない。
10月中旬といえば標高1100mでは、もう紅葉が見られるはずだが、なんだか色づきが良くない。

例年だととっくに熟しているはずの、「ズミ」が、まだ半分しか赤くなっていなかった。
ちなみに黄色く熟すのは「キズミ」といい、このポイントにはどちらも生えている。



栗はというと、まだ青いイガが木に結構付いており、全て落ちてくるにはあと半月はかかりそうだ。
今年は実が多かったため、一つ一つの実が小さい。



このイガで直径4cmくらいで、くりは1~2cmというところだ。

他には、多分「ガマズミ」の実と、



こちらは「ムシカリ」の実である。



ムシカリの実は、一部黒くなってきており、まずまず順調。
これもムシカリの実である。



あと、いつの間にか生えていた金のなる木のような、透き通った幕がある種を付けている木を2本見つけた。



こちらは、この辺りに良く咲いている「ツルリンドウ」の実で、普通は地べたを這いずり回っているが、これは木の巻き付いたので、すごくきれいだった。



あと面白い物として、白いカエルを見つけた。
少し大きめ(2cm位)のと、小さめ(1.5cm位)の2匹いた。



アマガエルに見えるが、白いし、そもそも谷にも水はないし、どこから来たのだろうか?

そのあと、戸隠に行く道の道ばたのお店に行ってみると、連休は午前中であらかためぼしい物は売れてしまっていた。
初めて見たので写真を撮っておいたのが、この「フーセントーワタ」で、とげが生えている物の柔らかくぶよぶよしていた。



このお店の反対に渡ると、きれいに戸隠連峰が見えていた。



今回の収穫は、栗が数10個、ミズナラのドングリは100個くらい、あとはいろいろな実を集めて来た。
盆棚を作っていないので、蒔く場所が無くて困っているのだが、春から組み立てる元気が出ないというか、組み立てを複雑に設計したため、一人で精度良く組み立てるのが難しいので、伸ばし伸ばしになってしまっているのだ。

【散歩日記】蝉が鳴いているのに秋の気配がする

2011-09-25 18:17:30 | 盆栽
昼間はまだ暑いらしい(一日オフィスにいるのでよく解らない)。帰りに夜なのに蝉が鳴いている。
しかし、朝夕はすっかり涼しくなり、半袖での出勤は寒いくらいだ。

ふと庭を眺めると、八王子方面で採取してきたヤマホトトギスが咲いている。
今年は、夏前に半分に切って、上を挿し芽しておいた。
その下の部分が、また芽を出し咲いたのである。
挿し芽も順調に根付いたようである。



いわゆる一般の「ホトトギス」と違い、飾り気のない清楚な花である。

昨日は、近くの玉川上水に自転車で行ってみると、ドングリはまだまだだ。
先日の台風で、ひどいものは根本から折れていたり、途中から折れてしまっているものもあった。
まだ成熟していない青いドングリがかなり落ちていた。
今年は夏頃のなり方を見ていたら、豊作かと思ったがこれでは集めるのは大変そうだ。
山栗は、ほとんど落ちていなかった。
いつの間にか「ヒガンバナ」があちこちに咲いていた。前はこんなに無かったのに。



さて、今日は一人でドライブを兼ねて八王子方面まで出かけた。
ここ3年ほどの習慣だ。
盆栽用の種を集めに行くためである。

まずは、「ミズキ」の実。
一昨年は9月始めにはほとんど落ちていたが、今年は今が最盛期であった。



この辺りには、「クマシデ」と「イヌシデ」が混ざっている。
小盆栽には、「イヌシデ」が良いのだが、取りあえず手の届くところの房をいくつかいただいた。



これも昨年、一昨年と比べると半月遅い。もう無いと思っていた。

それと、「アズキナシ」も同様だ。
この時期に来てまだ熟し切っていない。



さてもう少し山に入っていくと、「ツリバナ」があった。
実がはじけているのが少なく、これも例年より遅い。



これは多分「ガマズミ」か。少し実が小さいような気もするが。
これもほとんど熟していない。
あと1週間か10日ほどというところか。



さて、実は目当ての「ヤマグリ(シバグリ)」だが、結論から行くとやはりまだ青かった。
というか台風の時に青いまま落ちたのか、いがを開くと白い栗が出てくる。
取りあえず中身は詰まっており、芽は出そうなので採取したが、どうなることか。

そこの土地の持ち主らしき人に声をかけられた。
正直に栗を拾いに来たというと、「今年は不作だ」とのこと。
自分が使う分は確保できたので、帰る前に山の中腹の神社に行こうと思ったら、階段には折れた枝が山のように積み上がっていて、行く手を阻んでいた。
滅多に来る人もいない神社なので、誰も気が付かないのだろうか?
入り口で手を合わせて、家路についた。

昨年よりも2週間遅く行ったのに、まだ早かったようだ。

【ミニ盆栽日記】最近の手入れとは・・・

2011-07-02 22:49:32 | 盆栽
最近はおかしな天気のため、ミニ盆栽の植え替えタイミングが無くなってしまった。
また、近所の量販店「カインズ」の小玉赤玉土が使いやすくて愛用していたのだが、先日購入しようと思ったら売り切れであった。
震災のせいなのかよくわからないないが、こんなことは初めてである。
おかげで、植替え用の土を作ることができず、もっぱら伸びすぎた枝を鋏で摘める、まっすぐ伸びてしまった主幹をアルミ線で曲を入れる作業をしている。

これは、数年前に長野で山取したツツジであるが、最初の曲までが長く気に入らなかったので、2年前に取り木作業をした。
作業は至って簡単で、甘皮を取り去った本体を3号鉢に植え、上に2号鉢に切れ目を入れたものを置き、土を入れただけのシンプルなものである。
2年経ったので取り出してみると、見事に2段に根が生えていた。



この上の部分を切り離し、2.5号鉢に植えてみた。
土はいつもの、赤玉:桐生砂=8:2が無かったので、バラ用の腐葉土多く含んだものを使用した。
実際、生えているところは10センチ以上も葉っぱで覆われた林に生えているものなので、問題はないはずだと思う。



今年は、株立ちのヒメシャラも株ごとに咲く日の間隔が大きく、とっくに咲いたものから、今盛りのものまである。



今頃になって、捻幹ザクロの花が咲き出した。
ろくに手入れしなくてすまん。



さて、夏の庭作業はヤブ蚊との戦いである。
しかし今年の夏は、こんなすばらしいアイテムがでたので使用してみた。
「アースジェット ヤブ蚊屋外用 8時間」
である。
とにかく良く振って、庭にざっと拭きまくればよいのである。
するとそこにいたヤブ蚊(他の蛾なども)は死んでしまうし、半日以上はヤブ蚊が寄ってこないという優れものである。



難点は、結構お高いのに10回ほどで終わってしまうことである。
トカゲのえさを殺してしまっているようで申し訳ないが、蚊に気を遣わないで作業ができるのはうれしい。

ところで、今日の午後、立川近辺にこんな雲が出ていた。
立川断層に沿っていたので気になって写真を撮ってみたが、普通の絹雲であればよいのですが。。。