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STEREO 2019年のスピーカー祭りは改良型 マークオーディオ8cm

2019-07-21 14:53:27 | オーディオ
今年もスピーカー祭りがやってきました。ところでこの呼び方は私だけ?
今年は、去年のマークオーディオ製8cmフルレンジスピーカーと見た目はほぼ一緒でしたが、どのように改良されているのか買ってみました。
エンクロージャーは、去年のものを再利用しました。
本シリーズ専用のエンクロージャで、内部の補強とか今までに無い設計でしっかりしたものです。
記事に塗装をすることで音が締まるとのことだったので、ムラ有りですが水性ウレタンニスを重ね塗りしました。

まずユニットを並べて見た目でわかるのは、
1)奥行きが異なる(磁石強化)
2)コーンの素材に違いがありそうで色が異なる
3)ボビンの後ろに穴が開いている
こんな感じです。
左が2019年製、右が2018年製のものです。

記事によると、ストロークがかなり大きめにしたそうです。
エンクロージャに納めた感じは、2018年製がこれで、
2019年製はいぶし銀のような光を放ちます。

さて、肝心の音の方ですが、普段はSound BlasterのDACを繋いでいるのですが、今回はKORGのDS-DAC-10RをつなぎDSD音源での比較です。
比較対象は、TEACの同軸2WAYのLS-301です。
このスピーカーはとにかく効率が高く小音量でのバランスが大変優れています。

さて、旧型はやはり中域低音からの下の再生に関して薄い感じがします。
極端に言うと、例えばベースなどはチョップする音はするのに肝心のベース音が薄い、また女性ボーカルは高音よりで人が違ったように聞こえました。
2019年版も基本は似ていますが、聞いた瞬間、音のスピードが違うと感じました。
高音だけで無く中音のスピードが速く聞こえるのです。
低音も以前より張り出して聞こえます。
若干、硬質な感じといった方がいいと思います。これはしばらくエージングすすることで変わるかもしれません。
前にに張り出してくる感じは、圧倒的にTEACの方が良く、あらためていいスピーカーであることを認識した次第です。

はっきり言って、2018年版のはほとんど聞く機会はありませんでしたが、今年のは夜の小音量に聞きやすそうで、出番が増えそうです。