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【愛車日記】VWトゥーランのバッテリ交換&新型トゥーラン試乗記

2011-01-24 19:19:36 | 日記


先日、新型のトゥーランを試乗してきました。エクステリアは、ドア以外はすべて新意匠とのことで顔が最近のVW共通の横に鋭い物になっています。

写真ではあっさりしすぎて好きになれませんでしたが、実物は結構かっこよかったです。
トゥーランのいいところは、以外と日本車よりも日本向きのサイズ(全長4.4m)というところが、国産車にないところです。
エンジンは、日本向けに最大トルクを1500rpmから1250rpmに落としたこと、エンジンのチューニングの違いがHighlineとComfortlineで無くなったこと、そして、湿式6速DSGから、乾式7速DSGになったことがが大きな特徴です。

さてアクセルを踏み始めてまず感じられたのが、そのトルクを活かしたスムーズ且つ静かな加速です。ブレーキからアクセルに踏み換えた時のレスポンスも向上していました。
ゴルフVIと異なり、リアフェンダー内側には防音材はなかったのですが、明らかに新型の方が静かで且つタイヤのごろつき感も少ないです。リヤシートに座った家族も快適だと言ってました。
タイヤが、今までのミシュランのENERGYからスポーツタイプのコンチネンタルに変わっており、これも静かになった要因の一つかもしれません。
また、フロントのサスのブッシュ類もチューニングされている可能性もあります。

結構ぐらっと来ましたが3台続けてトゥーランはないだろうということで、注目のPOLOのGTIを試乗したかったのですが、POLO GTIは今、5月まで予約でいっぱいだそうです。説明を忘れましたが部品の一部が生産できず、試乗車もない状態とのことでした。

さて、私のトゥーランはこんな色です。確か、チェリーレッドで、2代目になった初期の1~2か月しか販売されなかった色です。その後はもう少し濃い色になったはずです。
しかもこの顔のデザインは、国内外無く結構気に入ってます。



さて、買って3年半、バッテリーを交換していなかったのですが、最近少しかかりが悪いような気になったので頓死されると困るので、交換することにしました。
銘柄は、BOSCH カルシウムバッテリー PS-I Battery:PSI-6Hを選択しました。検索すると45AHが標準のようですが、先の事情からか、私のトゥーランには、VARTA 60AHが元々乗っていたので、そろえることにしました。



右のヒューズボックスの上に乗っているのは、フォグランプのリレーです。





端子を外した後、カバーを外して、下の写真のボルトを緩めるだけです。



はずしてみて窓を覗くとすでに色はありませんでした。ぎりぎりだったのでしょう。



逆の手順で、バッテリーを乗せて、固定した後カバーをかけて、端子を繋ぐだけの作業です。



ゴルフもそうなんですが、この防音材だか遮熱材ははがれてしまって何のために付いているのかわかない状態にあります。強力両面テープで留めたのですが、熱でだれてしまい結局元に戻ってしまいました。





さて問題はこれからです。車内に入ってエンジンをかけると、予想通りいくつかの警告灯が点灯しています。
また、NAVIの時計は動いていましたが、コンソールの時計はリセットされていました。
少し走り出すと、Webに合ったように警告灯は消えます。
しかし、運転席側のパワーウィンドウのAUTOが効きません。他の席のは動いていそうです。
さらに、リモコンでロックをしたときのアンサーでドアミラーが点滅しません。
もう一度やってみると今度は動きました。

怪しいので、もう一度バッテリ端子を外して付け直してみると、ロック時のアンサーバックはよいようですが、相変わらず運転席のパワーウィンドウのAOUTOは動きません。

本日、妻がディーラーに持って行くことになりましたが、そのときはすでに動くようになっていました。
そこで、ディーラーから教えてもらったのは、窓は一度全部全開にして、手動で上まで上げきり、カチッと鳴るまでボタンを放さないでいるとリセットされるとのことでした。
これは各窓ごとにやるそうです。

今後、VWは共通だと思いますが、バッテリ交換する際は試してみてください。

バッテリはCA値を重視したため、スタートが気持ちよく回るようになりました。また、燃費も1km/l程良くなり、バッテリは重要だと言うことを改めて感じさせてくれた次第です。

【真空管アンプ】真空管の王様300Bアンプがやってきました(^O^)

2011-01-23 18:21:58 | 盆栽
真空管の王様がやってきた♪やってきた♪やってきたぞ~♪(”裸の王様”に合わせて歌ってください)
真空管アンプマニアとして一度は手に入れたいアンプは、やはり300Bを使用したアンプでしょう。
とは言え、予算の関係もあり、前のアンプを売ったお金で買える範囲というと、中国製のアンプになります。
手に入れようと決めてから、オークションを覗いてみると、フムフム大体4万円以下で買えそうだな、ということで、\37,000くらいで落とせる機会を待つことにしました。
同じ物が何度か出品されていますが、終了時刻が夜中のため、あとは自動入札ソフトに任せて寝て朝を待つこと何度か。
ある朝、起きてみると、おお~落札できてる。しかし、いくら中国製と言えど、真空管だけで\15,000はする物を、\37,000で買えてしまうのはすごいですね。

ちょっと発送に時間がかかったけど、無事到着し、確保してあった場所に置き、真空管を挿していきます。
GT管のソケットは、真ん中にガイドがあり、一方向にしか挿さらないようになっています。
しかし、真空管をぐるぐる回しても当たりがない。どうやらソケットの精度が悪いようです。
しょうがないので、ちゃんと切りかきの位置を見て強めに押し込んで入れました。

さて肝心の300Bは、ヒーターのピンは太い4ピンなので見ればすぐにわかりますが、あれ!?マークが後ろ向いてしまうぞ。
どうやらヒータ線を真ん中に這わせて、信号線を手前に持ってきているようです。
普通、ヒーターがもし交流点火なら、外側を通すだろう(-_-)
真空管アンプは見た目も大事。
マークが反対側なんて、ちょっと配慮が足りないな。

早速点火式。こんな感じです。




入力は3系統ありますが、手前のスイッチにレタリングがないので、どれに対応しているのかわかりません。
ここまで凝っていて、音楽ソースはNASに入っているCDから落としたWAV、もしくはレコードをキャプチャーしたものです。
無線LANで繋いであるSONY VAIO U50(このためだけに使用)とONKYOのUSBプロセッサを使用してます。

さて、肝心の音ですが、同じスピーカに繋いでいるLUXMANのMQ80(6336A プッシュプル、ただし今は6336Bを使用)との比較になります。
最初、聞いたときの印象は、思ったより現代的な音がするな、です。割と明るめで高域が伸びています。かといって低音が出ていないわけではない、柔らかな音です。
MQ80はもっと緻密で堅い音をぐいぐい出してきますが、そういう感じはしません。
クラシック、ボーカル、ジャズ、ロックと一通り聞いてみた感想です。

さて本日は、予てより入手してあったなす形メッシュプレートの300B(メーカは一緒の曙光電子)に差し替えてみました。
電源を入れると、おお~、管面が青く光っている(~o~)
これは、真空度が高い時、ヒーターから放出された電子がプレートで加速され、ガラス面にあたると起こる現象で、他の真空管でもプレートに穴や隙間があれば少し起きます。
しかし、管全体が青く光る姿は神々しい感じすらします。



さて音はというと、さらに繊細さが加わった感じがします。ただ、低域は少し弱いかな。
さらに気になるのは、時々発振しているような”ボ~”という音が入るときがあります。
シャーシを指でとんとんすると、スピーカーから音が出てきます。
初段の6N8Pを爪でそっとコツコツとすると”ビ~ンビ~ン”と響きます。

どこかで300Bは発振しやすいと書かれていたような気はしますが、どうも初段の影響が大きそうです。
6N8Pは、6SN7の中国版の名称なので、メジャーな6SN7のいいやつを与えてみて、それでもだめなら裏を開けて回路対策が必要かもしれません。

あと初段の6N8Pもそうですが、プレートの方向は合わせて欲しいですね。ばらばらでは見た目が今一です。
目の前にあるEHのKT88はさすがにマーク共々揃っているな。