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KORG DS-DAC-10R を使ってGPD Pocket 2でレコード録音できたよ

2019-05-05 10:13:57 | オーディオ
KORG DS-DAC-10Rを購入してから、昔レコードから録音しておいた96kHz/24bit FLACを聞いていましたが、それでもDSD5.6Mbpsに変換しても再生には驚くほど繊細な音に変わりプレーヤとして満足していました。
この傾向はCD音源でも変わらず、DSDに変換することで倍音の多い楽器が綺麗に聞こえるようになります。逆に言うとCD音源はがさつで大きな音では聞くに堪えなくなります。

これまで手持ちのNotePCでは、能力不足で本機での録音が出来なかったので、GPD Pocket 2を購入しました。
実家に置いてあるレコードシステムにて録音するためです。
結果は、GPD Pocket 2で問題なく録音できていました。
256GBのMicroSDをカードスロットに差し込んでの運用です。
DSD5.6Mbpsではレコード片面1.9GBも消費します。

このほど、やっとレコードシステムの置いてある実家で本機にて録音する機会があり、数枚録りためてきました。
ところが、付属ソフトのAudioGateでの録音までにDSDに設定するのに苦労しました。設定画面が重複していて最後の影響はどこでされるのかわかりにくいし、ポーズが無いようなのでいきなり録音で継ぎ足しが出来ないようです。

また、録音が始まってからレベルの設定など細かい作業がしづらいのです。
ピークホールドタイムは0から無限まで選択できますが、クリアという動作が無いので無限を選択してClipしたかどうかの確認に針を落としたときのブチッという部分を簡単に消すことが出来ません。
一度0とか1秒とかを選択して消して無限を選択し直すという作業が必要です。
これはClipしていたら、そのデータは使えないのでまた録り直すためです。

Phone EQは管球式アンプではなく、せっかくなので本機のシステムを使用したところ、雑味のない音にて録音が出来たようです。
ただ、正確なんだけども何か艶っぽさがないような気がします。
使用したカートリッジはDenon DL103にMC昇圧トランスを使用しています。
現在所有しているのは、サテン(SATIN)のMCカートリッジ(針交換が必要だがもう手に入らない)、ピッカリング(PICKERING)のMMカートリッジ(逆回しにもたえるカンチレバー)、オーディオテクニカのMMカートリッジ、エンパイアのMMカートリッジです。他にもシェアーのV15TypeIIIとM44Gもあります。
シェルのゴムリングは音が曇るので外してあります。


さて自宅の管球式アンプシステムでは一皮むけたような解像度の高い音だったのに、自宅に戻って聞き直すとなんとなく低音が薄く、高音よりでRIAAの選択を間違えたのかもと思ったくらいです。
付属ソフトのAudioGateでの編集は使いづらく、一回諦めて急遽、DigiOnSound Xを購入しましたが、DSDファイルの読み込み書き出しに膨大な時間がかかる上に編集項目の制約もあり、SoundItの方が良かったかもしれません。
気を取り直して、今はAudioGateで曲の切り出し、ノーマライズしてExportをしているところです。
AudioGateでノーマライズしてExportすると実時間かかります。
曲の切り出しには小さな波形の絵を頼りにするのですが、やりづらいこの上ありません。
こういうハードウェアを活かすのはソフトウェア次第なのでぜひ改善をお願いしたいところです。



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