LED照明、車試乗インプレッション、真空管アンプ、ミニ盆栽など

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【管球小部屋】6Z-P1(6ZP1)シングルアンプの製作 完結編

2012-10-27 17:28:06 | 真空管アンプ

+B電圧が異常に低かったため、トランジスタリップルフィルタの電流を増やすことにしました。

値を決めるのにVRを使用して電圧を測定してみました。

すると、設計値190kΩに対し、何と45kΩで正規の電圧が出ることがわかりました。

トランジスタのhfeのばらつきとしても大きすぎるように思えます。

まあ、取りあえず22kΩ抵抗を直列にして44kΩ+α(選別して大きめのを選んだので)にしました。

最終的な回路図は下図になります。

 

 

脚を取り付けて、早速試聴してみることに。

 

TEACのスピーカーでは明らかに低音不足でしたが、DENON SC-E737につないだところ、低音が出ていることが確認できました。

測定器を持たない私は聴感に頼るしかありませんが、高音も落ち着いているところから、周波数特性が多少かまぼこ形になっているようです。

でも、ボーカルは好ましく、ストリングも綺麗に聞こえて古くさい音ではありません。

確かに最新の、マイリー・サライラスなどの重低音バンバンの曲では力不足を感じることもありますが、エルトンジョンや、サイモンとガーファンクルなどは綺麗にゆったりと聞かせてくれます。

あとは、お金が貯まったら出力トランスをランクアップしてみようと思います。


【BOSS】ジョーンズCM総集編DVDが当たる

2012-10-25 11:52:48 | CM

CMを録り始めて、早30年近くが経とうとしている。

最近のお気に入りは、Softbankとコラボしている宇宙人ジョーンズのCMである。

今、缶コーヒーのBOSSを買うと、このジョーンズCMのとりあえず最新版総集編DVDを当てるゲームに1回チャレンジできる。

CM通としては是非とも手に入れておきたいアイテムだ。

普段はあまり缶コーヒーは飲まない方だが、何か飲むときは会社の自販機でBOSSを買うようにした。

さていったい何回の挑戦で当たるものなのか、心配であった。まさか1回目で当たるとも思えないし、きっと確率もそれなりに操作されているのだろう。

そんな中、7回目の挑戦(ピンボールであたりに入れるゲーム)で当選した。

いやあ、最近あまりいいことが無かっただけに、単純に家族と喜びを分かち合ったのでした。


2012年4Qのアニメに「ジョジョの奇妙な冒険」がきたー(^o^)

2012-10-15 22:51:55 | アニメ

マンガはさすがに50冊くらい買って疲れてしまい、売り飛ばしてしまったが、今年アニメになってきた。

エンディングがこれまた渋い”YES”の「ROUNDABOUT」だ。

Jon Andersonの乾いた声が冴え渡る。

第2話は前奏も本編に被って入り、かっこよかった。

肝心のアニメも、一歩間違うと「北斗の拳」になりそうでならないような所で踏ん張っている感じがする。

さてさて、何クールやるのかな?それだけが心配です。


【管球小部屋】6Z-P1(6ZP1)シングルアンプの製作(3) 1次完成版を聞いてみる

2012-10-14 17:56:09 | 真空管アンプ

この1週間ほどでコツコツと部品を取り付けて、本日NFBを除いて一応全ての部品の取り付けが終わりました。

カップリングコンデンサに、アムトランス社の金足コンデンサを用いてみました。

金メッキのアース母線が輝いています。

回路図の元は下の図ですが、初段は12AX7から音が良さそうなロシア製の6N2P(6Н2П)に変更してあります。(図は直してありません)

さて、12Fと6Z-P1と6N2Pを挿して、電圧のチェックをしてみました。

何せ、チョークトランスの代わりにトランジスタを用いたので、一応計算したのですが、どんな電圧になるのか想像もつきません。

真空管は、すべて銘柄が前に来るように配置しています。

トランジスタは、後から穴を開けてこの部分に取り付けてあります。

さて、電圧を測定してみると、トランジスタの手前が291Vでほぼ予想範囲内でしたが、トランジスタを通った後が、158Vと予定の235Vを大幅下回ってしまいました。

この電圧を決める抵抗部分を綺麗に作りすぎて、取り替えが面倒くさそうです。

取りあえず、音を出してみることにして、PC出力を入力に入れてみると、何と音が出てきました。

正規の電圧では無いのにさすがは真空管アンプ、多少の誤差では関係ないってか!

音は、中高音は良く出ていますが低音が今ひとつです。

出力トランスが、ラジオ用の2Wクラスを使用したのが最大の敗因か?

電圧の調整ができたら、他社の3Wクラスを購入してみようと思います。

また、まだNFBを付けていないのでやはり高域では歪みが出ています。

ハムは聞き取ることはできませんが、ヒーターの片方はGNDに落としておいた方が良いのか悩んでいます。

まあ、構想2年、製作約2ヶ月(ほとんどシャーシ製作)、やっと2作目、長かったなあ。

この次は少し大型の6C33か、815辺りのアンプを設計してみたいと思っています。

この調子でいったら本当に死ぬまでに収集した真空管を使い切れなさそうなのが心配です。


【管球小部屋】6Z-P1シングルアンプの製作(2)部品が入らない!!

2012-10-08 12:57:57 | 真空管アンプ

シャーシの穴開けが終わったので、部品の実装をしてみました。

 

まずまずいい感じでは無いでしょうか。

こんな感じになります。

電源トランスは、6Z-P1ということで、5級スーパーのものをヤフオクで落としたものです。

でも、ボリュームにはアルプス電気のものを奢ってあげようとサブシャーシに付けたところ、なんとピンジャックに干渉して付けられないことがわかりました。

ピンジャックを後ろに持って行くことも考えましたが、結局小さいボリュームを買い直しました。

パワーオンのインジケータは何とかしてLEDにしたく、5mmの穴を開けて待っていましたが、回路上DC6V位の電圧が無いので、ネオンランプを買い増ししました。

結局はこんな形になりました。

半田は、オヤイデの値上げ前に購入した、Ag、Cu入りのものを使用します。

また、今回の配線は、純銅の金メッキをした耐圧600Vのモガミ製のものを使用して効率と音質を改善するつもりです。