LED照明、車試乗インプレッション、真空管アンプ、ミニ盆栽など

物作り、写真、車、自転車、漫画、アニメ、音楽など何でも興味があり、手を出しています。

【ミニ盆栽日記】手入れの合間に花を撮影してみました

2011-04-24 17:56:54 | 盆栽
昨年の猛暑と、冬の極寒により(東京でもこのあたりは-2~3℃になる)、ミニ盆栽を2号または2.5号スリット鉢で育てているため、50鉢くらいを枯らしてしまった。
今日は暖かかったので、残った150鉢ほどの手入れを急いだ。
新芽が伸びすぎると、間が延びてしまうため、早めの芽詰みが必要だ。
その合間に花を付けた物を撮影したので、紹介しよう。

これは、3年ほど前に購入した「旭山桜」。
卓上花見を売りにしているもので、今でも購入でると思う。
少しずつ間が延びて形が崩れてきているが、毎年良く花を付けてくれる。
今年は、枝を少し切り詰める予定だ。



これまた小さい花を付ける、「ツクバネウツギ」。
庭の中でかなり厳しい環境のところに置いているが、かなり丈夫である。




極姫バライチゴ
昨年の冬購入したが、昨年は花が付かなかった。
今年は、つぼみがいっぱいある。




これも木苺の仲間であるが、名前はわからない。
八王子方面で採取した物で、少し小さめだがピンクがかった綺麗な花を一つ付けてくれた。



昨日届いた「トキンイバラ」。
思っていた以上にゴージャスな花にびっくりした。



これは、3年前に購入した「ヤクシマサンキライ」である。
しかし、この名前で検索しても自分のブログ以外ヒットすることはないし、ヒットしても花が異なる。
本当の名前は違うのかもしれない。
数mmの小さな花がいっぱい付いたが、特に綺麗とは言えない。




さて、毎年秋にドングリや山栗、楓、カリンなどの種を集めて下の写真のように網伏せを行っている。
ごらんのようになかなか隙間無く網掛けをするのは難しいが、この中にすばらしい樹形を持った物が年に数本できるのである。
これは、「コナラ」である。



こちらは「イロハモミジ」。



芽が出たら、時々鉢を回してあげているのだが、失敗するととぐろを巻いてしまう。
網伏せは2006年より行っており、5年物の写真を撮っとけば良かったですね。次回載せるようにします。

手入れをしててお気に入りの小葉の「ドウダンツツジ」があったので写真を撮っておいた。
4年ほど前に、実家の別荘の庭に生えていた物を取ってきた物である。
4年間大きさは全く変えていない。



自然が作り出した美しさは、針金をかけた物ではかなわない。
今は、網伏せとはさみや芽詰みで何とか自然なミニ盆栽を作っていきたいと思い、手入れを続けている。

【ミニ盆栽日記】寒い春を抜けると、そこは・・・

2011-04-12 18:13:38 | 盆栽
今年は2月に一旦暖かくなり、これは急いで植え替えをせねばと焦ったのもつかの間、その後は3月末まで寒い春が続いた。
おかげで、すっかり植え替えするタイミングを失ってしまった。(地震のせいもあったが)
それでも下のイロハモミジのように、ちょっとした隙を突いて一気に芽を伸ばす輩がいるので、手入れに手抜かりは許されない。
これは多分'07頃に種を蒔いた物だろう。



先週は、朽ち始めた盆棚の分解と、新たな盆棚の作成を途中まで行っていたため、うっかり見過ごしてしまった。(先週まで寒かったし)

さて、うちの庭の花がどのくらい咲いたかなっと見てみると、まずは「エゾムラサキツツジ」。実際はシャクナゲなんだけど、花がツツジに似ているためこの名前になったんだそうな。
花芽はもっとあったんだけど、残念ながら冬の水やりに失敗して一部枯れかかっているようだ。



雪も降らないこの地で-5℃位になり、葉もかなり落としてしまった。
次は昨年が一輪咲いた、「富士桜」の挿し木4年生くらい。
今年は、知らないうちに3輪の花が付いていた。



続いてどんどん一度に咲いたので一気に行きますよ。
白花の「ヒゴスミレ」と、「ベニバナヒゴスミレ」。
何年も前に購入し良く増えるのだが、不思議なことに混じったようなものは未だに見たことが無く、綺麗に分かれている。







これは、長野の山で見つけた苔のようなそうでないような植物。乾燥すると堅くなり、しめると少し柔らかくなる。
そこに「ベニバナヒゴスミレ」が飛び込んだ。

次は、「白花タンポポ」で、2年ぶりに咲いた。
昨年枯らしたと思ったが、それらしい根があったので植え替えをしておいた物がヒットした。
良く種ができるのだけど不思議に増えない。



2~3年前、多摩川の河川敷から採取してきた「ヘビイチゴ」で、庭の縁を元気よく増殖している。




鉢植えにしていた物は枯れてしまったが、ロックガーデン(コーナー)に植えた物は増えてすらいる「キバナノアマナ」。
葉が出てきたなと思ったらあっという間に花を付けた。




まだ1輪しか咲いていない「八重ニリンソウ」は、ロックガーデン、鉢のどちらも元気だ。




多分、4年くらい前に購入した「ヤクシマアセビ」で、購入後初めて花を付けた。
昨年、オルトランを根回りに蒔いておいたのが良かったのだと思う。
いつも葉が何物かにやられてしまっていたから。




これは、近所の公園の「レンギョウ」の枝を3年前に挿した物である。
今年初めて花を付けたが、なかなかりっぱである。



キイチゴ」の仲間は数知れず集めたが、名札を飛ばしてしまい今ではさっぱり区別が付かない。



庭のシンボルツリーの「ヤマボウシ」には、巣作りの途中のメジロや名前のよくわからない小鳥が良く留っていく。
小鳥が庭に来ると、良いことがあるとの伝えがあるようだが、最近ムクドリが庭の下に降りて何かを物色している。
最初は、気が付かなかったが、どうも「トカゲ」を探しているのではないかと思うようになった。
昨年の産んであった卵は、30個ほどもあり、しかも皆綺麗に生れたようだ。
でも、庭にそんなにいるようには見えない。
かわいそうだが、そういうことなのだろう。
暖かくなるとすぐに出てくるから、それを狙っているのだろう。


【真空管アンプ】真空管の王様300Bアンプがやってきました(^O^)

2011-01-23 18:21:58 | 盆栽
真空管の王様がやってきた♪やってきた♪やってきたぞ~♪(”裸の王様”に合わせて歌ってください)
真空管アンプマニアとして一度は手に入れたいアンプは、やはり300Bを使用したアンプでしょう。
とは言え、予算の関係もあり、前のアンプを売ったお金で買える範囲というと、中国製のアンプになります。
手に入れようと決めてから、オークションを覗いてみると、フムフム大体4万円以下で買えそうだな、ということで、\37,000くらいで落とせる機会を待つことにしました。
同じ物が何度か出品されていますが、終了時刻が夜中のため、あとは自動入札ソフトに任せて寝て朝を待つこと何度か。
ある朝、起きてみると、おお~落札できてる。しかし、いくら中国製と言えど、真空管だけで\15,000はする物を、\37,000で買えてしまうのはすごいですね。

ちょっと発送に時間がかかったけど、無事到着し、確保してあった場所に置き、真空管を挿していきます。
GT管のソケットは、真ん中にガイドがあり、一方向にしか挿さらないようになっています。
しかし、真空管をぐるぐる回しても当たりがない。どうやらソケットの精度が悪いようです。
しょうがないので、ちゃんと切りかきの位置を見て強めに押し込んで入れました。

さて肝心の300Bは、ヒーターのピンは太い4ピンなので見ればすぐにわかりますが、あれ!?マークが後ろ向いてしまうぞ。
どうやらヒータ線を真ん中に這わせて、信号線を手前に持ってきているようです。
普通、ヒーターがもし交流点火なら、外側を通すだろう(-_-)
真空管アンプは見た目も大事。
マークが反対側なんて、ちょっと配慮が足りないな。

早速点火式。こんな感じです。




入力は3系統ありますが、手前のスイッチにレタリングがないので、どれに対応しているのかわかりません。
ここまで凝っていて、音楽ソースはNASに入っているCDから落としたWAV、もしくはレコードをキャプチャーしたものです。
無線LANで繋いであるSONY VAIO U50(このためだけに使用)とONKYOのUSBプロセッサを使用してます。

さて、肝心の音ですが、同じスピーカに繋いでいるLUXMANのMQ80(6336A プッシュプル、ただし今は6336Bを使用)との比較になります。
最初、聞いたときの印象は、思ったより現代的な音がするな、です。割と明るめで高域が伸びています。かといって低音が出ていないわけではない、柔らかな音です。
MQ80はもっと緻密で堅い音をぐいぐい出してきますが、そういう感じはしません。
クラシック、ボーカル、ジャズ、ロックと一通り聞いてみた感想です。

さて本日は、予てより入手してあったなす形メッシュプレートの300B(メーカは一緒の曙光電子)に差し替えてみました。
電源を入れると、おお~、管面が青く光っている(~o~)
これは、真空度が高い時、ヒーターから放出された電子がプレートで加速され、ガラス面にあたると起こる現象で、他の真空管でもプレートに穴や隙間があれば少し起きます。
しかし、管全体が青く光る姿は神々しい感じすらします。



さて音はというと、さらに繊細さが加わった感じがします。ただ、低域は少し弱いかな。
さらに気になるのは、時々発振しているような”ボ~”という音が入るときがあります。
シャーシを指でとんとんすると、スピーカーから音が出てきます。
初段の6N8Pを爪でそっとコツコツとすると”ビ~ンビ~ン”と響きます。

どこかで300Bは発振しやすいと書かれていたような気はしますが、どうも初段の影響が大きそうです。
6N8Pは、6SN7の中国版の名称なので、メジャーな6SN7のいいやつを与えてみて、それでもだめなら裏を開けて回路対策が必要かもしれません。

あと初段の6N8Pもそうですが、プレートの方向は合わせて欲しいですね。ばらばらでは見た目が今一です。
目の前にあるEHのKT88はさすがにマーク共々揃っているな。

【LED工作】自転車LEDライトの改良と室内用照明の制作(1)

2010-12-23 15:53:53 | 盆栽
2010/10/24に投稿した「【LED工作】自転車のライトをLEDにしてみよう」では、一応の成果を出した物の、整流後のフィルタが満足でなかったため、逆起電力によるコギングのため乗り味の悪さと、脚力増強を強いられていました。

また低速では、ピカピカッとフラッシュ点滅のごとく強力な光を放つため、対向車にパッシングされたり、ホーンを鳴らされたりしていました。

他のついでで、部品を購入することができましたので、このほど改良を行いました。
改良後の回路図が下記になります。



2200uFと2.2Ωによるフィルタを挿入しました。これだけでも0.8Vの電圧低下を起こしてしまいますが、多分発電電圧はそれ以上あると思われるので、あえて以前の220uFと2Ωは残し、2段フィルタとしています。
よく見えないかもしれませんが、下の写真がフィルタ挿入後の状態です。




これでは、従来のスペースに入りきらないので、もう電球には戻らないことにして、電球差込み用の口をグラインダーで削り、LEDを前に配置することができました。




以上、約1時間で仕上げて、100V→6.3Vの交流で点灯することを確認した後、自転車に取り付けて夜を待つことに。
果たして、結果は予想通りほとんどコギングが感じなくなり、低速時もなめらかな点滅になりました。
さらに点灯開始の時速は、今までより若干速くないといけなくなりましたが、普通に乗っている分には全然気になりません。
LEDを前に出したことで、横に逃げていた光がリフレクターで前に反射するようになり、以前より明るくなりました。
あとは耐久性ですが、これは何年かしないとわからないでしょう。1点気になるのは、最初の2200uFの保護のために2.2Ωの抵抗はその前に入れるべきではなかったかということです。

第2部:室内用照明の制作(1)

自宅のパソコン部屋のシーリングライト(インバータ方式)が時々消えたりするようになってきたので、これをLEDに変更しようかと思い制作を始めました。
元々のシーリングライトは30Wx2なので、LEDでは30W位必要かと思いますが、予算の都合上、取りあえず半分の14Wで制作を始めています。

使用するLEDは日亜化学の3.5W(350lm)を4個使用します。
VFは、10.5Vなので、15VのSWレギュレータACアダプターから、LM350を使用して定電圧にて駆動することにしました。

制作途中の写真です。大型のヒートシンクに2個ずつ搭載します。アルミ板を切ってL字金具を作り、熱を元々のシーリングライトの金属部分に逃がしてあげます。




定電圧で4個並列駆動にするとどうしてもVFのばらつきで、1個壊れそうになると基本的にVFが下がってきますので、電流が増加する方向にあり、安全性ではお勧めできない方式です。
電流が増えるとますます壊れていきますので、さらに電流が増えるという悪循環に陥るからです。
そこで、30年前のヒューズホルダーを引っ張り出してきて付けてみました。
また、LEDに直列に2.2Ωの抵抗を入れ、自己バイアス的な使い方にしてあります。
抵抗は1Wの容量ですので、電流が増えると発熱し破壊に至ります。
この時、抵抗値が大きくなるように壊れていくので、調子の悪いLEDのみが暗くなっていくということになるのではないかと考えました。

取り付け前の連続点灯試験の様子です。
この実験でわかったのは、DC-DCレギュレータのLM350の発熱がかなりあり、写真に写っているヒートシンクでは70℃まで上昇することです。
ヒートシンクは、4倍の大きさにしてL字金具でシーリングライトの筐体に逃がしてあげる予定です。



上に乗っているのは、ピンポン球を半分にした物で、直接見て目を焼かないようにしています。
350lmはさすがに危険です。
あともう一つわかったのは、やはり60Wの蛍光灯よりかなり暗そうだということです。
本日、秋月電子で購入したUSBデータロガー機能付きのマルチファンクションメータが届くので、そこに付いている照度計で測定して、後何灯増やすか決めるつもりです。
もっともLM350では3Aまでしか流せないので、後2灯がいいところでしょう。
この場合は、LM338(5AまでOK)を使用することになるでしょう。

(2)に続く予定

【ミニ盆栽日記】やっと小さな秋 見~つけた!

2010-11-23 18:22:21 | 盆栽
今年、昨年は、高原系のツツジ類を結構購入しました。
しかし今年は、記録的な猛暑のおかげで日に2回の水やりが必要になりました。そのうちたった一日夕方やり忘れたため、枯らしてしまったものが続出してしまいました。

今年買ったばかりの、

・屋久島ハイヒカゲツツジ
・エゾイソツツジ

昨年買った、
・岩梨
・米葉栂桜
・岩梅
・岩南天(前触れなしで枯れた)

などなど数えればきりがありません。
これらを見る気になれず、ほったらかしにしていたのですが、やっと始末する気になって庭をいろいろと見てみると、
そこには紅葉を始めた小さな秋がありました。


2006年に、長野県の別荘地で山取りした多分「ヤマツツジ」(そのまんま)です。
5年間小さな鉢で締めて育てています。しかし、紅葉したのは今年が初めてです。
しかも先端には少し大きな芽が!もしかして花芽だったらうれしいのですが、来年が楽しみです。




2006年頃、挿し木をしたブルーベリーです。一応、息子の持ち物になっています。
2年前に一度きり花を咲かせましたが、今年も花芽はありませんでした。
でも、こんなに紅葉しているとは気づきませんでした。
今は玄関に飾っています。




これは、多分2006年頃、近所から採取してきた「コナラ」です。2.5号鉢に入れてあります。散歩の途中で、実生を見つけると指を根元に突っ込んで曲がいいとそのまますっと抜いてきます。
乱獲だ~!と思われる方もいらっしゃると思いますが、整備された公園では、どっちみち下草刈りで刈られてしまうので、こうしてあげるのが木にとっても良いことだと思っています。
コナラは、紅葉するものとしないものがあり、紅葉するものも年によってしないときがあります。
紅葉を観測したものには、忘れないように紅葉タイプという札を挿しておきます。



これも「コナラ」で、2006年にドングリを蒔いたお気に入りのひとつです。
紅葉タイプなのですが、置いた場所が少し日陰気味だったので今ひとつきれいにはなりませんでした。
あと、隙間に押し込んだせいで考えていませんでしたが、正面を手前にしなかったため、葉が裏を向いてしまっています。




作業の合間に、空を仰ぐとと、植えて6年目の「ヤマボウシ」が初めて見事に紅葉しています。
今年はたくさんの花と実を付けてくれました。妻がジャムにしてくれたので食べてみましたが、なんだか柿をジャムにしたような味でした。
来年も、いっぱい花が咲きますように。