風立ちぬ

日曜日に「風立ちぬ」を観た。



天才飛行機設計技師の堀越二郎に堀辰雄のモチーフを付加し、二人の生涯が交じり合った物語と見ていい。

宮崎駿監督は「戦争は嫌いだが飛行機は大好きだ」と言う。

自分は飛行機には関心がないが、文学としての「風立ちぬ」は大好きだ。

特に小説の中で「私」が発するヴァレリーの詩の一節が大好きだった。

“ Le vent se leve,il faut tenter de vivre”風立ちぬ　いざ生きめやも！

堀辰雄の婚約者「矢野綾子」は軽井沢の富士見高原病院で25歳の若さで死んでしまう。
堀辰雄自身も彼女と同じ肺結核で48歳でこの世を去る。

小説「風立ちぬ」の中の「私」の婚約者「節子」もやはり「私」の必死の看病も空しく息を引き取ってしまう。

けれどはじめ節子は看病する「私」に引け目を感じ臆病になっていたが、一緒にサナトリウムで過ごすうちに生きたくなり、生きられるだけ生きようと誓い合う。

堀辰雄が節子のモデル矢野綾子と初めて出会ったのは、昭和8年、滞在先の軽井沢でのことだった。やがて二人は恋に落ち、翌9年9月に婚約した。


前置きが長くなったが、映画の中で、二郎と菜穂子が出会うのも軽井沢の高原。
キャンバスを立て、絵を描く菜穂子の周りの風景が、ゆうすげ（カンゾウ）の花...
（たぶんニッコウキスゲ）で覆われ、心地よい風が吹いていた。

二郎の尊敬するカプロー二が夢に現れ、夢を共有するシーンがたくさん見られる。

宮崎駿監督にとってのカプロー二は東映アニメーション（東映動画）の先輩、高畑勲。
宮崎駿の夢には、いつも高畑勲しか出てこないそうである。

風立ちぬのチラシのタイトルの文字は宮崎が書いた。
けれど「生きねば」という強い文字は、スタジオジブリ事業本部長、鈴木敏夫氏が手がけたものである。

何となく味のある文字でもある。


二郎と菜穂子は、小説「風立ちぬ」にも出てくる透明感のある愛を見せてくれる。
エンドロールに松任谷由実の「ひこうき雲」が流れた。

やはり堀越プラス堀は計算通りにはいかない。

贈答のスイカは甘かったとチョコの考察

7月28日、今年も長野県の友人より下原スイカが送られてきました。
もさもさしてっどやっこくて食べらんにぇぐなるので24等分ぐらいに切って冷蔵庫に入れました。

そ、そうしたらあろうことか撮影を忘れてしまいました～
正彦さんすみません

とっても甘くて瑞々しくて食べまくっていたら、瞬く間に形状が消え去ってしまいました。
美味しいWatermelonでございました　ありがとうございます。

来年こそはちゃんとアップしますので許してね

ということで今日は近所の方から旅行のお土産のチョコを頂きました。
とても甘くて香ばしくカリッとしていて美味しかったです。
ありがとうございました。

ラーメン＆定食 ひまわり亭

娘が帰省したので、本日もひまわり亭さんで夕食です。





妻が選んだのはチキンパネソテー、若鶏のパン粉焼きです！


外側がサックサクで中がしっとりしており酸味があるトマトソースを纏いました。
充分に妻の舌を喜ばせてくれたようです。

娘と息子と私はひまわり亭自慢のビーフシチューです。


牛肉の塊が柔らかく煮込んでありましたが、しっかり肉の感触は残っていて満足の出来でした。


左党のお義父さんはポークジンジャーをつまみに熱燗でほろ酔い気分です。


我々も色取り取りのサワーで喉を潤しました。


夜11時まで営業していますのでお酒も楽しめますよー

お一人で退屈な時はコミックも揃っています。

昼は11時から15時まで（14時半ラストオーダー）
夜は17時半から23時まで（ラストオーダー22時半）

月曜日が定休日です。