昨晩は、フランコ-ジャポネカップルである、日本人の奥様とそのお嬢さんとご一緒の夕飯だったのは、先ほど書いたことですが。
ちょっとばかり考えさせられたことがあります。
この奥様は、九州のとある県出身で、そちらの方言で話されます。
旦那様(フランス人。日本語がよくできる)が日本に仕事にいらしていた時に知り合い、日本で結婚。
お嬢さんも日本で出産。
そして、彼女が5歳くらいまでは家族で、その地方に住んでいらしたようです。
奥様とご主人は日本語で会話、奥様はお嬢さんに日本語で話しかける。
そして、旦那様とお嬢さんの会話は、日本にいたときからフランス語だったらしいです。
ところで。
こちらに住み始めてから、お嬢さんは勿論、すぐにフランス人の学校に。
全く問題がなかった、ということなので、ご主人がかなり頑張られていたのだと思います。
私がお嬢さんに初めて会ったのは2年前、日本語が上手で吃驚りしました。
まぁ、考えてみれば、日本ではすっかり日本の生活を送っていたわけですものね。
でも。
既にこちらに来て7年、ということでしたから、よく衰えないなぁと思ったものです。
確かに。
奥様が日本語でしか彼女と話さないので、毎日日本語のやりとりをしているわけですし。
1年に2ヶ月丸々(=1年の6分の1)、夏休みには必ず帰省し、夏学級とかにも参加してきた、とのことなので。
フム、なるほど。。。
ただ。
その初めて会ったとき、秘かに、こんなに日本語が上手で理解もできるのに訛っていて可哀想だなぁと思ったものです。
方言は方言で、私は好きですが、やっぱり外国人が方言というのは、何とも言えないものがあるな、と感じてしまうのです。
(日本語の完璧な方言ならよいのですが。外国人訛りが入った方言は…ということです。
タレントさんのように、それも丸ごと個性にしてしまうのもありかもしれませんけどね。)
特に、お母さんは自分の訛りがそんなに移っているだなんて、勿論夢にも思っていない。(本人は、標準語を話しているつもりです。)
彼女が大人になって、自分の喋っている日本語が実はかなり訛っていると知ったら、ショックを受けるんじゃないか、思ったものでした。
そして。
昨日。
彼女と話したのは1年以上ぶりです。
背も私より大きくなっていて、あぁ育ち盛りなんだなぁと思いました。
で、ちょっとまた驚いたこと。
日本語が、下手になっていました。。。
前はもっと上手だったのに。
お母さんとは相変わらず日本語しか喋らない生活なのに、ここまで変化するものなのか…
多分、大きくなって学校にいる時間が長くなり、親と話す時間が減っていることも関係しているのでしょう。
人のふり見て我ふり直せ、ではありませんが。
言葉というのは、たとえ母国語でも退化するものだそうです。
普段違う言葉の社会で暮らしている場合、使うことと、きちんとした言葉を使おうという意識、絶え間ない努力があってこそ、維持できるものだと、そういえば学校でも習ったのでした。
未だにマスターしたというには程遠い私のフランス語能力。
どんな状況になっても、維持と向上の努力を実践しようと改めて固く心に誓ったのでした。…だって私の場合、フランス語が好きで、たったそれだけで、こんな訳のワカラン生活に嵌ってしまっているのですから。
ちょっとばかり考えさせられたことがあります。
この奥様は、九州のとある県出身で、そちらの方言で話されます。
旦那様(フランス人。日本語がよくできる)が日本に仕事にいらしていた時に知り合い、日本で結婚。
お嬢さんも日本で出産。
そして、彼女が5歳くらいまでは家族で、その地方に住んでいらしたようです。
奥様とご主人は日本語で会話、奥様はお嬢さんに日本語で話しかける。
そして、旦那様とお嬢さんの会話は、日本にいたときからフランス語だったらしいです。
ところで。
こちらに住み始めてから、お嬢さんは勿論、すぐにフランス人の学校に。
全く問題がなかった、ということなので、ご主人がかなり頑張られていたのだと思います。
私がお嬢さんに初めて会ったのは2年前、日本語が上手で吃驚りしました。
まぁ、考えてみれば、日本ではすっかり日本の生活を送っていたわけですものね。
でも。
既にこちらに来て7年、ということでしたから、よく衰えないなぁと思ったものです。
確かに。
奥様が日本語でしか彼女と話さないので、毎日日本語のやりとりをしているわけですし。
1年に2ヶ月丸々(=1年の6分の1)、夏休みには必ず帰省し、夏学級とかにも参加してきた、とのことなので。
フム、なるほど。。。
ただ。
その初めて会ったとき、秘かに、こんなに日本語が上手で理解もできるのに訛っていて可哀想だなぁと思ったものです。
方言は方言で、私は好きですが、やっぱり外国人が方言というのは、何とも言えないものがあるな、と感じてしまうのです。
(日本語の完璧な方言ならよいのですが。外国人訛りが入った方言は…ということです。
タレントさんのように、それも丸ごと個性にしてしまうのもありかもしれませんけどね。)
特に、お母さんは自分の訛りがそんなに移っているだなんて、勿論夢にも思っていない。(本人は、標準語を話しているつもりです。)
彼女が大人になって、自分の喋っている日本語が実はかなり訛っていると知ったら、ショックを受けるんじゃないか、思ったものでした。
そして。
昨日。
彼女と話したのは1年以上ぶりです。
背も私より大きくなっていて、あぁ育ち盛りなんだなぁと思いました。
で、ちょっとまた驚いたこと。
日本語が、下手になっていました。。。
前はもっと上手だったのに。
お母さんとは相変わらず日本語しか喋らない生活なのに、ここまで変化するものなのか…
多分、大きくなって学校にいる時間が長くなり、親と話す時間が減っていることも関係しているのでしょう。
人のふり見て我ふり直せ、ではありませんが。
言葉というのは、たとえ母国語でも退化するものだそうです。
普段違う言葉の社会で暮らしている場合、使うことと、きちんとした言葉を使おうという意識、絶え間ない努力があってこそ、維持できるものだと、そういえば学校でも習ったのでした。
未だにマスターしたというには程遠い私のフランス語能力。
どんな状況になっても、維持と向上の努力を実践しようと改めて固く心に誓ったのでした。…だって私の場合、フランス語が好きで、たったそれだけで、こんな訳のワカラン生活に嵌ってしまっているのですから。
外国語の場合は、聞きとれれば、読み書きさえ出来れば何れ喋れます。つまり一度聞けるようになれば、ネットでも映画でも毎日無料で世界中で外国語を聞くことは可能です。
母国語の場合は、初めから聞けるので仮令喋らなくても、聞いて意味が分からなくなる事はありません。私もネットラジオを聞いていて新しい言葉の意味は分からなくても、内容が分からない事はありません。初めは異様で耳に入らなくても、其れも聞き続けると苦にならなくなります。
外れましたが、話に訛りがあっても読み書きが出来て聞き取れれば問題ないと思います。但し、これは一度書いたのでTBはります。標準語が喋れないと読み書きが出来ないと言う事でもあります。
というわけで泡喰っています。
コメントのお礼と、お返事は戻り次第ということで。
素敵なクリスマスを!
この記事、とっても興味深く拝読しましたです。
私も九州出身ですし親子の会話の時間。という点においても。。
日々の営み、積み重ねについて考えさせられました。。
親子は似るわけです^^;
言葉って奥深いですよね。。
でも母国語以外の外国語を習うと、同時に、母国語にも関心が出てくるので、よい事ですね。
でも、人って、意外に簡単な言葉よりも
難しくて長い言葉がすっと覚えられたり(あと汚い言葉;?)するでしょ。
面白いですね。
先日は失礼いたしました。。。
聞き取りができて、読み書きができれば何れ喋れる!
その一言は、私を大いに励ましてくれました。
よぉし、いずれ、もっときちんとフランス語が喋れるようになる、と明るい希望。
とにかくこちらに来た当初は喋るのが怖くて、今でも喋りはモノスゴイ苦手意識です。
ただ以前に比べたら気持ちの枷はだいぶ緩くなってきて、いつかもう少しマトモに発音して、流暢に話せるようになりたいなぁという夢を持ち続けています。
そして。
標準語が喋れないと、読み書きができない。なるほど、と…考えさせられました。
読み書きは、教育というものを受けないと身につきませんしね。
言葉を勉強しているものとして、母国語も自省しながら使っていきたいと改めて思う次第です。
rikoさんのクリスマスは如何でしたか?
忙しい仕事の合間に楽しい素敵な時間を過ごされたことを祈っています。
そうですね。
言葉は日々の積み重ねだから、親子関係・環境というのは大きく影響しますよね。
といって、日本で密かに大流行り(?)という、幼児から外国語の英才教育を間違ったやり方で熱心に推進するのは、かなり危ない気がしますけど。
(勿論、やり方によって、基本的にすばらしい結果を生み出すというのは大賛成。
ただ、今の日本の教育状況では…外から見る者の立場として、かなり危ない状況のように感じるのです。)
言葉って奥深い…ホント、大きくうなずきます。