うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

年の瀬押し迫る。。。

2005-12-29 04:08:20 | 日常生活の中で
グレーの空。キンと冷えた空気。
雪が時折思い出したように舞い降りてくる、そんな昨日、今日。

クリスマス後のパリは何だか寂しいです。
まだイルミネーションは飾ってあるし、勿論、これからまた新年のお祝が待っているのですが。
街中に人が少ないせいなのか…そして、お店にイマイチ活気がないせいか。

でも、考えてみたら、クリスマスというのは、パリの街をあげてのお祭りというわけではないんですよね。
皆家庭でキリスト誕生を祝う、街はその影響で華やかになるだけなのです。
…日本の、何かあるときの街全体のお祭り騒ぎ状態というのは、こちらにはないものなのでしょう。

今年、クリスマスは前住んでいた街で過ごしてきたわけですが、久しぶりに見る街がとても綺麗に見えた。。。
なんでだろう?と思って、ハタと思い当たりました。
小さい街だから、中心の商店街の端から端まで歩いても15分。
ですから、どんな道にもクリスマスイルミネーションがそれぞれの横丁でテーマを変えて輝いている。
翻ってパリには、そんな小道はないのです。
私の家の界隈も、普段と殆ど変化なし。
家中でクリスマスの飾りつけをしているアパートも少ないし。
シャンゼリゼが大々的に電飾され、それにあたるのが小さな街の全てなわけなんですね。
こう考えると、小さな街もそれはそれで捨てたもんじゃないなぁ、と思ったのでした。



…今日はずっと家にいて、あ、買い物に行ってお店の人と一言二言は確かに交わしたけど、全く会話らしいものはしていません。
明日もかなぁ。。。
そんな状況だから、余計に曇った空の鈍より感を感じたのかもしれません。

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