うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

望みと 現実と

2008-06-17 13:56:44 | フランス(教育・学問・社会)
(昨晩繋がらなかったので、ワードに取っておいて、今朝更新。です。
ものぐさな私にしてはよくできたじゃん?!
でも。朝からこんな内容は読み返したくないので、そのままアップ
一日寝かした文、というわけでは全然なく、いつもながらの誤字・脱字・思いつきの乱文は変わりませぬ




浦島太郎のおじいさん(=トレンド(←死語?)から大きく遅れを取っています)、を自称しているうさたろう。
つい最近「アラ・フォー」という言葉を知りました、ポリポリ。




へぇ~っ。アラウンド・フォーティー(Around40)のこと、なんだぁ?





ふぅ~ん。
っていうことは、35歳から44歳の人、ってこと?

しかも。
それは女性に限るの?


でも。一体この年代の何が特別なんだろ?????
よくわかっていません。

だって。
ドラマも見てないし。
言葉だけ知ったってよくわからないのが本音、です。




しかし。
今日、ちょっと似たようなことで、そんな年代の女性の生き様についてツラツラ考えさせられたので、書いてみようと思ったわけです。





そう。
確か43歳とおっしゃていた(←私から聞いたわけじゃないけど。彼女が、ある時ポロリと言った気がします)仕事関係で知り合ったフランス人女性と話していて。(彼女は3人の子持ち)


むぅ…と。

なんだか、色々考えさせられちゃったんですよね~。





何の話から、そんな話に及んだのか全然覚えてないけど。
そう。
なんでも、彼女のお友達で38歳、未婚の彼氏がいない女性は、子供が欲しくて、欲しくて、たまらなくて。
ベルギーに行って、子供を生んでくるんだそう、です。



フランスでは、まだそういうことが合法じゃない?



とにかく。
子供が欲しい、でも、相手はいない。
そういう女性はベルギーに行って、子供を授かってくるんだそうです。







う~む。
そこまでして、自分の子供が欲しいのかしら。と、不思議に思ったりするわけですが…。






そ。
かくいう私も独身(既婚歴なし)、現在彼氏なし、子供なし。
しかも、こんな生活を送っているから、将来への展望は全くなし!!!





確かに。
子供が大好きな私としては、自分の子供がスゴク欲しいなぁ!と思う。
そして何より。
女性で生まれた限りは、その特性を活かして子供を産む、ということを経験してみたい気も大いにあります。



でもねぇ…


こればっかりは仕方ないんです。

私の運命にはそういう機会がなかったのかも、と。
実は、既に端から諦めております、ハイ。






そう。
いろいろ、自分の生きてきた道に反省はある…。

あのときの彼と結婚していればよかった。
とか。
或いは、せめて、別れるにしても、子供だけ生んでおけばよかった、とか。




しかしね。
果てしなく切ない思いこそはすれ、子供欲しさに、他国へ行って身篭る考えまでは、やっぱり思いつかないのが正直なところです。



そう、もし。
どうしても子供が欲しいなら、里子をもらう、という方が私は共感を覚えます。







でもって。
ちょっと話が飛びますが。

極度のコメント無精で、ほぼ毎日遊びに行っているブログにさえコメントを残すことは極稀な私。(コメントをいただくととっても嬉しいのはよくわかっているのに…)

毎日とは言わずとも、しばしば訪れているブログが幾つかあるのですが。



そんな中に、アラフォーについて書いてあるブログがいくつかありました。
そして。
実年齢がアラフォーに該当する女性の一人は。
ある種の不安を持っているため、定期的に婦人科に通っているそうなんですが。
そこで
「いいですね、今月もきちんと排卵しています」というお医者さんの診断に
« 今月も無駄をしてしまった。後何回で終わる、と言われたなら、アラフォー世代には、勇気を持って押し倒してでも子供を持つ女性がいるだろう »(意訳)と書いていた…。




そっかぁ。。。。。。。。。そういうもんかぁ…




でもね、でもね。
その押し倒すという行動に移ろうと思うのは、恐らくそれは好きな人に対する行動であって。
別に誰でもいい、というわけじゃない、と思うんです。







う~む…




しかしまた一方で。

フランスでも、こんなにたくさん見かける、人種を超えた里親・里子関係(そういうのが極端に少ないのは日本、の特徴?)。
何しろ有名人がよくやっているし、複数の子供を里子としてもらっている人も多いから、ある意味いいシステムなんだ、と単純に思っていた私ですが。



里子をもらうのは、ものすご~く大変なことで、いろんなことをしなくちゃいけなくて、何年も待たなくちゃいけない上、更には、それを毎年更新しなければいけない…などと、言うことを聞いて。
そして。
その後の子育ての中での問題など、すごくリスクがある、ということを聞いて。




そうかぁ、そんなに大変なんだ。。。。。。。。
と改めて思った次第です。





私の日本の友達の中にも、日本ではそれほど多くない「未婚の母」がいます。
彼女たちに対しては、未だに世間の目は冷たく、公共のサーヴィスが行き届かない日本、だと思います。

でも。
彼女が好きだからと、子供ごと受け入れくれる男性が現れて、晴れて結婚できた友達もいるし、ずっと一人ながらも立派に子供を育てつつある友達もいます。

確かにリスクはあるけれど。
幼児の頃から、親の本当の愛を真摯に十分に注いであげれば問題もない…と、信じている私です。





で。あれれ?
何をオチにしようと思っていたんだっけ?
只管、とりとめのない話になってしまいました。



ま。
要は、ですね。まだまだ日本の状況はフランスのそれとは違うなぁと感じさせられた、
そして。
結局は、人生それぞれ~♪自分が思ったように進むっきゃない、って改めて思った…という話であります。