自分は「音楽の人」ではないなとあらためて思い出したエピソード。
3月14日(月)
録画していたNHKEテレ「星野源のおんがくこうろん」第4回「中村八大」の回を観る。
それまで番組は観ていなかったんだけど、中村八大は興味があって。
ジョージ・ガーシュウィンの回もあったのね、再放送やらないかな。
さて、ジャズ・ピアニストにして作曲家・中村八大のエピソードで、戦後まもない頃の計画停電時、暗闇でピアノを弾きまくっていたというのがあった。
鍵盤が見えなくても音を頼りに弾けるものなのねー。
(などと驚いてしまったが当たり前のことなのか...そういえば矢野顕子さんも視力が悪かったから見なくても弾けるようにしていたとどこかに書いてあったような)
ふと思い出したのが、私が小学生の時の宿泊学習だったかなんだかのキャンプファイヤー。
皆で歌を歌うひとときがあって、私は何人かいたアコーディオン伴奏係のひとりであった。
事前に練習して(たぶん暗譜もして)ばっちり弾けるはずだったのだが、陽が落ちて手元が見えなくなることは全く予想していなかった。
辺りが暗くなって鍵盤が見えなくなると、全然まともに弾けなくなって、ひどくうろたえたことが、後々まで記憶に残っている。
思い起こせば、私は聴覚よりも圧倒的に視覚に頼ることが多かった。ひいては言葉でも楽譜でも解読するものがあればまずそちらを頼っていた。まず音声に耳を傾けることにもっと注力してみようと思う。
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