宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

辞典を買う/発見(?)

2010年10月17日 | にわかロシア語
タイミングとしてどうなのか分かりませんが、露和辞典を買いました。
たまたま見たYahoo知恵袋で、「語数は少ないが単語帳代わりに使い倒す」というような内容で紹介されていて、なるほど!と思った「パスポート初級露和辞典」(白水社)です。
薄くて気楽だし、挿絵も味がある。カタカナの読み仮名がついているのも、今の私のレベルにはありがたい。が、基本的な例文がたくさん載っているので、ちゃんと覚えれば、そうとう実力がつきそうでもあります。
実ははるか昔、NHKロシア語入門とともに博友社の露和辞典を揃えたものの、まるっきり使うことなく、えーと、たぶん、結局、古本屋に持っていたのだろうか(記憶なし)・・・という苦い経験がありまして。
「お財布に優しい範囲から始めて、とにかくモトを取る」ことを目標にしようと思っております。

『アンコールまいにちロシア語』の「会話力アップの実践編」には、長い単語がたくさん出てきます。
こんなのどうやって覚えてるの~(T_T)と思っていたのですが、ふと気づいたことがありました。
例えば、「勤勉な」は、трудолюбивый
じっと単語を見てみると、『まいにちロシア語』で覚えたтрудно(難しい)とлюбить(好きだ)が入っているような・・・
辞典を見てみると、труд(労働、労力)から来てるようですが、ははーん、(労働が好き)ってことで(勤勉)という意味合いになるのね、と合点がいきました。
また、「めまい」は、головокруженне 
головаが「頭」というのを、『アンコール・・』中級編テキストで見た覚えがある。
кру...で辞典を見てみると、кружиться(回る)という単語がある。
で、горова кружится(めまいがする)という例文も載っている。
なーるほど、(頭が回ること)=(めまい)なのですね。
ロシア語にも、漢語みたいな合成語があるのかーと、嬉しくなってしまいました。
いや、これって、常識なのでしょうけれど、知らなかったもので。
まぁ、でも、まずはある程度基本単語を覚えないことには、こういう合成語も予測できないわけで、やっぱり地道にひとつずつ、ってことですね^^;

テレビ講座/小出しがありがたい

2010年10月17日 | にわかロシア語
後期はNHKテレビ『テレビでロシア語』も観ています。
ロシア人出演者みなさん、日本語が上手なのにびっくり。
講師である沼野恭子先生の第一印象も、「美しい日本語を話す方だなぁ」というものでした。
ロシア語はもちろんですが、日本語の話し方も見習いたい。

今期は、前期にやっていた「シベリア4都市紀行~知らないロシアに出会う旅~」の再放送とのことです。

先日は、小学校段階から日本語が必修になっている公立学校の様子がリポートされていました。
将来の夢について聞かれて、こどもたちは「日本語の先生、あるいは通訳」「東京の銀行で働けたら」
などと答えていて「ほほぅ」と思いました。
ひとりの女の子が
「この町でモデル学校を卒業したので、日本でモデルになりたいです」
と言っていたのですが、この子たちはたしか小学3年生、モデル学校って?

そういえばウラジオストク編のリポーターは、『アンコールまいにちロシア語』の出演者でもあるカーチャさんだったのですね。
NHK語学番組のサイト『ゴガクル』で見つけた『おうちでゴガク』というブログに書いてあって、はじめて気づきました。

http://gogakuru.com/blog/selection/yuh/

このブログとてもおもしろいです^^

さて、このテレビ講座でも、『アンコールまいにちロシア語』でも最初のほうの学習事項として「これは誰の○○ですか?」という表現が出てきました。
これは『まいにちロシア語』には出てこなかった表現ですが、出てこなくて正解だったと思います。
キリル文字もろくに読めない段階で、いっぺんに出てきていたら混乱していたと思うので^^;
『アンコールまいにちロシア語』中級編のテキストをめくってみて、『まいにちロシア語』では割愛されていた基本事項がまだまだあるのだなということが、分かりました。
第一、第二、という序数詞はやっぱりあるのね、とか。
名詞は複数形になるともう格変化しないのかと思って安心していたのですが、やっぱり変化するみたいですね^^;
このへんは、しっかりした入門書を持っていれば、とっくに分かっていることなのかもしれませんが、『まいにちロシア語』の段階で知らなかったことは幸いでした。
ひと山越えて、満足感とともにちょっとダレていた感もあったのですが、まだまだ新しい道しるべがあると思うと、身がひきしまるというものです(?)