昨年末に行われた地元初の鹿児島大学魚類分類学研究室による魚類調査は、採集はできたものの、時化に泣かされ終了した感じである。そして今回はその2回目の魚類調査である。今回は近畿大学の先生となった魚ボラのOBやその学生、他の研究室の先生とその学生も参加。調査は一昨日から行われており、初日は海上は時化となり、ダイビング班が船を使えず、陸からの調査を行ったのみで終了。そして昨日は海上も風は弱く、私も仕事を終えてから釣り班として船からの釣り採集を行う。今回は魚ボラの学生と別の研究室の学生と行う。前回は雨が降り寒い中での採集となってしまったが、今回は晴れで風もなく絶好の採集日和となる。前回できなかった深場での釣りを試みるが、結局、学生達がマダイやイトヨリダイなどを釣るものの、目新しい魚種は採集できず。釣り採集を終える。そして今日が3日目の最終日。今日も会場は風が強く、釣りはできずダイビング班も早めに戻ってくる。結局今回も時化に泣かされる形となってしまう。だが、この2回の調査で地元での採集魚種も一気に増え、収穫のある魚類調査となった。
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