今日は定置網漁を終え、帰港すると市場に大きなサメが水揚げされているのが目につく。見に行くと大きなアオザメである。このアオザメはお隣の定置網に入網したそうである。重量はなんと178キロ。しかも内臓を取り除いてあるので、丸のままだと200キロはあったと思われる。アオザメは泳いでいる時が青く輝きとても綺麗である。だが水族館での飼育は難しくその泳ぐ姿は見る事が出来ない。その綺麗な姿を見る事が出来るのは定置網の特権である。だが、このサイズ。綺麗と思うか怖いと思うかどちらだろうか。
今日も定置網漁の漁獲物の選別作業をしていると、またフグ類の幼魚を見つける。今回は体が固く、フグ類でもハコフグ科かイトマキフグ科であることが分かる。これも生きていれば成長過程を見たいところである。だが、今回はネットなどで調べるとシマウミスズメの幼魚ではないかと思われる。今回も一応標本用に確保し、あとは魚ボラ任せとなる。