最近は忙しくなかなか魚ボラに参加できないでいた。そして、今日は予定も無く久しぶりに魚ボラへの参加となる。朝、普段通り定置網漁をし、魚ボラに持ち込む鮮度の良い標本を探す。だが、ネンブツダイやクロホシイシモチなどばかりである。魚ボラの学生がテンジクダイ科魚類の分類を研究していて標本を頼まれていたのでキンセンイシモチを確保する。魚ボラに行き、確保した標本を並べると、自分ではそんなに多いとは思ってもいなかったがキンセンイシモチだけで50個体程確保していた。せっかく持ち込んだので全て標本に登録するとの事。鰭立てしていると学生が1個体だけ違うのに気付く。キンセンイシモチは1種であるが図鑑「黒潮の魚」にはライン型・ドット型と型で分けられていて分類学的な再検討が必要となっている。今回持ち込んだのは1個体だけがライン型で後は全てドット型であった。今まで自分ではこの2型を区別していなかったが、ライン型の標本収集の為に学生に違いを教えてもらう。今回はキンセンイシモチの標本がたくさんあった中でライン型は1個体だけであったが、それが偶々なのか時期的なものなのか、それとも地理的なものなのかなど色々と考えられる。これからは現場で2型を見極め、長期にわたり調べる必要がある。先ずは標本収集からかな。
最近は忙しくなかなか魚ボラに参加できないでいた。そして、今日は予定も無く久しぶりに魚ボラへの参加となる。朝、普段通り定置網漁をし、魚ボラに持ち込む鮮度の良い標本を探す。だが、ネンブツダイやクロホシイシモチなどばかりである。魚ボラの学生がテンジクダイ科魚類の分類を研究していて標本を頼まれていたのでキンセンイシモチを確保する。魚ボラに行き、確保した標本を並べると、自分ではそんなに多いとは思ってもいなかったがキンセンイシモチだけで50個体程確保していた。せっかく持ち込んだので全て標本に登録するとの事。鰭立てしていると学生が1個体だけ違うのに気付く。キンセンイシモチは1種であるが図鑑「黒潮の魚」にはライン型・ドット型と型で分けられていて分類学的な再検討が必要となっている。今回持ち込んだのは1個体だけがライン型で後は全てドット型であった。今まで自分ではこの2型を区別していなかったが、ライン型の標本収集の為に学生に違いを教えてもらう。今回はキンセンイシモチの標本がたくさんあった中でライン型は1個体だけであったが、それが偶々なのか時期的なものなのか、それとも地理的なものなのかなど色々と考えられる。これからは現場で2型を見極め、長期にわたり調べる必要がある。先ずは標本収集からかな。