下水道管路の更新は待ったなし、抜本的推進を!
耐用年数を超えた管路が10年後には22%・623㎞に
2025年6月議会の補正予算に、「下水道管路の全国特別重点調査経費」が提案されました。
内容は、口径が2m以上の管渠の調査を行うものですが、口径2メートル以上は11.2㎞なので、総延長2,817㎞のわずか0.4%です。
今回の調査は、大きな口径の管路に異常があった場合は、大事故につながる可能性が大きいからということで、国の10割補助で行う事業です。
しかし、大部分を占める小口径の管路についても、老朽化がすすんでおり、管路更新は重要となっています。
カメラや目視で、市域の管路をできる範囲で調査しながら、以上長った場合は改修するというのが基本で、耐用年数を超えた管路の更新は年間約2.5㎞しかできていません。
このままいけば、10年後には、標準耐用年数50年を経過した管路は、2.6倍の623㎞になるとのことです。
まさに、老朽化、耐用年数超の管路更新に手つかず状態です。
ちなみに、20年後には、50年を超える管路が、一挙に現在の6倍の1,469キロになるそうです。
下水道管路の標準耐用年数は50年ですが、国土交通省公表のデータでは、敷設後40年を経過すると道路陥没ヵ所が急増することがわかっています。
3月議会でも指摘しましたが、住民の安全・安心を確保するためにも、年間2.5㎞程度の更新は、真剣に見直しを検討し、抜本的に推進する必要があります。
耐用年数を超えた管路が10年後には22%・623㎞に
2025年6月議会の補正予算に、「下水道管路の全国特別重点調査経費」が提案されました。
内容は、口径が2m以上の管渠の調査を行うものですが、口径2メートル以上は11.2㎞なので、総延長2,817㎞のわずか0.4%です。
今回の調査は、大きな口径の管路に異常があった場合は、大事故につながる可能性が大きいからということで、国の10割補助で行う事業です。
しかし、大部分を占める小口径の管路についても、老朽化がすすんでおり、管路更新は重要となっています。
カメラや目視で、市域の管路をできる範囲で調査しながら、以上長った場合は改修するというのが基本で、耐用年数を超えた管路の更新は年間約2.5㎞しかできていません。
このままいけば、10年後には、標準耐用年数50年を経過した管路は、2.6倍の623㎞になるとのことです。
まさに、老朽化、耐用年数超の管路更新に手つかず状態です。
ちなみに、20年後には、50年を超える管路が、一挙に現在の6倍の1,469キロになるそうです。
下水道管路の標準耐用年数は50年ですが、国土交通省公表のデータでは、敷設後40年を経過すると道路陥没ヵ所が急増することがわかっています。
3月議会でも指摘しましたが、住民の安全・安心を確保するためにも、年間2.5㎞程度の更新は、真剣に見直しを検討し、抜本的に推進する必要があります。