那須湯本温泉「鹿の湯」

2008年2月29日（金）

那須湯本温泉の温泉街を抜けると、すぐに名所「殺生石」がある。
その「殺生石」正面の道路反対側の坂を下りると「鹿の湯」はある。
今までは特に気にかけていなかったのでいつも通り過ぎてしまっていた。


「鹿の湯」は、奈良時代に発見された古い温泉だそうである。


「鹿の湯」の入口。辺り一帯に硫黄の臭いが立ち込める。
建物は明治時代、玄関は大正時代に建造され、そのままの姿を受け継いでいるとのこと。


浴室は小さな川を挟んだ反対側にあり、廊下で結ばれている。




男性用の浴槽は６つ。ほぼ１．５ｍ四方の正方形で檜造り、床は板張りだ。
手前左側から41度、右側42度、真中左側43度、右側44度、一番奥左側は46度、右側は48度と温度が高くなっている。
温度の低い方から順に入っていくそうだが、48度の浴槽はさすがに熱くて入るのはちょっと遠慮した。
砂時計持参の常連さんらしき人が何人も見受けられた。


平日であったが、駐車場はほぼ満車状態である。週末は相当の混雑が予想される。
石鹸、シャンプーは使用禁止だが、入浴料が400円と安いのが魅力なのではないかと思う。