ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

贅沢なひととき 和倉温泉「宝仙閣」

2011年04月16日 | 日帰り温泉記録(南関東・東海・西日本)
2011年4月16日(土)


我々の年代の旅行に出かける最大の楽しみの一つは、やはりゆったりと地元の温泉に浸ることだろう。
今回の100名城巡りの途中、松田忠徳教授の ”新・日本百名湯”のひとつ 和倉温泉でトップクラスの源泉割合を誇ると謳われる「宝仙閣」に立ち寄ることにした。


和倉温泉湯元広場
左側に和倉温泉を代表する温泉旅館「加賀屋」が見える。


湧浦の湯壺で白鷺が沐浴する様子


この地で白鷺が人が沐浴するように過ごしていたのを見て、村人が確かめたところ温泉が湧き出ていた、そうだ。


加賀屋」は、日本流の”おもてなしの心”で台湾北投温泉へ進出したことでも知られる。
一度泊まって”おもてなしの心”を味わってみたい気もする。


橋をくぐるとその先は七尾湾に繋がっている。右は「加賀屋」


「宝仙閣」の駐車場に愛車セレンゲティを停めて・・・


宝仙閣」本館入口
飲用可のようだが塩分が強くてとても飲めない。
ちょっと舐めてみて、持ち帰るのは諦めた。


入浴料金は、新・日本百名湯に1,000円と案内されていたが、タオル持参だと言うと、500円で良いとのこと。
これはラッキー、大助かりで得した気分。
奥まったところが男性用浴室だ。女性用浴室は2皆にある。


午後4時を過ぎたばかりだったのか、誰も入っていなかった。


お湯は無色透明、42度くらいでちょうどい良い湯加減だ。
ちょっぴり塩辛く、苦みが感じられた。
泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性中性高温泉)と紹介されている。


湯はたっぷりで、一人で入っているのはもったいないくらい。
貸切状態で、贅沢な気分である。
高岡城、七尾城と回ったこの日の疲れはどこかへ吹き飛んだ。
まさに至福の時間である。


こちらは、半露天風呂
内湯に比べると、やや温度が低いかな、という程度。


こちらは、女性用浴室
かみさんによると、数人の客が入っていたそうである。


浴室の造りは男性用と殆ど変わらないが、若干狭いようだ。


女性用露天風呂
かみさんも大満足だ。



土曜日だったが、泊まり客が来る前は空いているようだ。この時間帯が狙い目かも。
案内によると、「宝仙閣」の立ち寄り入浴時間は、11:00-22:00となっている。
新・日本百名湯では、入浴時間が数時間と限られている温泉が多い中、
ほぼ一日中好きな時間に入浴ができるというのは、大変ありがたい。
次に能登を訪れる機会があれば、また利用させてもらいたい。

「宝仙閣」で汗を流してさっぱりした後、金沢に近い「道の駅」へと車を走らせた。

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至福のひととき 湯ケ島温泉「湯本館」

2010年01月10日 | 日帰り温泉記録(南関東・東海・西日本)
2010年1月10日(日)


旅先でその日の一番風呂というのは、嬉しい限りである。
宿泊客を迎える前、きれいに掃除された浴槽に新しいお湯がたっぷりと溢れるばかりの湯に入るのは、実に気持ちが良い。
さらに一人で占有できたときたら、贅沢この上ない。
今回の伊豆旅行では、松田忠徳教授の ”新・日本百名湯”のひとつ、湯ケ島温泉「湯本館」に入ることができた。
川端康成が常宿し、8年がかりで名作「伊豆の踊子」を書きあげたことで知られる宿でもある。

湯ケ島温泉への道は、ひっそりとしていた。
湯本館」の看板が見える。前に一度来たことがある見覚えのある景色だ。
 

湯本館」の看板の指示に沿って右に曲がると細くて急な坂になっている。
突き当りの和風の建物が「湯本館」である。


玄関は右側にある。"日本秘湯を守る会"の提灯に期待感が膨らむ。
「伊豆の踊子」の一節が記されている。
 

玄関を入ると木製の階段が目に入る。
川端康成が流しの踊子が踊るのを腰を下ろしてじっと見ていた梯子段である。
奥の待合室で『湯が一杯になるまで』と5分ほど待たされた。
伊豆の踊子」の撮影シーンが壁いっぱい貼られている。
 

当然のことながら川端康成の写真もあった。
二人で記念の写真を撮ったりしていると間もなく風呂に案内された。
露天風呂は浸かるだけなので、先に内湯に入ることにした。


男性用内湯。湯が張られたばかりで、湯気がもうもうとしていた。


一番風呂とは、実に気持ちが良い。
無色透明で、温泉特有の硫黄の匂いはないが肌にしっとりとするようなお湯である。


こちらは女性用内風呂。男性用に比べてやや小さめである。


露天風呂に入るには、別に1000円必要だ。(家族またはフループ毎)
東屋が脱衣場になっている。


岩造りの露天風呂である。目の前が狩野川で水の流れる音が心地よい。


後ろ姿なら、ということで、記念にかみさんをパチリ。


二人だけで入るにはもったいないほどの贅沢な湯量である。
内湯に比べてやや温めだがほどよい湯加減だ。


清流の音に心が癒される。
2年半前に隣の西平温泉「河鹿の湯」を訪れた際に"かじかがえる"の鳴き声に安らぎを覚えたことを思い出した。



チェックイン前の限られた時間内にしか入れないが、一番風呂という"新鮮"な湯に浸れたことは贅沢であると思う。
貸切露天風呂代として別に1000円払ったが、夫婦二人だけで過ごした、至福の時間であった。
決して高くはない、と思った。
因みに内湯だけだと、一人800円である。


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贅沢なひととき 吉奈温泉「東府屋旅館」

2009年02月07日 | 日帰り温泉記録(南関東・東海・西日本)
2009年2月7日(土)


我々の年代の旅行に出かける一つの楽しみは、やはりゆったりと温泉に入ることだろう。
今回の伊豆旅行では、松田忠徳教授の ”新・日本百名湯”のひとつ 吉奈温泉で創業400年の歴史を誇ると謳われる「東府屋旅館」に入ることができた。


東府屋旅館の玄関


露天風呂に通じる天井には風情のある提灯が・・・


木々に囲まれた男性用露天風呂。塀の外側から清流の音が聞こえる。
かなり広いが無色透明の湯がたっぷり。


打たせ湯に打たれると疲れも吹っ飛ぶ。最高に贅沢なひとときである。


男性用露天風呂の脱衣場を望む。


こちらは、女性用露天風呂の入口。


女性用露天風呂。
男性用より若干小さ目であるが、こちらもなかなかの雰囲気である。
 

内風呂は、清流の上に架けられた通路を通るため、裸のままでは行けない。
いったん着替える必要があるが、内風呂もお奨めである。


内風呂へ通じる渡り廊下。廊下の下には清流が流れている。


男性用内風呂。


女性用内風呂。


東府屋旅館の日帰り入浴時間は、11:30~13:30と限られている。
これまでなかなか訪れる機会がなかったのだが、この日予定していた雲見温泉の日帰り温泉の入浴時間が変更になったため、急遽予定を変更して東府屋旅館を訪れることにした。
今回は、土曜日にもかかわらず日帰り入浴客は誰もいなかった。
幸運にも露天風呂・内風呂を独り占めでき、贅沢なひとときを味わうことが出来た。
これで、1,000円は絶対に安い!!


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滑らかな肌触り 「二の丸温泉」

2008年01月15日 | 日帰り温泉記録(南関東・東海・西日本)
2008年1月15日(火)

湯浅町の市街地を少し外れて、山田山方面に向かって、みかん畑を縫うように車を走らせると、
ログハウス風の「二の丸温泉」があった。


「檜風呂」は湯気が立ち込めていた。


つるつるとして肌が滑らかな感じがして、とても気持ちの良いお湯である。


「檜風呂」の階下に半露天の「岩風呂」がある。
「檜風呂」に比べやや温めだ。その分長く入っていられる。
 

「二の丸温泉」でも水を売っていた。水を求める人が後を絶たない。




前日、白浜町の富田(とんだ)では”水”を買う(20円/1L)ことになったが、初めてのため勝手が分からず、まごつくばかりであった。
このように”水”を買い求めるシステムは今回の南紀旅行で初めて経験した。南紀では当たり前のようだ。
 


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日本最古 白浜温泉「崎の湯」

2008年01月14日 | 日帰り温泉記録(南関東・東海・西日本)
2008年1月14日(月)


この日は「るるぶ」などの雑誌でも紹介されている、日本三古湯の一つと謳われている、白浜の「崎の湯」に入った。
万葉集にも登場するほど歴史のある名湯だそうだ。
 

男湯の一つ目の浴槽。丁度良い湯加減。


男湯の二つ目の浴槽。潮騒の音が心地よいが、やや温めのため寒くてなかなか出られなかった。


目の前に広がる太平洋の海原だが、某ホテルの海中展望塔は、無粋という他ない。


白浜には海中展望塔以外にもいろんな建物が海岸線ぎりぎりにびっしりと立ち並んでいるが、自然の景観を壊しているように感じてならない。
”自然のままが一番”なのではないだろうか?


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