goo blog サービス終了のお知らせ 

ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

弁当には大満足! 八方が原ハイキング

2012年06月06日 | ウマさんの気ままなバスハイキング
2012年6月6日(水)


常南トラベル(株)が主催する日帰りバスの旅「八方が原ハイキング」に参加した。
所属する「健康ウォーキング同好会」からは、会長以下有志の9名が参加した。

常南交通本社(谷田部)から大型バスに乗り込んだ。
バスはほぼ満席に近い状態であったが、この後、下館からの乗客のため、294号線へ。


バスに乗り込むと直ぐに朝食の弁当が配られた。
ハムと焼きそばが半分づつ入っているパンだ。ソーセージと小さなトマトが付いている。
どこかのコンビニでも見かけたようなメニューである。
朝食にはおにぎりの方が良いのでは、と自分は思う。


バスは快調に294号線を北上していたが、下妻の125号線手前付近で全く進まなくなった。
事故による渋滞に巻き込まれてしまった。


う回させられた道は後ろも前もご覧のような状況である。


40分以上も遅れて常総線下館駅で最後の乗客を乗せると、直ぐに道の駅「にのみや」で最初の休憩だ。


北関東道真岡ICで昼食弁当を積み込み、東北道へ。


上河内SAで2度目の休憩だ。


上河内SAに到着した時には降っていなかったが、小休止している間に小雨が降り出した。
台風3号の影響で、雨の領域も次第に北上している感じである。


添乗員から手作りのハイキングコース図が配られ、コースの説明を受ける。
「小間々駐車場」から「大間々駐車場」まで皆と一緒に歩き、そこからはいくつかのコースがあるので、
各自自分に適した好きなコースを歩く、ということである。


10時36分、ようやくこの日のゴールとなる八方が原の「山の家たかはら」(学校平駐車場)へ到着し、最後の休憩。
常南交通本社を出発して既に4時間を経過していた。
始発の石岡ロードパークから乗車した人は5時間半もの長旅となった。


ここで、昼食の弁当を受け取り、


準備体操だ。
常南交通のバスハイクにはこれまで10回参加しているが、バス添乗員の号令による準備体操は初めてである。


この後、バスでスタート地点の「小間々駐車場」へ移動。
10時55分、ようやく出発だ。
あいにくこの頃から心配された雨が降り出した。予報より少し早い。


数分遅れて「健康ウォーキング同好会」9名も一団の後を追った。
「健康ウォーキング同好会」がしんがりを務める形となった。


大間々駐車場までは、「大間々自然歩道」を歩く。
自然歩道の入口は、山ツツジの木々に覆われている。
道標がないと見落としかねない。


山ツツジのトンネルを過ぎると、新緑の林が続く。


緩やかな上りの道であるが、レインコートを被っているので、『暑い!』
フードで頭を覆っているので、なおさらである。
直ぐに汗が噴き出てきた。


我々より若干年配と思われる一団とすれ違った。
大間々駐車場をスタートとする下るだけのコースなのだそうだ。


林を抜けると、やや明るい場所に出た。


レンゲツツジはまだ蕾の状態である。
見頃は今週末から来週始め頃だろうか?


山ツツジは既に満開状態、既に満開を過ぎている木も多数見られる。


こちらは、トウゴクミツバツツジ?
ファンの間では、「小間々の女王」と呼ばれるそうだが、その数は少ない。


大間々駐車場が見えてきた。


見頃のレンゲツツジには1週間ほど早かった。
A子さんによると、昨年5月中旬に訪れた時には一面のレンゲツツジだったそうだ。
それで今回も参加したそうであるが、花の時期を見極めるのは難しい。


11時35分、大間々駐車場に到着。


コースの確認をして・・・


「ミツモチ山」目指して出発!


右の「見晴しコース」「青空コース」を進む。
左は「やしおコース」で戻りのコースとして歩くことにした。


この頃になって雨が上がり、時折り陽が差すことも。
『良かったわねぇ』
(傘を差している人もいるが、雨は降っていない)


「シロヤシオ」がところどころに咲いている。
「アカヤシオ」は5月下旬には既に終わっているとのこと。
同じツツジの仲間なのに開花時期は大きく異なるのだ。


「シロヤシオ」は、愛子様のお印として一躍有名になった、そうである。
お花の好きな皇太子ご夫婦が、「純白の花のような純真な心を持った子供に育って欲しい」
との願いをお印に込めたといわれている、とのこと。


右は「見晴しコース」、急な上りが続く、との説明があった道である。
(添乗員によると、こちらのコースを選んだ人はいなかったそうである)
我々は左の「青空コース」を進む。


『緩やかで歩き易いコースが良いゎ』


蕾だけのツツジ(種類は不明)も見られる。
満開になった時が楽しみな蕾の状態である。


『雨が上がって良かったわねぇ』
『ついてるねぇ』


突然視界が開けて、高原山一帯の中岳(1728m)と釈迦ケ岳(1795m)が。
あいにく釈迦ケ岳の頂上付近は雲がかかっている。


殆ど平坦な道が続く。
やや物足りない、という気がしないではない。


これはまた物騒な立て看板だ。
狩猟の人には、くれぐれも気を付けて欲しいものである。


見事な「シロヤシオ」(ゴヨウツツジ)である。


ところどころに咲いている「山ツツジ」に見惚れる。


『なんてきれいなんでしょっ』


12時25分、ミツモチ山(1,248m)の展望台下に到着。
案内板によると、この辺り一帯を”ミツモチ”(かつては三ツ持)と云うそうである。


昼食の前に展望台へ上ってみることに。


数十mも上がると、小さな展望台があった。


雨は上がったばかりで、展望台からの眺望はもう一つ、といったところ。
しかし、高原を吹き抜ける爽やかな風が気持ち良い。


ベンチに戻り、とにかく弁当だ。
真岡鉄道の駅弁”野立御膳”とある。


これは、なかなかの弁当ではないか。
山菜炊き込みご飯に鳥の唐揚げ、鮪の角煮、串だんご、かまぼこ、かんぴょう・竹の子・ごぼうの煮物
などなどが詰まった贅沢な弁当である。酒のつまみにも合いそうだ。


『美味しいっ!』
『今まで食べた中で一番じゃないかしら?』
ご飯はボリュームがあり、女性には多すぎるのでは? と思ったが、皆さんきれいに平らげてしまった。
気になる値段であるが、ネットで調べたら、お手ごろな700円とあった。
真岡を訪れる機会があれば、買い求めたいものである。


気が付くと「やしおコース」から上ってきた人たちも弁当を広げていた。
距離は同じだが「やしおコース」の方が若干時間がかかるとの説明があったが、その通りだ。


戻りは「やしおコース」である。大間々駐車場まで2.6Kmとある。
展望台前の道標に従って進む。


背の低い熊笹が生い茂っている中を進む。


しばらく下りが続く。


13時15分、大丸(おおまる)を通過。
大間々駐車場まで1.6Kmだ。


かなりな下りである。
『逆コースだったら、結構大変だったわねぇ』
『戻りのコースにして良かったねぇ』
同感である。
(歩きながら動いている人を撮るのでブレてしまう。見苦しい点は御容赦願いたい)


ブナやミズナラなどの林が続く。


イラモミの古木
案内によると、イラモミは秩父や丹沢、東海地方に分布しているほか、
この高原山にとび離れて分布している、とのこと。


ミズナラの大木


大きなシダの群生なども見られる。
ここが標高1,200mあることを忘れさせる景色ではある。


一息入れよう。
『お茶が美味しいっ』


林の中は薄暗くなり、次第にガスって来た。また雨が降り出してきた。
林の中のため、雨を少しばかりだが凌いでくれるのはありがたい。


「やしおコース」は下りばかりではない。
今度は上りである。


15分ほどの上りを一気に進むと、「青空コース」との分岐点に出た。
ほどなく、大間々駐車場である。


ゴールまでには少し時間に余裕があったので、大間々駐車場の外周歩道を歩くことに。
昨年見事なツツジのトンネルがあった、というI会長の記憶にすがることにした。
大間々自然歩道を小間々駐車場へ数百mほど進むと、


外周歩道らしき小さな小径があった。
小径へ入ると、山ツツジのトンネルが現れた。
I会長の記憶は正しかっことが証明されたのだ。
『これは、本当に見事だねぇ』


ひと際大きなツツジの木はまさに満開の状態であった。
『これで何とか八方が原に来たという格好が付いたねぇ』


外周歩道を抜けると、小間々駐車場と大間々駐車場を結ぶ道路に出た。
そのまま道路を小間々駐車場に向かうことにした。


雨上がりのため、新緑の緑が一層際立っている。目に沁みるようだ。
『気分爽快ってこのことよね~』


新緑に混じってポツリと咲いている山ツツジの朱色が一段と映える。


舗装された道路を20分ほど歩き、小間々駐車場へ到着した。
ここからまた、大間々自然歩道を歩くことにした。


ゴールの「学校平駐車場」は朝方進んだ方とは反対側の道を進むことになる。


鮮やかな山ツツジのトンネルが続く。


途中で軽く小休止して、


林の中を進む。


時折り、緑の中に山ツツジの朱に出遭う。
何とも言えないコントラストである。


20分ほど大間々自然歩道を下ると、学校平駐車場に到着した。


山の駅「たかはら」で注文したコーヒーは一味違った味がした。
15時20分、バスは次の目的地「かんぽの宿栃木喜連川温泉」へ向かった。


約1時間で「かんぽの宿栃木喜連川温泉」に到着。


「かんぽの宿栃木喜連川温泉」には10年前に日帰り入浴で一度訪れている。
その時は「日帰り館」だったと記憶しているが、今は「宿泊館」での入浴に変わっていた。


汗はとっくに引いてしまっていたが、ひと風呂浴びて汗を流すことに。


館内の食堂でくつろぐ人たちもいるなか、我々は一足先に一層のくつろぎを求めてバスへ向かった。


『かんぱ~いっ!』


風呂上がりに冷えたビールは格別である。
この味を味わうために道の駅「たかひら」で水分補給を我慢していた人も。
17時20分、満足の笑顔で溢れたバスは、静かに「かんぽの宿喜連川温泉」を後にした。


帰りのバスは、高速道ではなく、一路294号線で茨城を目指した。
18時30分、道の駅「にのみや」で最期の休憩。


車窓から筑波山が見えた。
(ピンボケなのは、決してアルコールのせいではない、と思っている)

『今日は、大変お疲れ様でしたっ!』

朝方の事故渋滞が最後まで影響したのか、自宅に着いたときには既に20時を廻っていた。
この日の天気は”午後から雨”の予報だったが、途中から日差しも差してきたのは幸いだった。
”雨の中での弁当”も覚悟していただけに、日差しの中での弁当は正直言って助かった。

蕾のレンゲツツジや盛りを過ぎたシロヤシオに何となく物足りなさを感じていたが、
最後に大間々外周歩道で見事な山ツツジのトンネルに出遭ったことで、金を払った分の元は取れた、と思っている。
昨年参加したI会長の経験・記憶が生かされた、ということである。

ミツモチ山の高原で食べた弁当は、今までで最高の味であった。
これからも常南交通社が主催するいくつかのハイキングへ参加する予定だが、
どのような昼食弁当が出るのか、大いに楽しみである。
今後もこの日の弁当級が提供されるのを期待したい。


ウマさんの気ままなバスハイキングの目次”に戻る。


天空の村 奥秩父栃本集落ウォーキング

2012年05月01日 | ウマさんの気ままなバスハイキング
2012年5月1日(火)


常南トラベル(株)が主催する日帰りバスの旅「天空の村 奥秩父栃本集落ウォーキング」に参加した。
自分が所属する「健康ウォーキング同好会」からは、会長以下有志の8名が参加した。

常南トラベル本社に先回りして待つこと10分、各地の参加者を乗せた40人乗りの大型バスが到着した。
バスは定刻の6時30分に出発である。


バスに乗ると直ぐに、朝食のおにぎりが配られた。
谷田部ICから常磐高速に乗るので、そこで食べることにした。
朝食はいつものようにパンを食べて来たので、お腹は空いてはいなかったが、
以前より何となく美味しく食べることができた。


バスは常磐道・外環道・関越道と順調に走り、最後の休憩地である秩父の道の駅「大滝温泉」には、9時40分に到着。
この「大滝温泉」には、帰りに風呂に入ることになっている。


この日のウォーキングのスタート&ゴールとなる、二瀬ダム手前のバス停には、10時ちょどに到着。


昼の弁当を受け取る。お昼が楽しみである。


準備体操は、当会の会長が務める。
当会で纏まって準備体操を始めると、次第に当会以外の参加者が加わってきて、
一緒になってやるのが恒例になっているのだ。
バスの添乗員もそれを期待している状況である。


10時5分、「栃本集落」を目指してウォーキングの出発である。
出発前に添乗員から説明された手作りの地図を参考に進むことにした。


”二瀬ダム周辺遊歩道”を進む。


約300mほど先にある小さなトンネルをくぐると・・・


色とりどりの花が咲き乱れ、別世界に入ったような感じである。
さらに遊歩道を進むと・・・


二瀬ダムが見えてきた。
二瀬ダムは、荒川の本流最上流部に建設されたアーチ式重力ダムである。
堤高95m、堤頂長288.5m、とのこと。


ダムによって形成された人造湖は、秩父宮妃によって秩父湖と命名された。


秩父湖の回りの山は、芽吹いたばかりの軟らかな緑で覆われていた。
ところどころに山桜の白が点在し、何とも言えない美しい景観である。


しばらく進むと、道は二つに分かれている。
右側の緩やかな上りの道を進む。
左側は、帰りに通ることになっている道だ。


紅、白、濃い桃色、そして青々とした草の緑のコントラストが美しい。


『何てきれいなんでしょうっ』『素晴らしいねっ!』
感嘆詞の連発である。


緩やかな坂道がしばらく続く。
早くも首筋には汗が滲んできた。


ヤマブキの輝くような黄色も映える。
今が一番美しく見える時期なのではないだろうか。


この辺りは、麻生集落か?
どっしりとした大きな家が石垣の上に建てられている。


出発して40分、一息入れることにした。
O子さん持参のパイナップルに舌鼓を打つ。
『ご馳走さまっ!』『冷たくて美味いっ!』


家の軒下には早くも次の冬に備えて薪が整然と丁寧に積まれていた。


「光の村養護学校」だ。
養護学校の前は、大滝村立「上中尾小学校」だったが、生徒がいなくなり廃校に。
その後「光の森養護学校」として使われていたようだが、今はその養護学校も廃校となっている。


上中尾の猪垣”の表示があった。
”猪垣”(ししがき)は、全長約45m、断面は上辺120cm底辺140cm、高さ90〜130cmの
台形をなした石積みのこと、らしい。埼玉県指定有形民俗文化財とある。
この日は立ち寄っている時間はないが、機会があれば、一度見てみたいものである。


杉の枝打ちがきちんとなされ、真直ぐに伸びた杉が美しい姿を見せてくれる。
この村の林業を守ろうとする姿勢が感じられる。


小さな休憩所を過ぎると、急に視界が開け・・・


小さな集落が現れた。
配布された地図によると、この辺りから「栃本集落」になる。


桃の花が美しい。これほど桃の花が美しいと感じたのは今までにない。


またしばらく緩やかな上りが続く。


杉林の中を進む。


曲りくねった道のカーブにはミラーが設置されている。


小さな集落が点在する道を進む。
店などは殆ど見当たらない。(見過ごしたのかもしれない)
村の人は自給自足の生活をしているのだろうか?


急な斜面に家が立ち並ぶ。
色とりどりの花に囲まれ、まるで桃源郷の世界である。


雁坂峠方面
前方の谷会いに国道140号線らしき道路が見える。


「栃本関所跡」に到着。


栃本関所は、16世紀中頃の創設とされ、国指定の史跡に指定されている。
建物はあいにく修理中で、残念ながら中に入って見ることは出来なかった。


「栃本会館」の前に「秩父往還道」の碑が建てられている。
「秩父往還道」とは、秩父大宮(秩父市)から荒川渓谷沿いに秩父盆地を横断し、
雁坂峠を越えて甲州に入り甲府に至る街道である。
中仙道と甲州街道を結ぶ間道でもある。


新屋敷」のコテ絵のある家。
由緒ある家なのだろうか?


旅館? あるいは民宿か?
主人が布団を干していた。


添乗員に説明を受けた、赤いポストだ。
郵便局はなく、ポストだけが道端にポツンと立っている。


ポスト脇に上り口がある。
添乗員さんに見晴しが良いと聞いていたので、上ってみることにした。


やや急な坂道を上ること10分。


上った先には、桃の花と菜の花が咲き乱れている別の集落「千島集落」が見える。
周囲を谷に囲まれた集落はまさに”天空の村”である。


振り返って二瀬ダム方面を望む。なかなかの見晴しである。
やはり一段高いところからの眺望は気分が良い。


そろそろ弁当の時間のため、ここで引き返すことにした。


桜が似合う風景である。


先ほど上ってきたポストまで戻り、弁当を食べるために屋根のある東屋まで進むことにした。


「東京大学」の名称の入ったトラクターが。


表札には、「東京大学農学部附属秩父演習林 栃本作業所」と書かれていた。


さらに下って行くと


国道140号線の大峰トンネルが見えた。
間もなく折り返しのポイントである。


東屋があり、運良く空いていたので、ここで弁当タイムとすることに。
時刻は12時少し前だが、お腹も空いていたので、グッドタイミングだ。


弁当はなかなか味も良く、美味しかった。
意外とボリュームがあり、添乗員によると前回は残す女性もいたそうだ。
当会の女性はきれいに平らげていたが・・・


弁当を済ませ、国道140号を秩父市方面へ数百mほど進む。


大峰トンネルの先は秩父市に通じる。
トンネル手前の小さな道(一応、国道140号となっている)を荒川に沿って進む。


小さな滝?などもある。特に名前は付けられていないようだ。


民宿「ふるさと」
正直言って、随分寂しいところに建っているものだと思う。
弁当を食べた折り返し地点から二瀬ダムまでの約6.6Kmの間に家はこの一軒だけであった。


下りのため、歩きは快調である。


ヤマブキの黄色が特に美しく映える。


道路の右側は荒川の源流が流れている。
水の流れる音が谷間に心地良く響き渡る。


コース中間の東屋には、先行していたハイカーが休憩していた。


新緑の緑が殊の外美しい。


対岸の山も新芽の薄い緑に包まれている。


大きな岩の真ん中を切り取ったような道路だ。


昼食後約1時間経過、ひとまず休憩して、水分を補給しよう。


荒川の流れの音が聴こえなくなったと思ったら、いつしか秩父湖になっていた。


秩父湖が美しい。
写真中央上部には、最初に通った道(往還道)が見える。


”荒川吊り橋”だ。


渡ってみると、けっこう揺れる。


この吊り橋は行き止まりになっている。
対岸まで行って戻らなければならない。


吊り橋中央付近から見た秩父湖(上流部を望む)


吊り橋の下には遊歩道が設けられている。
遊歩道から吊り橋を見上げたところ。


新緑が輝く遊歩道を進む。
車が通らないので、安心である。


秩父湖


遊歩道が終わり、再び一般道に合流する。


二瀬ダムは間もなくである。


二瀬ダムが見えてきた。


二瀬ダム管理事務所


下流側から見たダムの景観


ダム横の小さなトンネルを抜け・・・


14時ちょうど、ゴールだ。
予定より30分ほど早く着いた。
万歩計は21,000歩を越えていた。


整理体操をして・・・


大滝温泉へ向かった。


ウォーキングの疲れを取るには温泉に浸かるのが一番だ。


ひと風呂浴びた後の冷えたビールは格別である。


奥秩父の「栃本集落」を初めて訪れ、満開の桃の花に感動した。
桃の花がこれほど美しく感じられたことはなかった。まさに桃源郷の世界だ。
今までは花といえば直ぐに桜を連想していたが、これからは桃も加えずばなるまい。
常南トラベル社の企画に拍手を送りたい。
そのうち「健康ウォーキング同好会」の例会として、企画してみたいものである。


ウマさんの気ままなバスハイキングの目次”に戻る。


駒止湿原ハイキングとひめさゆり

2011年06月19日 | ウマさんの気ままなバスハイキング
2011年6月19日(日)


常南トラベル(株)が主催する日帰りバスの旅「駒止湿原ハイキングとひめさゆり」に参加した。
「健康ウォーキングの会」からは、自分と会長の2名が参加した。

5時40分、荒川沖駅前からバスに乗り込んだ。
早速朝の弁当が配られた。
あまりお腹は空いてはいなかったが、石岡ICから高速に乗る前に食べておいた方がいいだろう。
焼きそばとハムが盛られたホットドッグは、初めてである。


常南交通バスは、28人乗りの中型である。
この種の企画であれば、45人乗りの大型が普通だが、行き先が福島県ということもあるのか、やや少ない。
数人が体調不良で不参加のため、結局、全部で19名の参加となった。


常磐道・北関東道・東北道を乗り継ぎ、東北道西那須野ICで降りてからは塩原温泉郷から会津田島を抜け、
10時25分、ようやく「駒止湿原」(こまどしつげん)に到着。

途中、昼食の弁当が受け取り先の会津田島への配達が遅れる、というハプニングもあったが、
荒川沖から4時間半、取手から参加した人は5時間もかかったことになる。
やはり南会津は遠い、ことを実感した。


この日は日曜日のため、駒止湿原の駐車場は満杯だ。
溢れた車が道端にずらりと駐車されたままである。


駒止湿原入口の看板の前は大勢の人で賑わっていた。
尾瀬ほどではないにしても結構な人出である。


ここが駒止湿原の入口になる。


震災復興への支援協力金になれば、と、有料(200円)の小冊子を購入。


湿原内は平坦な木道で、距離も短い、ということで準備体操は省略である。
先頭きって颯爽と歩く、我らが自慢の「健康ウォーキングの会」会長


入って直ぐに小さなブナ林があり、そこを抜けると・・・


湿原らしき広い場所に出た。


参加者たちは、盛んにシャッターを押していた。


大谷地(湿原の固有名詞)に差し掛かると、一面にわたすげが咲き乱れていた。


わたすげの湿原を進む。
この辺りは一方通行だが、木道は細くて、避ける場所が少ないため、ゆっくりと立ち止まって鑑賞している余裕はない。
どんどん前に進むしかない、といった状態である。


しかし、これほどのわたすげの群生を目の辺りにするのは初めてだ。
『素晴らしいわネっ』あちこちから感嘆の声が上がる。


ひと際大きく咲いて目を引くコバイケイソウの花。


緑に包まれた湿原の景色は、一味違った感動を与えてくれる。


緑の中に白樺の真っ白な幹がアクセントを添える。


ところどころに置かれたベンチには既にたくさんの人が一休みしていた。
この分では空きベンチを見つけるのは、難しそう!


大谷地を過ぎ、小さなブナ林を抜けると・・・


白樺谷地水無谷地方向を示す標識がある。


白樺谷地・水無谷地への道は、砂利道になっている。


白樺谷地からは、一本の木道を両方向からの人が歩くため、互いに道を譲り合いながら進むことになる。
木道に人の列が続く。


ベンチは、ご覧のような状態である。


撮影が終わるまで待たされている人も。


3つ目のブナ林を抜けると・・・


水無谷地の広い湿原が広がる。


ここでもわたすげの群生を見ることが出来る。


尾瀬沼とはまた違った風景だが、素晴らしい。


ところどころに咲いているレンゲツツジの朱が色を添えてくれる。


湿原の真ん中に立つ枯れる寸前の木も景色の大切な要因だ。


水芭蕉は、既に終わっていた。
まら次の年もきれいな花を咲かせて目を楽しませてくれるのだろう。
『水芭蕉の咲く頃に来てみたいわねぇ』の声があちこちから聞こえた。


水無谷地の突き当りがこの日のコースの折り返しポイントになっている。


バスの添乗員からは、『水無谷地の突き当りの木陰で昼食でも』と勧められていたが、
それらしき適当な場所が見当たらないため、引き返すことにした。
バスまで引き返してバスの中で昼食、ではせっかくの弁当も方なしである。
ちょうどうまい具合にベンチが空いたので、ここで弁当を広げることにした。


おにぎりとおかずが2段重ねになっており、味もまあまあといったところ。
しかし、廻りの景色を見ながらの弁当はやはり美味い。
(一口ほど食べた後で、写真を撮っていなかったことに気がついた。食べかけをお見せするのは心苦しい)


昼食後、出発地点を目指して歩いて来た道を進む。


帰りの道は、途中で湿原から少し外れる。
木道ではないが湿原とはまた違った視界が広がる。


白樺の並木道”とでも名付けたい風景である。


ブナの植樹が行われている。
何十年か後には、立派なブナの林ができていることだろう。


駒止湿原を歩き終え、次の目的地、ひめさゆりを求めて「高清水自然公園」に向かったのだが・・・
(写真はバスの車窓から見たホテル南郷)


ホテル南郷からほど近い南郷スキー場駐車場の案内には、”20日からオープン”の表示が。
今日は19日なので、ここから先は進めない???らしい。
しばらく地元の案内人と常南バス添乗員の押し問答が続く。
漏れ聞こえる添乗員の話では、17日に現地に確認済み、を強く主張しているように聞こえたが・・・


地元の案内人から、高清水自然公園のひめさゆりはまだ全く開花していないので、案内しても申し訳ない、
南郷スキー場であれば少しは開花しているので、南郷ロッジまで別のバスで送迎するよう手配したい、
との提案があって、それで話がついたようだ。
後から添乗員に聞いた話だが、せっかく福島まで来て貰ったのに、手違いでひめさゆりを見ないで返すのは申し訳ないため、
何とかひめさゆりを見て貰いたい一心だったとのこと。
しばらくして19人乗りのマイクロバスバスが我々一行を迎えにきた。


バスを乗り換えて、10分ほどで南郷ロッジに到着。


ゲレンデ一面にひめさゆりが咲き初めていた。


草の丈ほどの可愛らしいゆりである。


ひめさゆり1


ひめさゆり2


ひめさゆり3


何とかひめさゆりを見ることができ、一応満足して戻りのバスに乗り込むと、
運転手さんは、さらに一段高い見晴しの良いゲレンデまで案内したい、という。
観光客を大事にする地元の人の心意気には頭が下がる思いだ。

『素晴らしいわねぇ』『最高の景色だねっ』 あちこちから感嘆の声が。
高清水自然公園からの眺望を期待していた人達からも、この眺めには絶賛の声が上がっていた。


思い思いにカメラに納めて大満足だ。


最後に思い出に残る素晴らしい眺めを提供してくれた運転手さんの臨機応変な対応に、拍手を送りたい。
しかも、バスの提供から送迎まで”全て無料”というから、恐縮してしまう。


山口温泉きらら289」で汗を流して帰路についた。


北関東道の壬生ハイウエイオアシスに立ち寄った頃には、日もとっぷりと暮れていた。



この日は、出発してから15時間半という長い一日であった。
昼食弁当が遅れたり、予定していた高清水自然公園のひめさゆりとは出会えなかったりした小ハプニングはあったが、
最後に素晴らしい景色を堪能することができ、思いでに残るバス旅行となった。


ウマさんの気ままなバスハイキングの目次”に戻る。



~湖畔に映える紅葉を求めて~ 草木湖ハイキング

2010年11月09日 | ウマさんの気ままなバスハイキング
2010年11月9日(火)

常南トラベル(株)が主催する日帰りバスの旅「草木湖ハイキング」に参加した。
我が「健康ウォーキングの会」からは、6名が参加した。

この日は朝から濃い霧に包まれ、視界は50mほどしかない。

       荒川沖駅前でバスに乗り込む。
       
              出発すると直ぐに朝食の弁当が配られた。
              前回と同じく、おにぎりである。
              当分はこのメニューが続くのだろう。
              
                     土浦駅前、石岡ロードパークで客を乗せ、常磐道へとバスは進んだ。
                     ”湖畔に映える紅葉を求めて”の謳い文句に誘われたのは、総勢36名。
                     最初の休憩地、友部SAでも霧は晴れず一段と濃くなってきた。
                     霧の中のハイキングか? 一抹の不安がよぎる。
                     
                            
              しかし、北関東道、東北道、日光宇都宮道へと進み、
              次ぎの休憩地、日光PAに着いたときには、
              霧は瞬く間に消え去り、一気に晴れ渡った。
              


10時20分、出発地の国民宿舎「サンレイク草木」に到着。
昼食の弁当が配られ、我が「健康ウォーキングの会」会長の
号令の下、準備体操だ。

       10時32分、揃って出発だ。
       
              落ち葉が舞い散り、シャンソン「枯葉」の雰囲気に浸る。
              (実はかなり強い風で、葉っぱが吹き飛ばされている、
              と言ったほうが正しいかも)
              
                     顔馴染みとなった添乗員との会話も弾む。
                     車はたまにしか通らないので、道一杯に広がって歩ける。
                     
                            木々の間から時折草木湖が見える。      
                                          

出発してから約30分、草木湖展望台に到着。
草木ダム堤防方面を望む。

       展望台からの眺めはなかなか素晴らしい。
       
              この辺りの紅葉のピークは過ぎたのかも。
              赤い紅葉(もみじ)があればもっと素晴らしいのだが・・・
              




さらに10分ほど進むと、草木ダムに到着した。
高さ140m、重力式のコンクリートダムだ。
利根川水系8ダムの一つで、首都圏飲料水、農業用水、
工業用水、洪水調節、発電用等の多目的ダムである。

       草木ダム湖の上流を望む。
       前方に噴水が見える。
       
              草木ダム
              放水していれば、絵になるのだが・・・
              
                     記念の写真を1枚。
                     三脚を持って来るべきだった。
                     

草木ダムから15分ほど下ると、不動滝があった。


落差20mだが、瀑音が谷間に響き渡り、なかなか迫力がある。
マイナスイオンが感じられる。


滝の上橋から観た不動滝。


童謡ふるさと館、東運動公園を過ぎて坂道を下っていくと、
草木ダムが目の前に迫ってきた。

       ダムを間近に見上げながら昼食を摂るのは気持ちが良い!? 筈なのだが、
       強い風に弁当が吹き飛ばされないように懸命に押えながら食べているのが正直なところ。
       
              この日のメニューは、「日光山菜おこわと地鶏の弁当」だ。
              片寄らないようにと、わざわざ水平に保ってリュックに詰めたのに、
              不覚にも、写真を撮る前に箸をつけてしまっていた。
              
                     久しぶりに美味しい弁当だったので、包装紙も紹介しておきたい。 
                     

せっかくの美味しい弁当も強風に邪魔された形で、早々に先へ進んだ。
渡良瀬川に架かる”わらべ橋”を渡る。

          わらべ橋から渡良瀬川の川下方向を望む。
          ダムがなかった頃には、このような風景が上流にもずっと
          続いていたのだろう。
          
                 渡良瀬川を渡り、上流方向に進む。
                   
                        前方にダムが見える。
                        ドウダンツツジの赤と空の青のコントラストが美しい。
                        

草木ダムを反対側から見たところ。

       草木湖展望台に到着した。
       

湖面を吹き抜ける風が強い。

              

13時10分、この日ゴール「草木ドライブイン」に到着した。


集合時間にはまだ1時間以上もあるため、湖畔遊歩道を歩いてみることに。
前方に「富弘美術館」が見える。

       富弘美術館傍の湖畔遊歩道を進むと、紅葉が色づいていた。
       
              湖面には横に向けて噴射しているような強い風が吹き荒れていたが・・・
              
                     湖畔の紅葉は真に見ごろを迎えていた。
                     
                            最後に、サブタイトルの”湖畔に映える紅葉”を味わうことができ
                            何とか満足のいくハイキングとなった。
                            

この後、国民宿舎「サンレイク草木」で一風呂浴びて汗を流した。
『汗を流した後の”お茶”は美味しいわねぇ』
500mlを一気に飲み干すとは、さすがです。(缶が見えている)



帰りの車内には、この日のハイキングに満足した雰囲気が溢れた。
また、『美味しい弁当だったねっ』に続き、『少し位高くても美味しい弁当の方がいいわねっ!』
の評価が飛び交っていた。
『せめて美味しい弁当を用意して欲しいわっ!』
弁当に対する期待は大きくなるばかりである。


ウマさんの気ままなバスハイキングの目次”に戻る。




赤城山・覚満淵と大沼小沼ハイキング

2010年10月19日 | ウマさんの気ままなバスハイキング
2010年10月19日(火)

常南トラベル(株)が主催する日帰りバスの旅「赤城山・覚満淵と大沼小沼ハイキング」に参加した。
「健康ウォーキングの会」からは、6名が参加した。

6時20分、早朝5時に石岡始発で各地で客を乗せてきたバスに、
谷田部の常南交通本社前で乗り込んだ。
この種の企画は人気があるのか、定員40名のところ総勢39名と
ほぼ満席である。

       出発すると直ぐに朝食の弁当が配られた。
       いつものおいなりではなく、おにぎりに変わっていた。
       朝食にしては、おにぎり2個は多すぎると思ったが、
       悲しいかな、食べ残すのが苦手である。
       これではいつまで経っても血糖値が下がらない訳だ。
       
              道の駅「しもつま」で最初の休憩。
              
                     国道50号線、国道17号線と走り、北関東道太田桐生ICから
                     高速道に乗った時には、9時になろうとしていた。
                     北関東道の全面開通が待ち遠しい。
                     

やれやれと思ったのもつかの間、15分ほど走ったところの
波志江PAで小休止後、バスは北関東道を降りてしまった。
再び一般道を走り、目的地の赤城山・小沼に着いたのは、
既に10時40分を回っていた。
4時間20分を超えるバスの旅は年寄りには少々疲れる。


昼食の弁当を受け取り、全員揃って準備体操をして・・・

       10時50分、出発!
       気温は9℃ほどで、やや寒いが、堪らないというほどではない。
       この日のコースは、最初に赤城山小沼を1周した後、覚満淵を半周し、
       最後に赤城山大沼を1周するというものである。
       
              駐車場から少し入ると、小沼が見えてきた。
              
                     この辺りの標高は1,400m以上もあり、意外と高い。
                     回りの木々は既に紅葉が始まっている。
                     晴れてくれれば申し分ないのだが、あいにくの曇り空。
                     

あちこちでカメラを構える姿が。
じっと佇んで水面を眺めるのも良い。







撮影タイムも終わり、湖畔を歩き始めた。

       駐車場のほぼ向かい側から見た景色。
       後ろの小高い山は長七郎山(1579m)
       
              約30分ほどで小沼を一周した。
                  

今度は鳥居峠・覚満淵方面へ向かった。

       しばらく進むと視界が開け、大沼が望めた。
       
              赤城神社の赤い橋が霞んで見える。
              
                     何故か、撮影したくなる案内板ではある。
                     
                     ここからは、ずっと下りが続く。
                     
                     
20分ほど下ると、鳥居峠の駐車場が見えてきた。

       「赤城公園」の碑
       昭和二年(1927年)昭和天皇の行幸を記念して開設された。
       
              峠のレストハウス
              近くに群馬県産のサントリーモルツの水源があるとか。
              
                     サントリー・ビアバーベキューホールとして営業しているが、
                     平日のためか、客はまばらであった。
                     これからは紅葉のシーズン、週末は大勢の客が訪れるのだろう。
                     

レストハウスの裏側は、かつてのケーブルカーの山頂駅跡だ。
昭和32年に開通したものの、自動車道路の整備によって
乗客が減り、10年後の昭和42年に廃止になった。
この日はガスって眺望は望めなかった。


旧ケーブルカー駅の反対側には、覚満淵の湿原風景が望める。
覚満淵の地名は、南北朝時代に編さんされた「神道記」に由来し、
允恭天皇の御代、比叡山の高僧覚満法師が当地を訪れた際、
七日七夜にわたる大法会を行ったことから、当時無名であった
この地を覚満淵と呼ぶようになった、と記されている。

       5分ほど山道を下ると目の前に覚満淵が広がる。
       
              木道を歩くのは気持ちが良い。
              木道のところどころに設けられたベンチは昼食客で塞がっていた。
              空くのを待ってるわけにもいかず、進むしかない。
              

覚満淵を過ぎ、大沼方面へ進むと、湖畔の駐車場に出た。

       「赤城の山も今宵が限り、可愛い子分のてめぇ達とも分れ分れになる旅出だ・・・
       新国劇の名台詞で知られる国定忠治の碑が建てられている。
       
              大沼・小沼の湧水は「御神水」と呼ばれ、一掬千金の水とされ、
              朝廷・幕府に献上されていた、とのこと。
              幕府は、この水を護るため、赤城神社周辺には、厠等の不浄の物を
              建てることを認めず、「御神水」を保護した、とのこと。
              
                     しばらく湖畔を進む。かなりお腹が空いてきた。
                     時計を見ると12時半になろうとしていた。
                     

湖畔の砂浜に腰を下ろし、お昼を摂ることに。

       この日の弁当は朝食とあまり変わらないメニューだ。
       
              水面に浮かぶ赤城神社を眺めながらのおにぎりだが、
              お腹が空いていたので美味しく食べられた。
              

満腹になったところで、赤城神社を目指して湖畔を進む、

       湖面にはわかさぎ釣り?を楽しむ人が見られる。
       そのための貸しボートだろうか?
       
              昭和天皇行幸記念碑
              皇室侍従長建立となっている。
              
                     行幸記念碑辺りから少しの間大沼周回道路を
                     歩くことになる。
                     
                            周遊歩道に戻ると、熊笹が生い茂った道になった。
                            湖面を右手に、土を踏みしめながら進む。
                            

昼食後45分ほどで赤城神社近くの砂浜に出た。

       とりあえず赤城神社にお参りを済ませた。
       これほど真っ赤に塗られた本殿は、熊野速玉神社以来である。
       
              赤城神社の鳥居を過ぎると、
              
                     神社前の赤い橋だ。
                     ここを渡るとゴールは近い。
                     

14時少し前、予定より15分ほど早くゴールした。
他の客も次々にゴールしてきた。
ガイドさんが事前に歩いて調査しただけのことはある。
ほぼ予定どおりの行程だった。


大沼から40分ほど離れた富士見温泉「見晴らしの湯」へ直行だ。

       10年前に一度来たことがある。
       ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉で、塩分を含んでいる。
       我々一行以外にも次々に入浴客が訪れていた。
       人気のある風呂なので、週末は大変混むそうだ。
       
              汗を流し、さっぱりしたところで、持参のビールで乾杯した。
              保冷材でよく冷えていたが、この日は平坦な道で大して汗を
              かかなかったせいか、ビールの味は今ひとつであった。
              


この日のハイキングは、気温もあまり高くなく汗をかくこともなかった。
ハイキングと言うより、ウォーキングに近く、これまでで最も楽なコース
という印象である。
大沼をスタート、小沼をゴールとする逆のコースも面白いのではないだろうか。
少しはハイキングの雰囲気を味わえる、と思うのだが。

また、紅葉を楽しみにしていたが、あいにくの曇りのため今ひとつであった。
まあ、雨に遭わなかっただけ、幸いだったと言えるのかも知れない。

そしてもう一つ、一日も早い北関東道、圏央道の全面開通を望みたい。
片道4時間もかけてのバス旅は、正直言って年寄りにとっては長すぎる。


ウマさんの気ままなバスハイキングの目次”に戻る。