2009年12月18日(金)
毎週金曜日に地元土浦市周辺を歩く同好会「
健康ウォーキングの会」が主催する「
総会」に参加した。
総会、即ち忘年会を兼ねた1泊2日のウォーキングで、場所は、奥日光湯元温泉だ。
送迎付きで1泊2日6,000円は、我々年金生活者にとっては、大歓迎である。
土浦駅東口には「
おおるり観光」の送迎バスが既に到着していた。
この日は、当会からは臨時参加の5人を含めて総勢20人が参加、バスは貸切状態である。
約2時間で日光神橋に到着。
昔は渡れなかったらしいが、今では料金を払って歩いて渡る(対岸で引き返す)ことができる。
外国人に人気があるようだ。
手前が発券所、後方に神橋が見える。
うっすらと雪を被った神橋は絵になる。
神橋から一番近い所にあるレストラン。
ここで首都圏からの客を降ろし、雪道に慣れたバスに乗り換えて"
第2いろは坂"を登るという寸法なのである。
11時ちょっと過ぎたばかりだが、迎えのバスを待つ間に昼食を摂らされた。
メニューは、そば・うどん類、丼などで、自己負担となる。
昼食後、迎えのバスに乗り換える。
中禅寺湖や湯元温泉から下りてきた客はここでバスを降りて昼食を摂らされ、別のバスに乗り換えて帰路に付くシステムになっている。
この店がホテル経営グループの送迎バスの中継所兼昼食処になっているのだ。
バスの窓から見た"戦場ヶ原"付近。
かなりの雪が降っている。
13時ちょっと過ぎ、この日宿泊する「
奥日光湯元温泉おおるり山荘」に到着。
辺りは一面の銀世界だ。
いったん各部屋に分かれ一息着いた後、有志を募って「湯の湖」の湖畔を歩くことに。
サラサラとした新雪で、踏みしめるたびに"
ぐぐっ""
ぐぐっ"と音がする。
足首まで雪に埋れながら歩くのは初めてのことである。
みんな興奮気味である。子供のようにはしゃぎながら雪の感触を楽しんだ。
幻想的な風景に寒さも忘れてしまうほど。
もうどこが道なのか分からない。
とにかく前の人の足跡を追って歩くしかない。
「
温泉神社」にお参りをしようとしたが、雪が積もった急な石段は危険、ということで鳥居からのお参りで済ませた。
湯元温泉の源泉小屋。
各旅館、ホテルの源泉が集まるところ。まるで小さな集落のようだ。
源泉独特の硫化水素の匂いが立ち込める。
降りしきる雪の中にひっそりと佇む、輪王寺の別院「
日光山温泉寺」
鐘楼。一幅の絵になる風景ではあるまいか。
ホテルに戻って、ひと風呂浴びた。
風呂は源泉を引いている。濁り湯の温泉である。
昨年6月に隣の「
湯守釜屋」を
訪れた時の記事を参考にしてもらえればと思う。
夕食も朝食もバイキング方式である。(これは朝食時)
食事時間は夕食は1時間、朝食は45分と限られている。
また、こんな感じに分散して座るので、とても宴会をやれるような雰囲気ではない。
朝食後部屋に戻り、チェックアウトまで限られた時間だったが、今回の最大の目的である"
総会"を実施。
昨夜、酔いの勢いの中で交わした"
根回し"の成果は?
昨夜に劣らない熱い意見が戦わされたが、無事全議案を集約することができ、一安心。
下りの"
第1いろは坂"
スノータイヤを装着していても、運転したくない道だ。
日光で「
東照宮」は必ずと言っていいほど訪れる。
しかし「
輪王寺」にはあまり訪れることがない人が多いのではないだろうか。
ご親切にも、観光会社の計らい(時間調整)で、「
輪王寺」を住職の説明付きで案内してくれると言う。
日光三山(
男体山・女峰山・太郎山)の守り御本尊である
千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音の三像を間近で見られるなどめったにない機会ではあった。
(参照:日光観光協会)
ただし、鬼門除札や干支菩薩お守り、干支の数珠などの販売も兼ねている。
住職さんのお経で鍛えた流れるような説明は流石であり、なかなか商売上手である。
案内の住職さんの説得力に負けると、結構な出費となるので覚悟が必要だ。
数珠の小穴を覗くと、干支の守り本尊の絵が見える。
あいにくバスの中に財布を置いてきてしまった。
「輪王寺」で時間調整した後、昨日中継のため立ち寄ったレストランへ。
この辺りでも昨夜はかなりの雪が降ったようだ。
昨日は"
かき揚げそば"だったので、"
かき揚げうどん"を注文したのだが、手違いで再び"
かき揚げそば"を食べることに。
"
かき揚げそば"は、人気が高く、合計注文数が一番多かったようだ。
ここで再びバスを乗り換えて、帰りの人となった。
昨日乗ったバス・運転手と同じであった。
午後2時30分、出発地の土浦駅東口に到着。
今年最後の行事も無事終わり、会長による
それでは皆さん、良いお年を!!
の挨拶の後、それぞれ帰路に着いた。
今年4月の初参加以来、今回の総会で25回を数えることになる。
まだ1年にも満たないが、来年、また元気に歩きたいものである。
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ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”