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ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

住宅地の中に名湯が 浅間温泉「坂本の湯」

2012年04月28日 | 日帰り温泉記録(甲信越)
2012年4月28日(土)


今回の日帰り温泉は、松田忠徳教授の ”新・日本百名湯”のひとつ、浅間温泉「坂本の湯」である。

松本城から国道143号線を2キロほど北上し、美須々交差点を右折して県道282号を1キロほど行くと、
「浅間温泉」入口の大きな看板がある。


途中には、大きな旅館やホテルのいわゆる温泉街があったが、そこを通り過ぎ、
住宅地の奥まったところに、「坂本の湯」があった。
「枇杷の湯」の隣に位置している。


ちょっと見た目には、旅館のような造りではない。
日帰り温泉施設のような建物である。


玄関を入ると・・・


右側に受付がある。


清潔感が漂う落ち着いた雰囲気のロビーである。


「日本100名湯」には立寄り入浴は午前10時から午後9時までとなっているが、土曜日は午後3時まで、とのこと。
到着したのが午後2時過ぎで、何とかセーフ。
入浴料金600円を払うと、浴室を案内された。
こちらは殿方用、ご婦人用は左側になる。


脱衣場はさほど広くはない。


洗面台の左側が浴室になっている。


中に人影が見える。
老人とその孫(若者)らしき二人が入っていた。


二人が出た後にでも撮ろうと思っていたが、なかなか出る気配がない。
自分は長湯は苦手なため、後から入って、先に出てきてしまう始末だ。
写真撮影は無理かな、と思っていたが、ここで止めたら悔いが残る。
覚悟を決めて数枚だけ撮らせてもらった。
(”発光禁止”にして撮影したため、暗い)


加温・加水無しの浅間温泉の源泉そのままの掛け流しが檜の湯船に注がれていた。
湯は熱くもなく、温くもなくちょうど良い湯加減である。
内風呂が一つのみで露天風呂もないが、湯質は上品でさらりとした肌触り。
アルカリ性単純温泉で、ほのかに硫黄臭が漂う、まさに”本物の温泉”である。


こちらは、かみさんが撮ったご婦人用浴室。


殿方用と位置は逆だが、造りは全く同じである。


洗い場も4つほどしかない小さな温泉であったが、久しぶりに”本物の温泉”を味わうことが出来た。
松本に来ることがあれば、また「坂本の湯」を訪れることにしたい。

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ちょっぴり贅沢な時間 湯田中温泉「楓の湯」

2010年07月23日 | 日帰り温泉記録(甲信越)
2010年7月23日(金)


久しぶりにかみさんと温泉に出かけた。
明日は戸隠に行くことにし、道の駅「信州やまのうち」に泊まることにした。
そのため道の駅から近い、湯田中温泉駅前の「楓の湯」に入ることにした。
名称の楓は足湯脇の楓の大木に因んで付けられたそうだ。

       足湯は無料だ。
       
              建物は比較的新しい。
              
              
駅前と言うより、駅舎だったところが日帰り入浴施設に改造されたものである。
しばらくすると、すぐ横に電車が入ってきた。

       長野電鉄長野線の終点が湯田中駅になっている。
       1番線ホーム側が「楓の湯」になっている。乗り降りは反対側だ。
       
              「楓の湯」横の情報館から見た電車。
              今は閉まって通れないが、昔の改札口がある。
                 

玄関を入って上がるとまっすぐな廊下がある。
一番手前が男性用浴室で、女性用は一番奥にある。

       男性用浴室と女性用浴室の中間に休憩室がある。
       
              休憩室の窓から電車のホームが見える。
              

檜造りの男性用浴槽。

       お湯はやや熱めで無色透明。さっぱりとした湯ざわりだ。
       
              男性用露天風呂。細長い形をしている。
              
                     露天風呂はやや温めで長く入っていられる。
                     

ちょうど他の客が出た後だったので、一人でゆっくりと湯浴みをすることができた。
これで値段は300円、ちょっぴり贅沢な時間を過ごすことができた。

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信越の秘湯 逆巻温泉「川津屋」

2010年05月08日 | 日帰り温泉記録(甲信越)
2010年5月8日(日)

今回の日帰り温泉は、松田忠徳教授の ”新・日本百名湯”のひとつ、逆巻温泉「川津屋」である。
文豪吉川英治が「新平家物語」の構想を練り、執筆した宿として知られているそうだ。

電話で日帰り入浴時間を確認すると、11:00-15:00と18:00-20:00になっているとのこと。
利用する場合は予約して欲しいと言うので、18:00時頃に伺うことを伝えた。

津南町役場から国道405号を中津川に沿って30分ほど走り、中津川第一発電所辺りを過ぎると、道が急に狭くなった。
これが国道か?と思うほど狭い。
川側にはガードレールがないので運転を誤れば即川に転落である。
対向車があると、広めのところでどちらかが崖っぷちに車を寄せて待たなければならない。

道路とは反対側の中津川の谷合いにへばりつくように「川津屋」はあった。
(画面がやや暗いが、これは帰り(18:50頃)に撮ったもの)


中津川に架かる細い橋を渡り、曲がりくねった道を数百m上ると、ようやく「川津屋」に到着した。
18:00時ちょうどである。手前は駐車場。

旅館から中津川沿いの国道405号を見下ろす。


旅館の建物は、平成12年に建て替えられた。
以前は一日10組であったが、現在は5組限定の宿泊とのこと。


電話で予約した旨を伝えると、快く迎えてくれた。
この日18:00時からの日帰り入浴客は我々夫婦のみで、「貸切」の札を入り口に掛けてくれた。
風呂場の入口は洞窟を形どっている。奥に脱衣籠が置いてある。


タイル張りの浴槽(めいそうの湯)である。檜張りの浴槽の方が似合うと思うのだが・・・


温度は42度とやや温めである。浴槽を出ると少し寒く感じられた。

奥は洞窟となっており、源泉が湧き出しているのだが、暗くてよく見えない。


帰り道のことを考えると、あまりゆっくりと入っている余裕はない。
日が暮れる前にあの狭い道を通り過ぎておきたいのが本音である。

二人で背中を流し合い、40分ほどで出ると、意外にも体が温かくなってきた。
温泉効果なのだろう。入浴料500円はリーズナブルである。

厨房から良い匂いがしてくる。宿の主人が忙しそうに宿泊客の料理を作っていた。
お腹が空いてきた。我々もこの日の宿泊場所、道の駅「信越さかえ」に向かった。

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土産に温泉水 奈良田温泉「白根館」

2009年10月11日 | 日帰り温泉記録(甲信越)
2009年10月11日(日)


前日の坂東33観音霊場巡りとこの日朝早くから富士山周辺の道の駅巡りをした疲れをとるため、奈良田温泉「白根館」へ車を走らせた。
奈良田温泉「白根館」は、温泉遺産で紹介されている。
身延町上沢で国道52号線から分岐し、県道37号線を早川沿いに約35Kmほど入ったところにある。
車で約50分以上も走った山奥で、また戻らなければならない、秘境ともいうべきところである。

「白根館」の前は、ダム湖になっている。
水深はあまりないようで、水はかなり濁っていた。土砂が堆積している。


道路沿いに建てられている「白根館」の看板。
玄関には「日本秘湯を守る会」の提灯が見える。


浴槽への途中、囲炉裏が置かれていた。
風呂上がりに一休みするのにちょうど良い。


右側は女性用だ。


男性用は左側の奥にある。


総檜造りの男性用内風呂。
二つに仕切られており、温めだが、奥のほうがやや温度が高い。
硫黄の匂いとつるつるというかぬるぬるとした肌ざわりだ。


露天風呂。後ろに早川のダム湖が見える。
かけ流し口には、観音様の像が。


こちらは、女性用露天風呂。木で造られている。


ここの温は、古くから"七不思議の湯"といわれるほど効果が高いそうだ。
飲むと血糖値が下がるといわれているので、糖尿病の人には飲泉をお奨め、とある。

持参したペットボトルで持ち帰ることにした。



日帰り入浴料は1000円と決して安くはないが、久しぶりに本物の温泉を楽しんだ。
入浴後は国道52号までまた50分かけて戻らなければならない。
日が暮れないうちにと、車を走らせた。


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信玄の隠し湯 渋川温泉保科館

2008年10月31日 | 日帰り温泉記録(甲信越)
2008年10月31日(金)


”趣味人倶楽部”(しゅみーとくらぶ)のコミュニティ仲間の紹介で温泉遺産を手に入れた。
ベスト100のうち、奥田忠徳教授の「日本百名湯」と重複する温泉旅館もいくつかある。
手始めに、奥蓼科の渋川温泉「保科館に行くことにした。

中央道八王子ICから一般道に下り、妻の道の駅スタンプリレーに付き合いながら、奥蓼科の保科館に着いたのは19時半を過ぎていた。

迷子になりそうなほど廊下をくねくね行くと浴室にたどり着いた。
なぜか途中の廊下に観音様の像があり、賽銭が置かれていた。


男性用岩風呂。貸切状態である。


強い鉄分の臭いがする。タオルが茶褐色に染まってしまう。


露天風呂は広く、貧粗なストロボのマイデジカメでは暗すぎて写真にならない。
温度はやや温めである。


紅葉に染まっていると思える周りの景色は全く見えないのが残念だ。


明るいうちに入るべきだったと悔やんだ。
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