ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

北海道旅行2007 第6日目(朱鞠内湖、興部、紋別)

2007年07月31日 | 2007北海道旅行
2007年7月31日(火)

今日は、苫前(とままえ)から進路を東にとり、内陸部を通って紋別まで行くことにした。
このままずっと北上し、オロオンロードを通って行くと稚内・宗谷であるが、昨年通ったばかりである。

昨日は、日暮れて道の駅「鰊番屋」に到着したので気がつかなかったが、海沿いの公園に、「 松浦武四郎 」の像が建てられていた。
説明によると松浦武四郎は、蝦夷地開拓調査の先駆的探検学者であり、北海道の名づけ親でもある。
道内のいたるところに像や看板が建てられている。三重の松阪藩の出身で、松阪市には記念館もある。


今回の旅行では道の駅で何人かのキャンパーと話をしたが、軽自動車での一人旅の人が目に付いた。
遠くは遠路鹿児島、長崎、高知などから来ている人がいた。
共通しているのは、皆今回の旅行が初めてではなく、何度も来ているということだ。
中には10回以上の人も何人かいた。
また、長期滞在の人が多いのには驚いた。1ヶ月から2ヶ月、中には5月にきて、9月に戻るという宮崎の年金姉妹にも会った。
私などまだまだ駆け出しの新米だ。

道内の道路は一般的に直線が多く車線も路肩も広い。
他に走る車も都会では考えられないほど少なく空いている。
苫前への道路も同じだ。快適に車を走らせた。


内陸部での最初の訪問地は、 朱鞠内湖(しゅまりないこ) である。
本当に美しい。天気にも恵まれて、素晴らしい気分にさせてくれた。
こんな自然に囲まれて、北海道の人は羨ましい。





興部(おこっぺ)町への途中、智恵文のヒマワリ畑が紹介されていたので、寄ってみた。
北竜町ほどの規模ではないが、ヒマワリが満開だった。背丈が低い品種だ。


興部(おこっぺ)町を見下ろす丘にモーモー城があったので、立ち寄ってみた。
モーモー城とは、「オホーツク農業科学研究センター」の愛称のことであった。
牛乳くらい売っているのかと思ったが、中には入れなかった。
 


紋別港のガリンコ号。左は以前使われていた初代ガリンコ号。
右は今の時期は砕氷ではなく釣り船(カレイ)で活躍中。
 


道の駅「紋別」のシンボル、たらば蟹のつめ。高さ6mもある。
ということで、今夜の夕食はカニ。
たらばガニは高いので、毛がにで我慢。美味かった。
 


今日の温泉は、日の出と日の入りが同場所で見られるという、日の出岬の丘に建つ 「ホテル日の出岬」 である。
 

この日、紋別港で釣った北海道の代表的なさかな ”カジカ”。
小さいので、みそ汁のダシにした。大物は根室半島で釣れるそうだ。



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北海道旅行2007 第5日目(定山渓温泉 ホテル山水)

2007年07月30日 | 2007北海道旅行
2007年7月30日(月)

松田忠徳教授の ”新・日本百名湯”のひとつ 定山渓温泉「ホテル山水」 に立ち寄った。

これまでいくつか教授の推奨する温泉に入ったが、玄関の前に立つだけで何となく温泉の雰囲気が伝わってくるものがあった。
しかし、この「ホテル山水」は、ビジネスホテルといった感じである。本当に百名湯といわれる温泉に入れるのか? 少々疑問に感じた。
フロントには誰もおらず、なかば諦めかけていたとき、掃除のおばあさんがいたので声をかけると、間違いなく営業しているとのことだった。


ビジネスホテル風の建物玄関やフロントの様子からは想像できないくらい本物の温泉であった。
男性用の内湯と露天風呂。薄く濁りが入っており、まさしく本物の温泉である。
 

女性用内風呂と露天風呂。
 

温泉から出た後、近くの公園を散策した。定山渓温泉はカッパが守り神・シンボルなのだ。
全部で23体のカッパ像があるとのこと。なかでもカッパ大王は代表的な人気者だそうだ。豊平川に架かる赤い「二見吊橋」が緑に映えて美しい。
 

「二見吊橋」の上からの眺め。上流側(写真右側)にはカッパ淵が見える。
紅葉のころはまた別の美しさがあるのだろう。
 


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北海道旅行2007 第5日目(ニセコ、中山峠、札幌)

2007年07月30日 | 2007北海道旅行
2007年7月30日(月)


キャンピングカーでは給排水タンクを積んでいるため、ほぼ2日に1回、水の補給と排水タンクの洗浄が必要である。
丁度ニセコを通ったので、羊蹄山の湧水を補給した。いつもたくさんの人が水汲みに来ている。
 

湧水で作る豆腐も人気がある。20種類近い豆腐の試食ができる。
少々値段が高いのだが、試食だけで何も買わないで出てくるのはかなり勇気がいる。



中山峠に至る途中の道路脇で”ゆできび”を買って食べた。
北海道の”ゆできび”は柔らかくて甘くて美味しく、今が食べごろ。1本150円程度だ。


札幌市内。車体の色が異なった電車が頻繁に走っている。
 

石狩を通利過ぎて、海岸線を一路留萌方面へ。似たような景色が続く。
 


道の駅「鰊番屋」の沈む夕日に間に合った。本当に美しい。
 


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北海道旅行2007 第4日目(三本杉岩、賀老の滝、弁慶岬)

2007年07月29日 | 2007北海道旅行
2007年7月29日(日)

4日目は、乙部町を出発し、国道229号線を海岸線に沿って岩内まで走った。

北海道の海岸は、岩がどーんと立っているとところが多い。
三本杉岩は代表的な岩と言えるのだろう。
海岸ではテントを張ってキャンプしている人が多い。あちこちの海岸で見かけた。
 

海の青さと岩に砕ける白波がとても美しかった。
 

賀老の滝は、道の駅「島牧」から約15Kmほど山の中にある。
日本百名滝に選ばれているとか。駐車場から滝への降り口までは約10分ほど。
途中で殻が黒いかたつむりを何匹か見かけた。
 

滝を観るためには、滝への降り口からさらに20分ほど階段のような坂を下りる必要がある。
”膝が笑って”しまってガクガクである。日ごろの運動不足を痛感した。
 

弁慶岬には、「弁慶」像が立っている。
780年前、北海道に渡った弁慶が、義経からの援助物資を待って毎日海を眺めていたという言い伝えがある。
 


岩内港で北海道で初めて釣りをした。
港の近くの釣具店で餌(さんま切り身の塩漬け ¥315円)を買い求め、西堤防で竿を出した。
1時間ほどの釣果は、油子(アブラコ 別名あいなめ)の25Cmクラスが4匹とハゼ?が6匹。夕食のおかずで美味しくいただいた。
 


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北海道旅行2007 第3日目(福島、松前、江差)

2007年07月28日 | 2007北海道旅行
2007年7月28日(土)


今回の北海道旅行は、函館から松前を経由して、主に海岸通りを時計方向で回ることにしている。
初日は、まず福島町の横綱の里へ。

「横綱の里」福島町は、千代の山、千代の富士の2大横綱の出身地だ。


左が横綱”千代の山”、右が横綱"千代の富士
 

しばらく朝青龍の一人横綱が続き、やっと先場所に朝青龍、白鳳の2横綱になったばかりだが、昔は4横綱(鏡里、吉葉山、千代の山、東富士、栃錦)時代があった。懐かしい。
 

北海道最南端の 「白神岬」 は雨のため、津軽半島は見えなかった。
 

松前城 (別名福山城)は、桜が有名なので、桜の時期(開花は5月上旬)にもう一度来たい。入場料は350円。
城の近くには、松前城主とその家族の墓が祀られている。
 

北海道特産の魚介類を使った「蝦夷寿司」のにぎり、ちらしは安くて(1600円)美味かった。
 


幕末、榎本武揚率いた幕府軍艦 開陽丸 が江差港に復元されている。
中は資料館(700円)になっている。
 

SWを順に押すと大砲を模擬発射できる。
海底から引き上げられた弾は1個10Kgはあり重い。
こんな大砲・弾をよく大量に積みこんだものだが、大時化にあえなく沈没してしまった。
もし、「開陽丸」が沈没していなかったら、日本の歴史は変わっていただろうか?
 

道の駅「ルート229元和台」から観た日本海に沈む夕日。朝の大雨がうそのよう。


この日は、乙部温泉の日帰り温泉施設 「いこいの湯」 を利用した。料金は400円。
利用時間は11:00-21:00となっている。内部の写真撮影は控えた。



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