真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

忘れないうちに…

2010-01-24 23:47:27 | 公明党

前回の「池田大作の品格 PART2」の続きを書きたいところなのですが…。

ずっと記事にしよう、記事にしようと思いつつ、今日まで放置してしまったニュースをご紹介します。

もうご存知の方も多いかと思いますが、一応。

「一・一ライン」の市川氏が公明の常任顧問に 民主連携の布石か (産経ニュースより)

公明党は8日の中央幹事会で、市川雄一元書記長(74)を常任顧問に起用することを承認した。市川氏は名誉顧問を退いた平成17年以来の党務復帰となる。細川政権や旧新進党時代には、民主党の小沢一郎幹事長と「一・一ライン」として強力な連携を取ってきたことから、民主党に接近する「布石」との憶測を呼んでいる。

 山口那津男代表は記者会見で、市川氏復帰の理由について「夏の参院選は党の再生と今後の命運をかけた総力戦だ。OBの経験や人脈を役立たせていただきたい。OBの代表格としてお願いした」と述べた。民主党との連携を念頭に置いた人事かとの質問には「そういうことを考えて人選したのでない」と強く否定した。

 一方で、自民党が18日召集の通常国会で、「政治とカネ」問題に絡み、鳩山由紀夫首相の関係者や、小沢一郎民主党幹事長らの参考人招致を求めていることには、「呼ぶ根拠が重要だ。全会一致のルールに当てはまる内容があるか、主体的に判断したい」と、自民党と距離を置く姿勢をにじませた。

 ただ、公明党内には「一・一ライン」は市川氏が政界引退をした時点で消えているとの見方が支配的で、「党に人材がいないことを内外にさらしたようなものだ」(党関係者)と、山口氏ら執行部の運営を批判する声が出始めている。

 中央幹事会では、黒柳明(78)、大川清幸(せいこう)(84)の両元参院議員の顧問就任も了承された。

この「一・一ライン」なるものは私は知らなかったのですが、今話題沸騰中の民主党・小沢一郎氏との強固なパイプを表しているようです。

今となっては「共倒れかな?」と思わせるような状況になりつつありますが…。

しかしつい最近まであれだけ仏敵扱いしていた民主党に、こうも擦り寄っていく姿は学会員さんにはどのように映っているのでしょう?この程度で疑問を持つようでは、学会員はやっていられないのかもしれませんが。

さて、私が一番「えっ!?」と目を引かれたのは最後の行です。

中央幹事会では、黒柳明(78)、大川清幸(せいこう)(84)の両元参院議員の顧問就任も了承された。

この黒柳氏と大川氏の名前はなんだかとても良く見覚えがある。矢野・元公明委員長の「黒い手帖事件」で手帖を持って行った3人のうちの2人では?似たような名前の人か?

と思って「黒い手帖」の本を開いて確かめてみると、確かにこの両名は手帖強奪に関わったお二方のようです。名前の読み方が清幸(せいこう)ではなく、清幸(きよゆき)の間違いのようですが。

私の過去記事にて何度か書きましたが、矢野氏の「黒い手帖事件」では上の2人を含む公明党OB3人の敗訴となり、彼らが裁判において捏造した証拠を提出したことも認められました。

そのような人間を政党の顧問に就任させるの~?と、私はちょっと混乱気味になりましたよ(笑)。

私は政治のことは日々勉強中でありますが、まだまだ全然分かっていません。だからこのことが政治の世界ではフツーのことなのか、アリエナイことなのかの解釈がよく分からなかったのです。

でも、政治にも詳しくない、宗教にも詳しくない一般的な庶民の感覚としては「アリエナイ」方の感覚が強いと思うのです。

黒柳・大川の両氏は「公明党OB」と称されるとおり、政界を引退した人たちです。そして神聖なる裁判の場に自分勝手な証拠を捏造して平然と提出し、自分達の正当性を主張。それを高裁・最高裁で断罪されたのです。

宗教的な背景は置いといて、そのような人たちを公党たる政党の顧問にするとは、ちょっと理解しがたい。

そして宗教的な背景を踏まえて私がつい勘繰ったのは、「…これって法難賞か?」ということでした。

創価の世界では行過ぎた信仰心のために犯罪や違法行為で警察のお世話になった学会員さんに「法難賞」なるものを与えて、「よく頑張ったね」と褒めてあげる風習があるようです。

反省はありません。褒め称えるのです。

あるいは、黒柳・大川氏は裁判の場に偽りの証拠を提出して、ウソの証言を並べたわけです。そしてこれらは彼らの独断ではなく、創価学会の指導・指示の元行われたことは明白です。

彼らにもし良心があれば、そのような裁判を行わざるを得なかった状況は苦痛であったはず。創価学会(公明党)に疑問や反発心を持っても不思議ではないのです。とすれば、新たな反逆者を生まないために彼らの足を鎖で繋いでおこう、ということなのかも…。

と、私なりに想像してしまいました。

そして手帖強奪のもう一人、伏木和雄・元衆議院議員はどうしたんだろ?とも思いますね。さすがに3人セットにはできなかっただけなんでしょうか。

上の想像はあくまでも私の勝手な想像ですし、情報の判断としてどこまで正しいのかイマイチ自信が持てないのですが、少なくとも私は創価学会(公明党)の方針としては「反省はしない」という異常性を垣間見れたニュースだったと思います。

しかしニュースにはなっていますが、この人事によって一体どれほどの影響があるというのでしょう(大した事ないと言っているわけではない)。

これがどれ程のことなのかが、私にはよく分からないのでそれを考えているうちにネタとして古くなってしまったんですね~。またよく勉強させてもらいます。