<陸自ヘリ墜落>機長の斉藤さん「操縦のスペシャリスト」
2/6(火) 23:37配信
毎日新聞
佐賀県神埼(かんざき)市の民家に5日、陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが墜落した事故で、亡くなった機長の斉藤謙一2佐(43)は防衛大卒業後の1998年に入隊して操縦士となり、総飛行時間が約2700時間に及ぶベテランパイロットだった。米国で開発されたAH64Dの導入が2001年に決まった後は米国に留学して操縦方法などを学び、陸自の航空学校の教官として操縦技術を教えてきた。昨年3月から現在の第3対戦車ヘリコプター隊に配属され、第2飛行隊長を務めていたという。
斉藤2佐をよく知る陸自幹部は「AH64Dの操縦のスペシャリスト。仕事はすごくまじめだが、ユーモアもあるすばらしい人だった」と語り、死を悼んだ。
一方、副操縦士の高山啓希1曹(26)は09年に入隊した。当初は航空機の整備士だったが、操縦士の育成課程を受験して合格。昨年2月に第3対戦車ヘリ隊に配属されたのが操縦士として初めての本格的な部隊勤務で、1年しかたっていなかった。【前谷宏】
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世界がまともな指導者ばかりなら、しなくてもよかった訓練の為に命を奪われた事、
本当に気の毒だと思います。