モルシ派と治安部隊相次ぎ衝突、１２０人死亡か
読売新聞 7月27日(土)22時42分配信
【カイロ＝酒井圭吾】エジプト各地で２６日夜から２７日にかけて、軍の支持派とモルシ前大統領派がそれぞれ行った大規模デモで、モルシ派と治安部隊が相次いで衝突した。
モルシ氏の支持母体であるイスラム主義組織「ムスリム同胞団」は、死者が１２０人、負傷者４５００人に上ると発表した。
軍主導の暫定政権下の保健省は、死者少なくとも４６人、負傷７０８人と発表しており、情報は混乱している。
政府系紙アル・アハラムによると、カイロ市東部の広場や幹線道路で２７日未明、治安部隊とモルシ派が衝突し、ムスリム同胞団は「治安部隊が発砲してきた。虐殺だ」と主張。治安部隊は発砲を否定している。
死者の大半はモルシ派とみられ、反発するムスリム同胞団はデモを継続する構えだ。軍は近く、カイロ市東部で座り込みを続けるモルシ派の強制排除に踏み切るとみられ、さらなる犠牲者が出る恐れがある。
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増えすぎた地球の人口削減に協力してるのでしょう・・・
