宗教ビジネスと詐欺

（先日の続きです。）

このような新興宗教でよくありがちなのが、「今世で頑張れば、天国に行ける」とか、「来世が良くなる」などという謳い文句です。

信者はそれを信じて、一生懸命布教活動をしたり、‟自分の来世のため”にお布施をしたりしているわけですが、これをなぜ疑問に思わないのか不思議です。

良く考えてみると、お布施をしたからと言って、なぜ天国に行けたり来世が良くなると言えるのでしょうか？

保証はないし、なによりそれが間違いでも、誰も責任を取ってくれないのですから、冷静に考えれば騙されていると気づいてもおかしくないと思うのですが…。

やはりこれがマインドコントロールの怖さというものでしょうか。

しかしこれは、我々の身近にある何かに似ていませんか？

そうです。「先物取引」とか「株」とか「うさんくさい儲け話」ですよね。

「今これを買えば、将来必ず値上がりしますよ！」

「ここだけの話だけれど、いい仕事があるんだ。早いもの勝ちだよ。」

など、欲につけこんだ詐欺の話が世の中には溢れていますよね。

このような話を言われたとか、相談された場合、大抵の人はこう言うでしょう。

「止めておいた方がいい！」

「世の中、そんなに甘くないよ！」と。

それなのに、なぜこれが霊的な事や死後の世界の話になると騙されるのか、不思議でしょうがありません。

内容としては、全く一緒だと私としては思うのに・・・、です。

このように考えると、新興宗教がいかに人の『欲』につけ込んでいるのかがわかります。

実際は人を助けるなんていうのは建前だけで、人の弱みにつけ込んだビジネスなんだなと思います。



結局、欲のために宗教をするなんて言うのは、おかしなわけですよね。

自分が良くなりたいから、先祖供養をするとか、自分の来世を良くしたいからお布施をする。

このような考えでは、宗教団体に利用するだけ利用されて、最後はお金だけ無くなって、絶望だけが残るのではないでしょうか。

宗教に入るから幸せになるのではない事は、先日お話した女性の姿から見ればよくわかります。


大事なのは、苦しんでいる先祖に気づき、そして助けてあげること。

それを教えず先祖を救えない宗教は、本当の宗教とは言えないと思います。

星椎水精先生の浄霊を頑張っている皆さんは、これから先、どんどんニセモノや先祖になにもしない人との差が分かって来ると思いますよ！！


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