北の国から2021夏〜1

　新型コロナウイルスの影響は未だに続いていますが、7月の連休に有給休暇を繋げて北の国へ行ってきました。これはその記録なわけで…。

7/20。仕事終わりで帰宅をしてすぐに支度をして出発。舞浜駅まで行って、東京ディズニーランドバスターミナルからリムジンバスに乗って羽田空港へと向かいます。バスは夢の国で過ごした人でほぼ満席でした。19時前に羽田空港第二ターミナルに到着。出発ロビーに足を踏み入れた瞬間、えっ⁉︎と、言ってしまいました。

がらーんとした出発ロビー。カウンターや荷物預け機はほとんど人がいません。大体この時間は各地へ向かう最終便に乗る人でごった返しているのですが、それもなく手荷物を預けて保安検査を通過。保安検査場の職員も何か手持ち無沙汰です。

ANAで予約していますが、北海道の翼ADOで運航の便。搭乗口は56番と第二ターミナル北の端っこです。保安検査場から歩いた歩いた。欠航便も多いのでがらーんとした搭乗口に着いてから、かろうじてやっていたお店でうどんの夕食。ベンチでお茶を飲みつつ搭乗を待ちます。1955頃に搭乗案内がかかったので、搭乗します。後方窓側席を予約しているので一番に搭乗です。

搭乗機はベアドゥ北海道塗装のB767型でした。ADOオリジナルではなくANAからの転籍機です。

ドア脇ではベアドゥがお出迎え。後方窓側の席に座って出発を待ちます。空席も残っているような感じだったので、搭乗もスムーズに終わり、2015定刻にドアクローズして出発。羽田空港RWY16Lから離陸します。離陸後東京湾上空を旋回し、習志野付近から北上。眼下には幕張のマリスタや津田沼駅付近も見られました。

上空39000フィートに達すると水平飛行。最近は飛行機の中で寝ているのですが、珍しくドリンクにコーヒーをいただきます。ANAだと包装されたミルクと砂糖が提供されますが、ADOは紙コップに入れてくれました。ベアドゥの紙コップが2個並びました。

千歳までのフライトは順調で、道中はiPhoneにダウンロードしておいたANAの機内誌を読んで過ごします。1時間ほどのフライトで新千歳空港へのアプローチに入ります。南側からの進入ルートを取り、新千歳空港RWY19Lに着陸。定刻にスポットに到着しました。

荷物を受け取り、地下の新千歳空港駅へ。きっぷはあらかじめ買っておいた北海道フリーパスを使います。初日は新千歳空港から千歳までしか使いませんが、有効期間を20日からにしてきっぷを買う手間を省きました。

新千歳空港2205発札幌方面小樽ゆき快速エアポート221号に乗車。この時間に札幌方面に向かう人は少なく、ガラガラでした。

わずか7分の乗車で千歳駅に到着。駅近くのホテルに入り旅装を解きました。

帰りの時

楽しい時はあっという間に過ぎて、新幹線で帰る時になってしまいました。

函館は雲が広がっています。早朝の散歩をしたあとはのんびりと過ごし、函館駅でお土産を買って新函館北斗駅へ。道内最後の列車は特急北斗5号になりました。

新函館北斗駅で東京の文字を見ると現実に戻らざるを得ません。とはいえ、新幹線といえども東京までは4時間かかるので、余韻に浸りながら帰路につきます。

北海道4日目

時間が経つのは早いもので、帰りの時が近づいてきています。とはいえ4日目の今日も列車で北海道を移動しました。

宿泊地帯広から特急とかち号に乗車し、40周年の石勝線を走ります。追分駅で下車。暑い中歩いて、

道の駅あびらD51ステーションに併設されている安平町鉄道資料館を見にいきます。D51だけではなく、キハ183系の先頭車も保存されています。

追分駅からは新夕張駅往復を挟んで、苫小牧経由で函館へと向かいます。東室蘭でちょっとそれて室蘭へ往復。

東室蘭からはキハ281系の特急北斗号のグリーン車に乗って、最終宿泊地の函館へ。函館の定番となりつつある、ハセガワストアのやきとり弁当で夕食としました。

残りの指定券は1枚。東京の文字の入った新幹線特急券のみとなりました。

北海道3日目

北海道滞在3日目となりました。

今日は早朝に網走発釧網本線始発列車に乗ってオホーツク海に一番近い駅北浜駅を訪問。一度網走の宿に戻って快速しれとこ摩周号に乗って釧路を目指します。

釧路湿原の風景を見るのも四半世紀ぶり。こちらは歳を重ねましたが、釧路湿原はあいかわらず緑の草原の風景を見せてくれています。

釧路に着いてから北の大地入場券を買いに白糠駅まで往復。白糠からの帰りはキハ40の普通列車に揺られました。

戻った釧路からは特急おおぞらに乗り、宿泊地の帯広へ。途中音別駅手前で非常ブレーキが扱われ、急停車。何があったのかはよくわからず、車掌の放送も聞こえませんでした。結局17分遅れて帯広に到着。今日は帯広名物豚丼を買って夕食としました。

北海道2日目

北海道二日目は札幌0656発特急オホーツク1号網走ゆきで出発。北見まで4時間以上かかるのでグリーン車を奮発。キハ183系の走りをたっぷりと楽しみました。

北見に到着して、北見市のマンホールカードをもらいに行きます。最高気温33度の中歩くのはかなり体力を奪われました。北見ハッカ記念館の建物を見て、北見から一度遠軽へ戻り、北の大地の入場券を買って網走へ向かいます。常紋峠を都合3回越えました。

本日は網走に宿泊。網走には四半世紀ぶりでしょうか。学生時代以来ですが、網走は当時走っていた夜行特急オホーツク9・10号に乗るための中継地点。夜の景色しか知らずもちろん街にも出たことなかったです。

が、網走到着寸前に霧が出てきて網走市内は霧に包まれています。一度お宿に入ってから、ほとんど景色が見られない中夕食を調達するために歩きました。