新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

ふらっと上毛

2018-06-12 20:58:30 | 鉄道


なんとなく電車に乗りたくなって5月末の日曜日の朝早くから出かけました。
早朝5時過ぎに家を出てJRと東京メトロ銀座線を乗り継いで浅草へ。浅草0650発の赤城ゆき特急りょうもう1号に乗車。終点赤城まで乗ります。

りょうもう用の200系電車に揺られ朝の東武線を走ります。朝早い特急ですが、そこそこの乗客を乗せています。浅草から2時間ほどの0853に赤城に到着。赤城で上毛線に乗り換えて西桐生へ。

西桐生駅は開業当時からの駅舎が使われておりマンサード屋根の駅舎です。もちろん重要文化財にも指定されています。ここ西桐生とJR桐生駅との間は何度も歩きましたが、桐生の街を歩いたことがないので、ぶらっと歩いてみることに。

桐生駅からも西桐生駅からもほど近い場所にある桐生織物記念館。1934年築でスクラッチタイル貼りの建物になっています。織物記念館からさらにぶらぶら歩いて行くと桐生新町重要伝統的建造物群保存地区の案内があったのでそちらへ足を向けます。

その途中にあったうなぎ屋泉新。なかなか古そうな建物で、すだれがこれからの季節を感じさせます。

さらに歩いて行くと矢野本店店舗と店蔵が現れます。近江商人の矢野氏が桐生にやってきて商売を始めたのがきっかけで様々な商品を取り扱う百貨店のようなお店だったようです。現在の建物は大正時代の建築で出桁造で二階に格子戸がある江戸風の商家構えになっています。
重要伝統的建造物群保存地区はこの先みたいですが、電車の時間もあるので、ここいらあたりで西桐生駅へ戻ります。歩くと暑く体も熱ってきたので、駅前のコンビニでアイスを買ってクールダウン。

やがて改札が始まり乗車したのはこちらの電車。元京王井の頭線の3000系電車を譲受した電車です。車内に入ると

なんということでしょう。イヌのぬいぐるみがつり革の間にぶら下がっています。つり革を使うという観点からは邪魔で仕方がないでしょうが、つり革を使うほど混雑しないのでしょうか。

走り出すとつり革とともにイヌがぶらんぶらんと揺れています。途中から乗ってきた女の子グループから「かわいい」と声が上がります。
鉄には心地よい揺れとレールを刻む音を聞きながら中央前橋へ。およそ1時間ほどの電車の旅でした。
中央前橋駅から連絡バスに乗ってJR前橋駅へ。前橋駅のマクドで早めのお昼を食べて、1204発の両毛線に乗り高崎方面へ。当初は午後から上信電鉄線にも乗ろうかと思っていましたが、両毛線電車に乗っていると急に疲れを覚えてしまい、高崎駅で足は自然に新幹線乗り場へ。新幹線改札口にSuicaをタッチして自由席で帰ります。

ぐんまちゃんと上州だるまに見送られ、混雑しているあさま号の自由席の空席に座ればさすがは新幹線。あっという間に東京へ帰ってきたのでした。


GWに撮った写真〜4

2018-06-01 20:07:44 | 鉄道

宿泊した宿の近くには磐越西線の有名な撮影場所の川桁カーブがあり、朝夕と寄って撮影をしていました。
磐梯山に雲がややかかってはいますが、E721系6両編成の普通電車会津若松行き。磐越西線普通列車では最長の6両編成です。この時はやや引きの絵で撮影しています。

こちらは719系の4両編成。先ほどとは場所を変えて磐梯山が中央に入るように撮ってみました。ちょっと前までは普通列車と快速列車には719系が使われていましたが、気がつけばE721系に置き換えられてしまい、1運用が残るのみとなっています。フルーティアふくしまが719系なので、その関係で残っているようです。

夕方に戻ってきたところで今度は線路沿いで撮影。夕日を浴びて通過するE721系です。ステンレスの車体に夕日があたりなんとも言えない黄昏感が漂っています。

こちらは帰る前に撮影した719系。線路ぎわでの撮影で磐梯山が入る場所でシャッターを切りました。滞在中に磐梯山の山頂付近で雪が降ったそうなので、大磐梯の山頂付近に雪が残っています。

電車が近づいてくるとやはり磐梯山が隠れてしまいます。この辺りが撮影の難しいところです。