新・空と鷹と鉄の間に

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新潟佐渡の旅〜4

2018-07-19 19:53:05 | 旅行

両津港で下船して佐渡の旅の始まりです。まずは両津港から県道65号線を真野方面へと車を走らせます。フェリーを降りた車のほとんどは国道350号線方面へ向かうらしく、県道を走るのはほとんどが地元車と思われます。そんな県道をのんびりと走り、標識に従って右折するといきなり農道へと誘われびっくりしますが、目的地にはちゃんと到着しました。

両津港から30分弱。やって来たのはトキの森公園です。トキの森公園は佐渡市新穂にある佐渡トキ保護センターに隣接しており、トキ資料館とトキふれあいプラザが見学できます。佐渡トキ保護センターのトキ飼育ゲージも観察でき、身近にトキを感じられる公園です。

トキ資料館の入り口で出迎えるのは佐渡市のゆるキャラ「サドッキー」。胴体には佐渡の美しい海と山、川が描かれています。この美しい海と山、川をトキが抱くことにより人とトキの共生を表現しているそうですが、この状態ではよくわかりませんね。

資料館の中で展示されている日本産最後のトキである「キン」の剥製。2003年に死亡してから日本でのトキの扱いは「野生絶滅」となっています。現在は中国産のトキを繁殖させて野生に戻しているそうです。現在では野生化したトキの繁殖も確認されており、「野生絶滅」から「絶滅危惧IA類」への格上げもそう遠くないようです。ちなみに中国産でも日本産でも遺伝子的には全く変わらず個体差程度だそうで、中国産でも外来種には当たらないそうです。ですので、日本で繁殖して定着してある一定の年数が経過すれば、日本産となるようです。なんだかわかったような、わからないような話ですね。

資料館では人工飼育下で飼育されているトキのケージも遠いですがみることができます。ただiPhoneのカメラではこれが限界でした。

資料館を出て外へ出てみると、先ほどのサドッキーのきぐるみが子供づれと触れ合っていました。暑い中ご苦労なことですが、近寄るとファンの回っている音がしました。

トキふれあいプラザへ入ってみると、トキを飼育しているケージのすぐそばで観察することができます。ここにはつがいと幼鳥の3羽が飼育されており、係員の説明を受けながら観察することもできます。この時は非常に遠いところにいるようで、なかなかうまく捉えることができません。肉眼では、トキということがはっきりとわかるのですが。

仕方がないので、トキのお姿はこちらで…。
トキふれあいプラザでトキの姿を見た後は、車へと戻ります。が、入り口付近ではなんとも気になるものが立っています。

どうでしょう、この景色になじまない違和感のある郵便ポストは。一応ご当地ポストでトキのポストということらしいですが、周りの景色とみるとなんとも違和感を感じます。

正面から見ると、トキというよりはポストがあかんべ👅ーをしている感じにも見えます。これを発案した人には会心の一作でしょうが、普通の四角いポストの上にトキを乗せたほうがよかったのではと思わせるポストでした。まあ、ネタとしては面白いのですがね。
トキポストを見てから暑いので冷たい飲み物を買って車へ戻り、次の目的地へと向かいます。 



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