新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

ぶらり伏見

2012-05-11 20:23:22 | 旅行

京阪電車を中書島で下車して伏見をぶらりとおさんぽします。宇治川派流沿いにある長建寺は中国風の山門です。ここは京都で唯一ご本尊が弁天様という珍しいお寺です。しかし我が目にはこちらの石碑の方が目につきました。

いわゆる道標というやつです。京阪電車中書島駅を示していますが、そこに並んで市電の文字が。ここでさす市電とはかつて京都駅前から中書島までを走っていた京都市電伏見線のことをさしています。京都市電伏見線は本邦初の電気鉄道として1895年に塩小路高倉ー京橋間が開業し、1970年に廃止されました。その乗り場を示すものが40年以上経過しても残っているのはすごいです。

すぐ近くの弁天橋の上からは京阪電車を撮影できる場所がありました。電車が通過したので撮ってみると、京阪の5扉電車5000系でした。ラッシュ時には5扉車として運転され、閑散時には3扉車として運転されますが、閉鎖される扉の鴨居部分にはなんと座席が収容されており、3扉運用時には座席が増えるという誠に効率的な電車となっています。

橋を渡ると月桂冠大倉記念館となります。ここ伏見は酒どころでいまでも酒蔵が建ち並ぶ街となっています。ちなみに右手に映る白い建物が月桂冠の本社だそうです。この日も団体客などでにぎわっていました。 


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