山形日和。と題名をつけておきながら、4になってもまだ新潟県にいます。
さて、新潟に1229に到着したしらゆき3号。乗り換えるのは秋田行きの特急いなほ号です。乗り換え時間はわずか4分。その短い接続時間ですが、着いたのはちょっと離れたホーム。到着後すぐに飛び出して早足で乗り換えたのは言うまでもありません。なんとか乗り換えに間に合い、いなほ号の座席にくつろぎます。
いなほ号も常磐線で活躍していたE653系。こちらは7両編成で改造でグリーン車も付いています。塗装は日本海に沈む夕日をモチーフにしているのでしょうか。車内はフレッシュひたち時代と変わらない感じでした。50分ほど乗車して坂町駅で下車。ここで米坂線に乗り換えます。
米坂線は坂町と米沢を結ぶローカル線で、運転本数が非常に少なく、この路線の時間を軸に行程を決めた次第です。かなり昔に乗り通したことがありましたがその時にはキハ40系列の2両編成だったような気がしますが、やってきたのはキハE120形1両でした。
キハE120形は新潟地区の非電化路線に投入されている気動車で両開きのドアが前後についています。車内はセミクロスシートで4人がけと2人がけのボックスシートが並んでいます。2人がけのボックスシートに荷物を置いてからホームに降りて観察。
車両中央にはシンボルマークが入っていました。磐越西線、羽越線、米坂線と使われている線区名とオコジョがあしらわれています。オコジョはSLばんえつ物語からの派生でしょう。そして乗車車両はトップナンバー車でした。飲み物を買って車内に戻ります。夏の乗り鉄は、冷房の効いている列車とはいえ飲み物は必須です。特にローカル線は。
坂町を1334に発車。単行気動車の車輪が刻むレールの継ぎ目の音を聞きながら過ごします。越後下関で地元客を降ろし、小国でフリーきっぷのエリアから外れます。この小国駅から山形県。これでようやく山形県に入ります。
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